> >

良い汗をかく体質改善法とホットヨガレッスン後の冷えの防ぎ方



水を飲む女性
 
ホットヨガの要は、汗を多くかくことです。いい汗をかく体をつくりましょう。

普通のヨガと、ホットヨガとの最も大きな違いは、とにかく汗を多くかかせることです。高温多湿のスタジオで、水を1リットル近く飲み、サウナで汗をかくのに似た状態をつくり出します。


スポンサードリンク



 
ホットヨガを始めたばかりですと、汗をあまりかかない体質の方は、水を一生懸命飲んでも中々思うようには発汗しないことがあります。ホットヨガを続けるうちに、汗がスムーズに出てくるようになっていきますが、日常生活でも、工夫次第で、汗をかきやすい体質をつくることができます。

 

発汗をスムーズにする方法

水分を摂っても汗をかけないというのはつらいことで、汗が出ないということは、汗を排出する汗腺がうまく機能していないということを意味します。汗腺の働きが悪いと、体温調節が上手くいかないので、熱中症にもなりやすくなります。汗を出やすくする、そのポイントをいくつか挙げてみましょう。

 

1. レッスンの30分前に水分を摂る

まず、ホットヨガのレッスンが始まってから水を飲むよりも、クラスがスタートする30分ほど前に水分を摂るのが理想的です。真水よりも、スポーツドリンクなどがおすすめです。塩分を含んだ水は、運動による疲労を軽減し、発汗もしやすくなります。
体に負担のかかる運動をよくされる方は、スポーツドリンクを飲むと、疲れにくいという経験があることでしょう。

 

2. 半身浴などで汗をかくことを習慣にする

体質改善に関しては、汗をかくことを習慣にしてしまうのが一番健康的です。毎日の入浴で、汗をかくようにしましょう。楽に気分よく続けるために、半身浴が適しています。38度から40度くらいのお湯を湯船に張り、心臓から下がつかるように入浴します。心臓に水圧の負担をかけないので、長く浸かっても湯あたりしません。できれば15分以上お湯につかり、毛穴(汗腺)からじわじわと汗が出てくるまで温まります。続けるうちに、短時間で汗が出てくるように体が変わって行きます。汗を沢山かく機会が増えると、機能する汗腺の数が増えるので、ますます簡単に汗をかけるようになります。

 

3. ヨガ以外にも運動を取り入れる

そして、もちろんヨガ以外の運動で汗をかくのも大切です。激しい運動をする必要はなく、軽めのウオーキングなどで十分です。通勤、通学の途中で少し(15分から20分程度)早歩きすれば、無理なく続けられるでしょう。長く、飽きずに継続できる方法を探しましょう。ヨガのレッスンを受ける時と同じように、呼吸を規則正しく行い、意識を体と呼吸に集中しながら歩いてみてください。それも立派な、ヨガ(瞑想)の一つです。

 

ホットヨガのレッスン後は体の冷え対策を

ホットヨガで温まった体を冷やさないためのコツを押さえましょう。

ホットヨガの後は、体がとても温まっています。レッスン後はシャワーを使うことのできるスタジオも多いですが、汗を流した後はしっかりと、汗をぬぐい体を保温したほうがよいでしょう。そのままでいると逆に体が冷えてしまいます。できれば、温まった体をその日一日保つ工夫をしましょう。冷えを徹底的に取り除くことで、健康と美容に計り知れないメリットがもたらされます。

 

冷えは体調不良の原因を作る

ホットヨガに定期的に通うのであれば、体を十分に温めて、その状態を存続させ、自分の体が良くなる経過をしっかりと観察したいものです。女性がうったえる体の不調である、生理不順や肩こり、自律神経失調症などは、冷えを改善するとかなり症状が楽になる場合が多いからです。

体の中でも、お腹と腰は一度冷えてしまうと元に戻りにくい箇所です。手足などと違い、動かすことが少ないからです。また、体は頭寒足熱の状態が理想であり、下半身が温かければ、上半身もそれほど冷えることはありません。ですから、レッスン後には足腰を冷やさない服装を心がけることが肝心です。

 

下半身の冷え対策

冬の寒い季節は、重ね着をしっかりとして保温に気を配ります。靴下、レッグウオーマー、膝下まであるスパッツ、腹巻などを着用します。普段、自分が使用している衣類で十分ですが、興味のある方は天然素材の下着や靴下を使用することをお勧めします。下着、靴下においてはシルクが非常に保温効果が高く、かつ吸湿性にも優れているため、最も体をガードするには適しているとされています。重ね着をして、逆に汗をかいてしまい、体が冷えてしまっては元もこもないので、汗を吸い取ってくれる素材を身に付けることは大切です。使用感、肌触りもとても気持ちがよいので、試してみる価値は十分にあるでしょう。

 

上半身の冷え対策

下半身を温めれば上半身も温かいと述べましたが、体の熱は下から上へ上げって抜けてゆきます。体の熱を逃がさないようにするために、ストールを首に巻くといっそう冷えにくくなります。ストールもシルクのものが多く販売されていますので1枚持っていると、一年中使えるので便利です。真冬であれば、頭と耳を保温する毛糸の帽子も役立ちます。
温まった体を夜まで保ち、冷えの無い状態で就寝できれば理想的です。最後に、ホットヨガを終えて、喉が渇いても冷たい物を飲むのは避けてください。温かいお茶にしましょう。内臓を冷やさないことも重要なポイントです。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク
この記事は当ブログのライター「小笠原ちひろ」が書きました。

Comments are closed.