冷え性対策にソックスは間違い?冷えを改善する靴下、悪化させる靴下
冷え性の方の多くは、足元に強い冷えを感じているのではないでしょうか?
心臓から距離のある足元は、血行が滞りがちになり、温まりにくい箇所です。
特に筋力の弱い女性は足元が冷えがちに。運動不足やデスクワークの多い仕事をしている方は足の冷えを感じやすい傾向にあります。
そんな辛い足元の冷えに、すぐに実行できる改善策が靴下を履くことです。
当然といえば、当然ですが、ただ靴下を履くだけでは冷え性は改善できません。
また、間違った靴下選びをしていては、かえって冷え性を悪化させてしまうこともあります。
冷え性に効く靴下を選び、辛い足冷えを解消しましょう。
冷え性対策に効果的な素材は?
外出中にはく靴下はファッション性重視なものを選ぶ人も多いと思います。
ですが、オシャレな靴下がかえって冷え性を重症にさせてしまっているのかもしれません。
その素材や形状に注意してみましょう。
普段履いている靴下は化繊ではありませんか?
化繊は丈夫で安価な素材の為、多く流通していますが、湿気をとりにくいという弱点があります。
湿気をとりにくい素材では、足の汗を吸水することができません。
足は意外にも大量に汗をかく部位です。吸水しきれない汗によって足を冷やしてしまうことは多々あります。
厚みのある靴下も、重ね履きも、その素材が化繊であれば、益々汗をかき、足を冷やしてしまいます。
靴下は、かいた汗を吸水する素材を選ぶことが大切なのです。
お勧めなのはシルクや綿などの天然素材です。
特にシルクは吸湿性と速乾性に優れている為、靴下には最適な素材となっています。
靴下の履き口は閉まっていたほうがいい?
外出時に履く靴下は、やはりズレ落ちにくい履き口のものが好まれます。
何度もずり落ちる靴下は不快ですし、だらしない印象を与えてしまいます。
ですが、履き口を締め付けた靴下は足の血行不良を引き起こしてしまいがち。
血行が悪くなれば、当然温かい血液が巡りにくくなり、冷えを招いてしまいます。
履いていてキツイと感じる、脱いだときに肌に跡が残るような靴下を履いていませんか?
少しゆとりのある大きさの靴下や伸縮性のあるものが、冷え性の方には向いています。
履き心地に納得!5本指の靴下
靴下が苦手だけど、足の冷えに困っている方にお勧めなのが5本指の靴下です。
これは手袋のように、足の指5本をバラバラにすることができるため、締め付け感がありません。
足の指がそれぞれ自由に動きやすくなることで血行がよくなり、足を温める効果が大きくなります。
また、足の指と指の間の汗を吸水することから、汗による冷えを解消できます。
靴下が苦手な人でも、この履き心地の良さには納得する人も多いようです。
あなたの靴下の選び方、冷え性対策になってる?
体の中でも最も冷えやすい足を、靴下で温める方法は間違っていません。
ですが、選ぶ靴下によって間違った冷え性対策をしてしまっている人もいます。
自分の靴下を見直し、購入する際の参考にしてみてください。
正しい靴下選びができれば、辛い冷え性を軽減させる一歩となるはずです。