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瞑想は難しいもの?呼吸法とポーズ、そしてもうひとつのヨガ



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ヨガは、呼吸法とポーズ、そして瞑想がセットになっていると思います。その中でも、瞑想という部分はかなり謎が多いと感じています。ヨガのポーズと呼吸法をスタジオで行っても、瞑想を行うスタジオはなかなかありません。あってもちょっと上級者の方が行くスタジオになりがちです。


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瞑想について色々と書かれた書物はたくさんありますが、そんなことよりも、そもそも瞑想って何なんだ?と思っている方も多いと思います。
私自身もまだ瞑想については疑問や分からないことが多いのですが、その中でもまず感じていた疑問について、自分なりの解釈も踏まえてご説明させていただきます。

 

瞑想が必要なのはどうして?

とっても初歩的な疑問なのですが、思いませんか? 何で瞑想するの? 何で必要なの? どう大事なの? 私はそう思っていました。そして今も模索中ではあり、これだ!という答えは見つかっていません。けれど、続けていくという意味や理由はつかみかけています。

瞑想を行うことによって、人は心と身体を一体化させていくことができます。元々1つのものだと感じるかもしれませんが、繋がってはいても、1つの物ではありません。

身体を落ち着かせ、心を落ち着かせたときにようやく1つになることができます。その時間を長くし、その感覚を忘れないことで、ようやく人は自分の心と身体が一体化した状態で生活することができるようになります。

「自分の大切なものは何なのか」「生まれてきたのは何故なのか」「なぜここに居るのか」といった存在への答えをつかむことが出来るのが瞑想です。

 

瞑想って、どういう状態のこと?

目を閉じていれば、瞑想しているようには見えますが、実際の瞑想とはどういった状態なのか……。他の人に、「今、瞑想中?」って聞いてみたいけど、絶対に邪魔ですよね。自分で「これが瞑想中というやつか!」と感じるまでにはかなり時間がかかるかもしれません。これは感覚の問題もあるので、何度も瞑想している。という時間を作ることが大切です。

実際、こんなアドバイスをいただいたことがあります。
目を閉じます。そして、正面の空間に大きなスクリーンがあると想像してください。その想像上のスクリーンを、額の真ん中あたりで見るようにしてください。閉じている両目の他に、第三の目が存在していることを感じながら何がスクリーンに映るのか、そして写った映像などを感じ取っていってください。

 
いかがでしょうか? 素朴な疑問ですが、瞑想のいろはの「い」くらいには答えが見えてきたでしょうか? 精神の修行(ひいては肉体も)のような印象がありますが、瞑想は実際に体験し、感じることが一番大切です。
あまり頭でっかちにならず、一度試してみてください。それを続けることが、「瞑想」そのものなのかもしれません。

 

チンムドラヤントラマンダラタントラ?!

タイトルが意地悪ですみません。全て瞑想のときに使う用語なのですが、あまりにもややこしいので、より一層ややこしくしてみたくなり、全部つなげてみました。
変身できそうな呪文、もしくは、呪いがかかってしまいそうな呪文のようになってしまいましたね。
では早速、このややこしい、まぎらわしい瞑想の用語をご紹介させていただきます。
正確には「チンムドラ」「ヤントラ」「マンダラ」「タントラ」という区切りです。

 

チンムドラ

チンムドラとは、瞑想するときの指の形、指の組み方のことを言います。瞑想中、ほどよい緊張感を保つために必要とされています。ポーズの1つと考えていただけると分かりやすいかと思います。指が曲がってくることを感じることで、意識が浅くなりボンヤリしてしまい眠たくなってきてしまいます。けれど、このチンムドラのポーズで指先が真っ直ぐ伸びていることを意識していれば、眠たくなることはありません。

チンムドラは、親指と人差し指で円を作ります。ローラさんがやっている「OK!」の感じです。その他の3本の指はしっかりと伸ばしておきます。「OK!」は相手に手のひらを見せますが、瞑想の時は、手のひらを上にして、膝の上に乗せます。

この伸ばした指がずっと伸びている緊張感を保つことが大切ですよ。

 

ヤントラ

ヤントラは、瞑想の道具として使われている図形のことです。このヤントラの歴史ははるか4000年前から伝わってきている、由緒正しい物です。ヤントラは宇宙をイメージして描かれており、瞑想で精神世界の道で迷わないために守ってくれると言い伝えられています。

 

マンダラ

マンダラは、「対立を一次元上で統合した形」という意味です。マントラは、ヤントラの中でも、「対立を一次元上で統合した形」の図形を抜き出した名称です。

仏教においては「輪円具足(りんえんぐそく)」という「悟りの境地」を形にしたものという考えがマントラです。そのため、祈りや信仰の対象として拝むものとしてマンダラというようになっている場合もあります。

 

タントラ

タントラは、「密教・秘密の教え」という意味です。様々な宗教に存在するヤントラ(図形)、響き(マントラ)、体(ヨガのポーズ)などを操作する、実践的で現実的な秘密の教えをタントラと言います。
とても似ている言葉ですが、1つ1つ意味は違っています。とても面白く、興味深いですね。
マンダラとマントラもとても似ていますが、意味は違います。

用語をしっかり覚えようとすると、疲れてしまうので、なんとなく呪文のように口ずさんでみてください。
そうすることで、言葉の響き、リズムを楽しんでいただけたらと思います。

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この記事は当ブログのライター「りく」が書きました。

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