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頭皮5大トラブルを撃退するブラッシング+シャンプーの正しい方法



洗髪
 
30代~40代女性に頭皮ケアの実態調査をしたところ、こんな調査結果が出たそうです。うねりや抜け毛、細毛、乾燥、頭皮が硬いなど悩みを抱える女性が90%、そのうち頭皮ケアをしている人は全体の56%、頭皮ケアは洗髪時に簡単に行っているという人が80%、でした。要は、頭皮には何らかの悩みを抱えている女性が大半なのにもかかわらず、シャンプー以外に本格的な頭皮ケアを行っている人はほとんどいない、という実態がわかります。


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問題がなくても始めたい頭皮のケア

顔は何もトラブルや悩みがなくても当たり前のようにスキンケアをする場所なのに対し、頭皮は問題が起こらないとケアしない部分になってしまっています。本当は、頭皮も皮膚の老化やホルモンの機能低下に敏感に影響される場所なのにも関わらず、です。健康な髪は勿論、健全な頭皮をキープするためには、体内からバランスの良い食物を摂るだけでなく、体外から頭皮ケアをしてあげることが重要になります。元々、シャンプーという言葉自体、マッサージという意味だと知っていましたか? シャンプーは本来、髪の汚れを落とすことより、地肌をマッサージするという頭皮ケアの役割だったんです。

 

原因は何? 頭皮の五大トラブル

そうはいっても、頭皮って髪におおわれているため、自己診断が難しい場所ですよね? トラブルは大きく次の5つに大別されます。早速あなたの場合、当てはまるかどうか、チェックしてみてください

 

1. 紫外線による日焼けや乾燥

紫外線による光老化は頭皮の老化を加速させます。また洗浄力の高いシャンプーを使っていて、しっかり保湿されていない場合は髪が砂漠状態に。放置してしまうと、頭皮の保水力が低下し、髪も地肌も乾燥トラブルに見舞われます。

 

2. かゆみ、べたつき、匂い

夏に起こりがちなトラブル。皮脂分泌が多くなるにも関わらず汚れや皮脂を落としきれていないと、皮脂や汚れが酸化し、いやな匂いの元に。放置すると、フケの原因にもなってしまいます。

 

3. 細毛、抜け毛、白髪

頭皮の栄養不足、血流不足で起こります。頭皮の栄養状態が悪いと、髪を作る毛母細胞という所や毛周期に影響が出ます。毛のサイクルに異変が起きると細毛や抜け毛という現象に。メラニン色素自体が作られなくなると白髪になります。

 

4. 頭皮が硬くなる

地肌を動かした時にゆるみがあって動くかどうか。動かず硬くなっている人は、老化やストレスなどでコラーゲン組織が変化して、コラーゲン繊維がこわばり、たるみが進行していることが推測されます。

 

5. 頭皮のたるみ、うねり髪

頭皮がたるむと、おでこから顔の下半分まで重力の法則に従い、たるんできます。更に、たるみにより毛穴が曲がると、髪のうねりの原因に。

 
いかがでしたか? 頭皮トラブルは一度起こると回復させたり、元の状態を取り戻すのが大変なので、いかに阻止するか、が重要になります。それでは次は対策について見て行きましょう。

 

シャンプー前にブラッシングの習慣を

頭皮の違和感の中でも、かゆみやベタつきは、頭皮トラブルでも症状が軽く、日々のシャンプーに正しいブラッシングを加えていくことで解決します。かゆみやべたつきの原因の多くが、髪や地肌の汚れを落としきれていなかったり、皮脂の酸化を放置しておくことによるからです。

かゆみやべたつきに悩まされないために、その日の汚れは、その日のうちにしっかり落とすようにしませんか? きちんとシャンプーすることは無論ですが、シャンプー前の地肌ブラッシングの習慣を取り入れましょう。汚れを浮き立たせつつ、マッサージで頭皮を刺激して、血流アップを促します。

 

頭皮と髪にやさしいおススメのヘアブラシ

まず必要なのは、頭皮と髪にやさしいブラシです。おススメのブラシを3つご紹介します。

クッション性の高いブラシなら、アヴェダのパドルブラシ。ブラシ面が広く、頭皮や髪のダメージを軽減しながら程よい刺激で髪をほぐしてくれます。ブラシ部分のトルマリンからマイナスイオンを放射するジョンマスター オーガニックのペントパドル ブラシは軽量化で使い勝手の良さにもこだわりが。メイソンピアソン ハンディ ブリッスルは猪毛100%でキューティクルを守るので、高いけれどロングヘアの人におススメしたい。

 

正しいブラッシングの方法

正しいブラッシングの仕方をお教えします。まず、地肌にブラシを直角に当て、表面からブラッシングします。ロングヘアは毛先のからまりをきちんとほぐしてから始めましょう。忘れがちな後頭部も、頭頂部から真後ろまできちんと刺激を与えてください。襟足に移ります。頭を少し前に倒し、うなじから斜め上にとかし上げることで、普段触れにくい襟足を刺激しましょう。汚れのたまりやすい後頭部から汚れを浮かせる効果もあります。

 

頭皮を育むおススメのシャンプー

次にシャンプー選びです。汚れの洗浄に特化するなら、H&S ヘッドスパ リフレッシュ シャンプーはべたつきやかゆみ、フケに対応し、さわやかな香りがGood。ロレアル セリア エクスパート インスタントクリアも、薬用成分配合で皮脂クレンジングとして優秀です。べたつかずフワッと根元から髪が立ち上がるような仕上がりを目指したい場合は、セグレタのシャンプーふっくら仕上げを。ボリュームアップ成分を含んだ泡で洗うだけで、毛穴を引き締めながら、髪の根元のぺしゃんこ感を軽減してくれます。ジョン マスターズ オーガニックのスキャルプ シャンプーは過剰皮脂を抑制しながら、脳の中にまで届くような爽快さと浸透感が病みつきに。上述のパドルブラシと併用すれば、リフレッシュ感が倍増です。

 
ブラッシングもシャンプーも毎日行う習慣なので、ひとつメソッドを加えるのは簡単なこと。すぐ効果を実感できるのも、継続するモチベーションにつながりますね。髪も頭皮も自分で育む。そんな考え方が現代女性には必要です。

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