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あなたの冷えは何が原因?冷え症タイプ別チェック~薬は冷えを招く?



女性と毛布
 
冷え症と言っても、原因によって様々なタイプがあります。今回は、チェックリストでご自分がどこに原因があって冷えに悩まされているのかを探っていきましょう。


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冷え症のタイプ別のチェックをしてみましょう!

1. 元気がないことが多い。
2. やせ気味で疲れやすい。
3. 感情の起伏が他の人に比べて少ない。
4. 胃腸が弱くいつも食欲がない。
5. 運動不足になりがち。

 
上記によくあてはまる方は、「熱の産生不足」気味な方です。
冷え症にならないためには、外気やクーラーなどで冷やされてしまった体を温める必要があります。
ただ、先天的な生命力を蓄える、漢方でいうところの「腎」や「脾」などがもともと弱いような方もおられるようです。
熱の産生も不足しがちになるのですが、もともと胃腸なども弱く、無理に食欲がないのに食事をして熱を作る材料を取り入れようとしてしまうと、かえって負担がかかることもあります。

このタイプの方は、体をよく動かして筋肉を付け、熱を作り出すように努力すると良いでしょう。ただ、体力があまりない方も多いですので、しっかりと休息、睡眠もとるように心がけましょう。

このタイプのかたは、ストレスがたまることによっても食欲が落ちてしまったり、血行が悪くなってしまいがちです。適度にストレスを解消し、わくわくできるような趣味や楽しみごとを見つけるように心がけると良いでしょう。

 
では、続いてこちらのチェックもしてみましょう。

1. 夏になると冷房に頼りがち。気温も低くするのが好き。
2. アイスクリームなどの冷たい食べ物や冷たいドリンクが大好き。
3. 冬でも冷たいものを好んで食べたり飲んだりする。
4. コーヒーや緑茶を好んで飲む。
5. 手足を出すようなファッションが好き。

 
いかがでしたでしょうか。このような方は、「熱の無駄遣い」に要注意な方です。
熱の産生には問題がないのですが、冷房を必要以上に低く設定したり、冷たい飲み物、食べ物を好んで食べたり、冷えになりやすい飲み物が好き、薄着や手足を露出するファッションを好むなどのために、せっかくの熱をご自分で逃してしまっているようです。
このような方は、冷え症でもどこか一部分がほてったりして暑いと勘違いされている方もおられるようです。

夏でも冷房に頼りすぎることなく、適温で過ごすように心がけましょう。
冷たい食べ物や飲み物は避け、できるだけ温めるようにすると良いでしょう。
寒い時期には薄着はできるだけ避けましょう。足首や、首回りなどをネックウォーマーやレッグウォーマーなどで覆ったり温めるようにするだけでも冷えはましになるでしょう。
オシャレも冷えないように上手に楽しみながらするようにしたいものですね。

 

西洋薬をやめて冷え予防

頭が痛い、風邪をひいた、胃が痛いなど体調が悪くなって病院で診察してもらい、薬を飲んでいる方もおられるのではないでしょうか。
それも一時的ならば結構ですが、病気を治すためだと続けて西洋薬を飲み続けることによって、体を冷やしてしまう恐れがあります。

例えば、一般的に薬局などで発売されている、総合感冒薬をみていきましょう。
発熱した時、頭痛がひどく、のどの痛みや筋肉・関節の痛み、くしゃみ、咳、鼻水、鼻づまりなどの緩和に効果的なのですが、これらの症状を抑えるために、解熱剤が入っているものが多いです。

風邪をひいたときには、体は体温を上げて病気に打ち勝とうと頑張るのですが、その際にふらふらする、また上記の頭痛やのどの痛みなどの症状が辛いなどで調子が悪く感じることが多いので、ゆっくり家で休めない方は総合感冒薬を頻繁に飲まれることもあるのではないでしょうか。

ですが、これらはあくまでも症状を緩和するだけであって、風邪を根本的になおすというものではありません。

 

薬を常用すると自然治癒力が弱まる

総合感冒薬や解熱鎮痛剤などを安易に飲んでしまうことによって、当然体温は下がりますので、症状は少しましになったように感じますが、やみくもに飲み続けることによって体は自然治癒力でなおす機会を失い、風邪が長引くということもありえますので、注意が必要です。

また、西洋薬は神経を興奮させる作用を持ったものも多いです。
体がこわばり、血管が収縮し、その結果冷えが気になる体質になってしまうこともあります。

もし、あなたが自分で判断して頻繁に西洋薬を飲んでいるようであれば、それは本当に今必要なものか、一度考えて飲む方がベターです。

 

今飲んでいる薬は本当に必要なもの?

病院に通われている方も、どこかが痛い、調子が悪いというとお医者様がお薬をくれます。ですが、薬ですので当然副作用がでることもあります。例えば胃が痛くなってしまったら胃薬を追加したり、薬の副作用を抑えるための薬が追加で増えていくこともあるようです。
そのようにして薬漬けになってしまっておられる方は、一度それらが本当に今も必要なものかどうか考えて、お医者様とよく相談して減らせるものは減らしてみても良いかもしれません。ただ、医療機関にかかっておられる方は、ご自分の判断で急にやめると危険な薬もありますのでお医者様ときちんと相談して行ってください。

本来体は健康なものです。何か体に不調があるということは、無理をしているために体がストレスを感じたり、食生活や生活習慣などが悪くて起こっているものも多いです。

適度なストレス解消を心がけ、食生活を正し、体に良いものを食べるように心がけると薬がいらなくなることもあります。
冷えが気になる方は、一度ご自分の薬を飲む習慣を見なおしてみると良いでしょう。

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