冷え症改善に効果的な朝食メニュー。たんぱく質をとって熱を発生させよう
朝のタンパク質を含む食事が体温を上げるために重要です。ではどのようにして朝食のタンパク質をとれば良いのでしょうか。
朝からいろいろ食べないとダメ?
トーストとコーヒーだけしか食べていなかった方にとっては、体に良いとはわかっていても、朝から色々と作るとなるとちょっと面倒かもしれませんね。
トーストだけでは、ミネラルやビタミン類もとれませんし、コーヒーのカフェインには体を冷やす効果があります。暑い時期ですとまだ良いのですが、冬場はこの朝食だと冷え症の人の体にとってはちょっと辛いかもしれませんね。
朝食はたんぱく質を意識して
タンパク質は熱を発生させるために大切なだけではなく、冷えの原因になる筋力不足も解消してくれます。と言うのも、たんぱく質を沢山取ることによって、筋肉を作る材料になってくれるからです。
タンパク質は、消化に時間がかかりますので、できれば夕食にとるよりも、朝食に取り入れたほうが体にとってメリットが沢山あります。
洋食の場合
例えば、卵などは手軽にとれる食材ですね。フレンチトーストにしてみるとか、卵を挟んだサンドイッチにしてみるとか、目玉焼きなどですとフライパンに落として焼くだけなので簡単です。
コーヒーも、ブラックの方は、ちょっとだけミルクを入れてみるのも良いですね。また、やはりコーヒーはブラックで飲みたいと言う方は、ヨーグルトやチーズなどの乳製品を食べてみても良いでしょう。
和食の場合
和食の方は、お味噌汁に豆腐を入れたり、卵焼きや鮭などをおかずにしたり、卵焼きを朝食にプラスしてみてはいかがでしょうか。
また、同じタンパク質でも、低たんぱくで高脂肪のものを取り入れたほうがより体に良いでしょう。トリの胸肉や、マグロの赤身、牛や豚のモモ肉やひれ肉、白身魚、卵、乳製品、大豆製品などは大変良質のたんぱく質ですので食事のメニューに取り入れるように心がけましょう。
理想的な朝食はホテルのモーニングセット
朝から色々と作るのは大変かもしれませんが、夕食を作る際に朝の分も一緒に作っておいても良いでしょう。
理想的な朝食と言えば、ホテルなどの朝食やモーニングセットのような感じですね。
炭水化物に、良質のたんぱく質、野菜や果物のようにビタミン類や食物繊維を含む食品などもつけるとベストです。冷え症だけではなく、お通じの改善にも効果的です。
果物の糖質には、エネルギーに変換しやすい糖質が多く含まれていますのでこれらも朝にとると良い食品です。
ただし、南国のフルーツは体を冷やすものが多いので、気を付けましょう。