こんな靴は冷えを招く!冷え性・むくみ対策のための靴の選び方
みなさんは、何を重視して靴を選んでいますか? デザインでしょうか? サイズでしょうか?
まず、ハイヒールのようにヒールが高く、足先が狭いような靴は冷え症の方にとってはNGです。足の先が窮屈だなと感じることによって、足先にも、脳にもストレスがかかってしまい、物理的に押さえつけられているというだけではなく、脳にとっても窮屈だなと感じることによって交感神経が高まって血流が滞ってしまうことがあります。
ヒールでも、3cm位が理想です。それ以上高くなってしまうと足先がぐっと前に行きますのでどうしても窮屈さを感じてしまうでしょう。
サイズの大きな靴は冷えやすい
それでは、大き目でガバガバとした靴なら良いのでしょうか。答えはNOです。
よく子供さんなどに、もうすぐ足が成長するだろうからと大き目の靴を履かせていることがありますが、大きいちょっと脱げそうな靴ですと、足の指や脚の筋肉が不自然に踏ん張るような感じになってしまいます。その結果血流低下を招きますので、注意が必要です。
大人の人でもちょっと大き目を買っておこうと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、もし大き目の靴を買ってしまった場合には、インソールなどで履きやすく調節をすると良いでしょう。インソールでフィット感が高まることによって、足が靴の中で安定し、冷えを招かない靴に変えることができます。
また、近頃は起毛タイプ、衝撃吸収タイプなどインソールも沢山の種類が出ていますので、お好みのタイプを選ぶと良いですね。
スポーツ観戦やお仕事などの際に長時間屋外の寒いところでいなくてはいけない時には、中敷きカイロなども売っていますので活用しましょう。
足がむくむ方は靴が合っていない可能性も
帰ってきたときに足がパンパンになっているような人は、ひょっとしたら靴があなたの足に合っていないのかもしれません。会社ではどうしてもハイヒールなどで仕事をしなくてはいけないという人は、通勤時だけ歩きやすく履きやすい靴に変えるなどして、冷えを招くような靴を長時間履き続けないようにしたいものですね。
靴の底は、できれば適度に厚みがあってクッション性や柔軟性もある方が冷えにくいです。
つまさき付近はあまり狭すぎるものは避け、履いた際に足の指が動かせるようなものを選ぶと良いでしょう。足の甲やカカトも人によっては甲高だったり、低かったり、それぞれです。自分に合ったものを試着して選ぶようにしたいものです。
また、靴は気に入ったものですとついつい毎日履いてしまいがちだと思いますが、できれば湿気がこもり冷えることになってしまわないように、休ませてあげたほうが良いでしょう。