冷え症予防に効果大!腹式呼吸とお腹の筋力をアップするトレーニング
寒いとどうしても体が緊張状態になってしまいます。血管もできるだけ熱を逃すまいとしてギュっと縮んでしまうのです。寒さを感じると知らない間に脳もストレスを感じてしまいます。
こんなときにおススメなのが腹式呼吸です。
腹式呼吸で深い呼吸をすることによって、自律神経の中でも、リラックスに貢献してくれる「副交感神経」と言う神経が鍛えられます。
腹式呼吸の方法
では、さっそく腹式呼吸に挑戦してみましょう。
まずは椅子に座って背筋を伸ばしましょう。
お腹に手を当ててみてください。全ての息を吐ききってしまいましょう。
そのとき、お腹が凹んでいるかどうか手をあてて確認してください。
息を吐ききったら、次に息を吸ってみましょう。このときも、ちゃんとお腹が膨らんでいるかどうか確認しながらやってみてください。
これを繰り返し行います。
肺呼吸に慣れておられる方は、最初はなかなか上手にできないかもしれませんが、毎日やっているとだんだんと体が覚えてきます。
ゆったりとした気分で、好きな音楽を聴きながら、目を閉じて行うと集中しやすいのでぜひお試しください。
これは、冷え症の予防になるだけではなく、緊張をほぐしリラックスさせる効果もありますので、学生さんなどは試験の前や、就職試験の面接前、社会人の方もストレスを感じたときなどリラックスをしたいときに取り入れてみると良いでしょう。
腹筋を鍛えることの重要性
また、腹式呼吸だけではなく、お腹の筋力は結構重要で、腹筋が弱い人は冷え症だけではなく、色々と調子が悪くなってきてしまうことがあります。
例えば、前のめりの猫背の姿勢になってしまったり、肺が圧迫されることによって呼吸が浅くなったり、便秘になったり、肩こりになってしまったり、またハイヒールなどで歩き辛くもなるようです。これは、重心が悪くなることによってハイヒールを履きこなすようなキレイな姿勢が保てず、変な歩き方になってしまうことからおこるようです。また、声のハリも失われ老け声になってしまうのだとか。怖いですね。
簡単な腹筋トレーニング
このようになることを防ぐために、ぜひ簡単な腹筋に挑戦してみましょう。
背筋を伸ばして椅子に座ります。
腹筋を意識しながら、両ひざを上に上げましょう。5秒キープします。
ゆっくりと元に戻します。これを繰り返し行いましょう。
最初は大変かもしれませんが、徐々に慣れてきます。はじめのうちは一日に3回ほどでも結構です。積もり積もれば山となると言うように、気が付いたときに少しずつすることで腹筋も徐々についてくるでしょう。是非お試しください。