> >

即効性アリ!冷えがつらいときに試したいパーツ別対処法



コートの女性
 
冷え性を改善するために努力することが必要だと分かっていても、今感じている冷えをとりあえず何とかしたいものですよね。
「冷えて辛い」と感じた時に、すぐにできることがあれば体も楽になります。
「冷え性だから、しょうがない」と我慢せず、冷えを解消できることを覚えておきましょう。


スポンサードリンク



 
今ある冷えを取り除くことも、立派な冷え性対策です。あまり道具も使わず、体を内側からポカポカと温めてくれる方法をご紹介します。

 

女性のカラダは冷えやすい!

女性に多い冷え性の原因は、女性ならではの体質に原因があります。筋肉が少なく脂肪が多いため、体を温めることよりも、体を冷やすことの方が得意なのです。
また、女性ホルモンの働きによって体温や血流が変動しやすいため、体調を崩すだけでも冷えやすくなり、月経周期によって体が低体温になってしまいます。
改善のために運動や食事に気をつけることは必要ですが、すぐに効果が表れるものではありません。
今日、今感じている冷えを取り去る方法を覚え、体が冷えに慣れないように注意してください。

 

冷えを感じた部位をさする

まずは冷えを感じたら、冷えを感じたところを手でさすってみてください。
寒いと感じた時に、手をこすりあわせたり体をさすったことは誰でも経験のあることだと思います。
体を動かすことで温める効果と、体温のある手で摩擦熱を起こすことによって温かさを感じることができます。

これは冷え性の症状にも有効です。外気に触れてかじかんだ手をこするように、冷えた個所を手でこすってみてください。
ただし、必ず手をこすり合わせたり、お湯につけるなどして、手の平の温度を上げておく必要があります。
また、摩擦によって手が触れた箇所の肌に負担がかからないように、できればボディクリームやハンドクリームを手の平に塗っておきましょう。
冷たいクリームを手の平でゆっくり溶かし、軽くこすりあわせてから塗布すると効果的です。

これは簡易的なマッサージと同じ効果があり、刺激されることで血流がよくなることが期待できます。
特にむくみがちな脚や首などは、リンパの流れを意識して心臓に向かってこすりましょう。
手の平の温度と優しい刺激によってリラックスできるため、体の緊張感がほぐれ、自律神経が整います。
神経のバランスが良くなれば、脳の体温調節機能も整います。
優しく、一方向へ手の平でなでるだけでも意外と温まりますので試してみてください。

 

お腹をさする

生理で冷えた時や、便秘が気になる時はお腹をさすってみてください。これは内臓型冷え性の方に有効です。
おへその回りをクルクルと指でさすったり、お腹を優しくなでてください。ギュウギュウと強い力で押す必要はありません。
皮膚表面が刺激されるだけで熱を発するようになります。できれば食事の後は避け、空腹時に行ってください。

体の中心であり、内臓のあるお腹が温まると手足の冷えも解消されます。お腹に集中した血液が全身に循環されるようになるため、お腹は常に温めておきたい所です。
冷えて寝つけない時やトイレに行くたびにさするなど、習慣にしてしまうことで体質改善にも繋がり、冷え性も楽になるはずです。

また、冷えた毒素の固まりである便を溜めないようにすることで体の代謝もよくなり、内臓器官の働きもよくなります。
結果、冷え性がよくなり、便秘にもなりにくいという相乗効果が期待できます。

 

末端の冷えには爪もみを

冷え性の方に多いのが末端冷え性ですが、指先が冷えて困ったことはありませんか? 常に重ね着をできる場所でもないうえに、外気にさらされやすいところでもあります。

この指先の冷えに有効なのが爪もみです。方法は簡単です。右手の人差し指と親指で、左手の指のサイドをつまんでモミモミするだけです。
指5本をもんだら、反対の手も同様に行います。10本終わったら、今度は右手の人差し指と親指で左手の指の爪の付け根と指の腹を挟んでギュッと押します。
同様に繰り返し、10本すべてをもみましょう。
全て終わり、指の爪を見た時にピンク色の爪色になっていませんか? これは血色が良くなった証拠です。

指先をもむことで指先が温まる効果もあるのと同時に、爪もみには自律神経を整える効果もあります。
副交感神経が働くことで、体がリラックスできます。さする療法同様に血流がよくなりますので、ぜひ行ってみてください。

ただし、薬指だけは交感神経を活発にさせてしまうため、全10本の指では楽にならないと感じた場合は薬指を抜かして、爪もみを行ってみてください。
この方法以外にも、爪の付け根をほどよく刺激する揉み方なら大丈夫です。
指先の冷えがとれ、神経から冷え性を改善させる方法なうえに、どこでも道具いらずでできるので気軽にできます。

 

手が持つパワーは偉大!

さすったり揉んだり、こんな単純な方法でも意外と冷えは解消できます。
人間の手ほど、ほどよい湿気と柔らかさを含み、強弱を調節できる温かいものはありません。
冷たい手もこすり合わしたり、両手を重ね合わすだけでも手は熱を持ちます。冷えを感じたら、自分の手を使って体を温めてましょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク

Comments are closed.