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ふくらはぎの筋肉を鍛えて冷え性を緩和する「かかとつまさき運動」



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人間の体内の血液は、30%が上半身に、70%が下半身に集まっていると言われています。
心臓は血液を送り出してはくれますが、送り出した血液、特に下半身の血液は重力と逆らって下から上へと頑張って押し戻さなくてはいけません。


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そこで重要なのが、ふくらはぎの筋力です。ふくらはぎの筋肉がいわば「第二の心臓」として、下半身の血液を上部にある心臓までギュッギュッと押し戻してくれるのです。

今回は、このポンプ機能を簡単に高める運動がありますのでご紹介したいと思います。

 

シーソーの動きでふくらはぎを鍛える!

まず、壁の前にたち壁に手をつくか、椅子の背もたれなどを持ってください。
ぐらぐらしないように気を付けながらかかとを上げてください。
そのあと逆に、かかとを支点にしてつま先を上げましょう。
横から見ると、シーソーのような感じで足をリズミカルに動かしましょう。
これを1セットとして10回行います。朝昼晩と3回行うと効果的です。

もし足の筋力がなく、立ったままではこの動作がやり辛い場合や、腰や足、膝などの関節が悪い方などは座ってでもできます。
その場合は、椅子に座ったままで結構ですので、同じようにかかとを上げたり、つま先を上げたりしてみましょう。
これですと、関節などにも負担がかかりにくいですし、仕事やパソコン、勉強などをしながらでも簡単にできますね。
例え座ってやったとしても、ふくらはぎ付近を触ってみると筋肉がよく動いているのがわかると思います。簡単なようで大変効果的ですので是非お試しください。

 

膝で行うふくらはぎほぐし

また、この運動をやった後に、ふくらはぎをほぐしてみましょう。
これも手でやると手が疲れてしまいますので、足を使ってやってみましょう。

まず、椅子に座ります。
右側の膝の上に、足を組むようにして左側のふくらはぎを置きましょう。
右の膝の頭の上で左のふくらはぎをモゾモゾと動かしながら刺激してみます。右の膝がいわばツボ押し棒のかわりのようになっています。
イタ気持ち良い位の強さでゆっくりと行いましょう。

ふくらはぎにも足裏のように老廃物がたまっている方はコリがある場合もあるようです。
やってみてご自分が気持ち良いと感じる位置を念入りにほぐすようにしてみると良いでしょう。
運動の後、血行が良くなっている状態でふくらはぎをほぐすことで血行が更によくなり、血液も心臓に戻りやすくなります。

これらを続けると早い人ですと一週間もすれば冷えも感じなくなり、体調の良さを感じられるようです。これからが冬本番です。冷え性予防のために頑張ってみましょう。

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