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食用油の選び方:油はみんな体に悪い?アンチエイジングに適した油



オリーブオイル
 
皆さんは毎日の料理にどんなオイルを使用していますか? サラダ油、キャノーラ油(菜種油)などの手頃な価格の味にクセのない油を使用しているという方がほとんどなのでないでしょうか。その他にも最近はオリーブオイルや亜麻仁油、ココナッツオイルなど体にいいと言われる油も増えてきていますよね。では、ここで油が体に与える影響とアンチエイジング効果の期待できる油について考えてみましょう。


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体に悪影響を及ぼす油

どんなに体にいい油でも脂質であることには変わりありません。摂り過ぎれば、肥満につながることは言うまでもありませんが、体に悪い影響を与える油というのもあります。

例えば、マーガリンやショートニングに含まれるトランス脂肪酸。トラス脂肪酸とは油を製造する技術である水素添加によって作られる油のこと。高温で処理することによってトランス脂肪酸が発生するのです。

トランス脂肪酸はスナック菓子の原料として使用されるショートニングや菓子パンやケーキ、ドーナツなどに使用されているファットスプレッド、コーヒーのミルク、マヨネーズ、インスタント食品などにも含まれています。トランス脂肪酸は発がん性が認められているだけではなく、悪玉コレステロールの増加や動脈硬化、アレルギーやアトピーなどへの影響があるとも言われており、アメリカの一部の州では全面的に使用を禁止しているところもあるほどなのです。

サラダ油や菜種油にもこのトランス脂肪酸が少量含まれています。また揚げ物を作るときのために、繰り返し同じ油を使用していると、トランス脂肪酸は増加します。酸化した油はトランス脂肪酸以上に体に悪影響を与えるので、油は常に新鮮なものを使用するようにしましょう。

 

健康とアンチエイジングに適した油とは?

健康とアンチエイジングケアを考えるなら、毎日の料理にどんな油を使えばいいのでしょうか。調理方法ごとに見ていきましょう。

 

オメガ9を含むオリーブオイル

炒めものや焼き物などには加熱しても参加しにくいオメガ9(オレイン酸)を含むオリーブオイルがオススメです。ポイントは高温処理されていないエクストラバージンオリーブオイルを選ぶこと。最近は輸入食材店などで、手頃な価格で手に入るものが増えていますよね。エクストラバージンオリーブオイルなら焼いた魚や肉にサッとかけてもおいしく頂けますし、ドレッシングづくりにも便利です。

 

ココナッツオイル

また、最近、話題のココナッツオイルはトランス脂肪酸の含有量がゼロ、体内で脂肪になりにくい中鎖脂肪酸が含まれています。また便秘や冷えの改善にもつながり、美肌やアンチエイジング効果も高いと言われています。ヘルスコンシャスなハリウッドセレブでもココナッツオイルの愛用者が増えているのだとか。

ココナッツオイルは非常に酸化しにくいのも特徴で、液化と固化を繰り返してもほとんど成分が変化しません。油の価格としては少し高めですが、賞味期限も長いのでそれほど不経済でもないようです。

私たちの体は私たちが食べたものでできています。毎日口にするものだからこそ、良質のものを選んでみませんか?

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