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老化にブレーキを!成長ホルモンの分泌を促す3つのポイント



家族
 
アンチエイジングケアのカギとなる成長ホルモン。成長ホルモンはその名前から、子供の頃や思春期にしか分泌されないと考えられがちですが、実は人間が生きている限り分泌され続けています。ここで成長ホルモンのはたらきについて改めて考えてみましょう。


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一生はたらき続ける成長ホルモン

成長ホルモンには骨や筋肉、体の各器官を形成し、発達させるはたらきがあります。そして10代後半の思春期になると女性ホルモンや男性ホルモンの分泌と合わせて、体を成熟させていきます。この頃が成長ホルモンの分泌量がピークを迎えると考えられています。

その後、体が完全に成長を遂げても成長ホルモンは筋肉や骨の維持、代謝バランスの維持といった重要な役割を果たしています。成長ホルモンの分泌が低下することで、筋肉が落ちたり肌が衰えたりするのはこのためです。

また、大人になって成長ホルモンの分泌が低下すると精神面でも大きな影響がでると言われています。疲れやすくなったり、やる気が低下したり、うつや強い不安や倦怠感などに襲われることもあるそうです。さらに冷え症や免疫力の低下を引き起こすこともあります。

成長ホルモンの分泌が低下すると、筋肉が低下し代謝バランスが崩れるため、体脂肪が増えやすくなります。筋肉や肌が衰えて太りやすくなると、見た目の年齢は一気にアップしてしまいます。成長ホルモンの分泌の低下でまさに老化のスピードが加速してしまうのです。

 

成長ホルモンの分泌を促すには?

「それじゃあ、大人になって成長ホルモンが減ったら、老化は止められないということ?」と考える人がいるかもしれませんが、実は違います。大人になると、成長ホルモンそのものを作る機能自体が低下しているのではなく、分泌する機能が低下してしまうのです。要は貯められているホルモンを分泌させやすくしてあげればいいのです。

成長ホルモンの分泌を促すポイントは3つ。筋トレをすること、十分な睡眠をとること、そして食生活の改善です。筋トレは激しいものでなくてもOK。スロートレーニングのようなゆっくりと筋肉に負荷をかける動きを週に2,3回行うだけでも十分です。激しい運動はかえって老化を招くことになるので控えるようにしましょう。

睡眠は量よりも質で勝負。いわゆるゴールデンタイムと呼ばれる22時から1時に眠っていなければならないというのは俗説で、本当は入眠後2時間に深い眠りについていれば、成長ホルモンは分泌されるのだそうです。

食事はだらだらと間食を続けたり、お腹がすいていないのに時間がきたからなんとなく食べる……という習慣をやめること。お腹がすいたなと実感すると胃の中でグレリンという物質が分泌されます。このグレリンが脳の下垂体に届けられ、成長ホルモンの分泌を促すのです。そのため、空腹感を感じない人はそれだけ成長ホルモンの分泌が少なくなっているということ。しっかりとお腹を空かせることがアンチエイジングにつながるのです。

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