発毛・育毛を促進するならこの食べ物!1週間パーフェクトメニュー
191個のアミノ酸から成り立つ成長ホルモンは脳下垂体前葉のGH分泌細胞から分泌されています。
成長ホルモンは細胞の働きを活発化させる作用を持っています。頭皮の細胞にも働きかけ、頭皮を活発化させることから、発毛にも欠かせない物質であると言えます。
そして、この成長ホルモンを活性化させるのがIGF-1という物質です。
成長ホルモンは夜中の22時から2時頃に分泌されます。
ただ、このときに起きていると分泌されなくなります。夜更かしが体に悪いというのは成長ホルモンが増えなくなってしまうからとも言えます。
寝る子は育つと言いますが、寝る子は生えるということにもなるんですね。
成長ホルモンの分泌を促すためには?
成長ホルモンは脳下垂体前葉から作られます。191種類ある成長ホルモンのアミノ酸ですが、その中でもアルギニンが発毛に有効だと言われています。
アルギニンは発毛だけでなく、アンチエイジングの物質としても美容の点からも注目を浴びています。
アルギニンはサプリメントを利用すれば大量に摂取できますが、食物からでも摂取は可能です。できるだけ毎日の食べ物でアルギニン対策を取っていきましょう。
1.アルギニンを多く含むものを食べる
【1】大豆食品
高野豆腐・大豆・油揚げ・納豆・味噌など
・高野豆腐→4,200mg:高野豆腐1個(16.5g)でアルギニン700mg・高野豆腐5個(82.5g)でアルギニン3.5g
・大豆→2,800mg
・油揚げ→1,500mg
・味噌→910mg
・納豆→940mg
高野豆腐は豆腐を干して乾燥させたものです。
これは大根の栄養価にも共通して言えることなのですが、太陽の光に当てることで豆腐の中のアルギニンの濃度が増加したと考えられます。
(さらに大根の例を挙げると、干すことでカリウムは3倍、鉄分は10倍になると言われています。)
アルギニンの場合は、高野豆腐を積極的に食べるとアルギニンをたくさん摂れるということになりますね。
【2】肉類
肉類には100グラム中に1グラムのアルギニンが入っています。中でも鶏肉は最もアルギニンが多く含まれるといわれています。
海苔と一緒にとると海苔のビタミンB6と鶏のアルギニンでアルギニンがより体内に吸収されやすくなります。
逆に脂肪の酸化はアルギニンの吸収を妨げますので、できるだけ脂肪の酸化を抑えた調理法が良いでしょう。
そのために最もおすすめしたい調味料は「しょうゆ」。
肉と水で調理した場合と肉としょうゆで調理した場合とでは、肉としょうゆの方が脂肪の酸化を65%も抑えられたとのことです。
また「蒸す」のも酸化を防止するための良い調理法です。
【3】おつまみ類:ごま・チョコレート・落花生・レーズン
【4】貝類
【5】カツオ・マグロ・アジ・イワシ・サンマ
【6】エビ・カニなどの甲殻類
【7】牛乳
2.アルギニンと一緒にビタミンB6を摂る
アルギニンはビタミンB6を一緒に摂ってはじめて体内への吸収率が上がると言われています。
・鮭 172g
・鶏むね肉 234g
・バナナ 約3本
・赤ピーマン 約2個
3.アルギニン・ビタミンB6を夕食に摂る
成長ホルモンは夜中に作られます。そのため、アルギニンやビタミンB6は夕食に摂るのが最も効率的です。
ただし夜勤などで朝に眠る場合には、夜勤中の食事でアルギニンとビタミンB6を多く含む食品を同時に摂るようにしましょう。
4.睡眠前2時間は何も食べない
たとえ眠る前の夕食時に食べたほうがいいといっても、睡眠2時間前には食べないようにしましょう。
寝る前に高カロリーなものを食べるとインシュリンが分泌されます。インシュリンは血液中に長い間とどまります。そうなると成長ホルモンの分泌が妨げられるからです。
効果的にアルギニンが摂取できるメニュー例
効果的にアルギニンを摂取できるメニューを見ていきましょう。
メニューには書いていませんが、必須アイテムとして、唐辛子を粉にしたものを携帯するようにしてください。
唐辛子は道の駅や特産品販売所などで大量に売っています。都会の場合はカルディや成城石井などでも売っています。
この唐辛子をミキサーまたはミルにかけて、胡椒入れにいれて持ち歩いていただきたいのです。
もしミルできない場合は、少し高くなりますが、一味唐辛子がいいでしょう。唐辛子は成長ホルモンによってつくられたIGF-1を放出する役割があるからです。
これをおかずにふりかけていただくことで、発毛が期待できます。
また、ヨーグルトに添えるフルーツは、時にはレンジで30秒から45秒加熱すると、ジャムのようになるのでこちらもお勧めです。また、シナモンは腸内環境をととのえます。
月曜日
朝:玄米
鮭
味噌汁
納豆
小松菜のおひたし
昼:カニとトマトのクリームソーススパゲティー
レタスとアボカドと赤ピーマンのサラダ
バナナジュース
夜:高野豆腐と卵とグリンピースの煮物
あじの干物
ほうれん草の胡麻和え
玄米
バナナといちごのヨーグルト添え(シナモンを振り掛ける)
火曜日
朝:鮭とルッコラとチーズのホットサンドイッチ
昼:カツオのたたき
あさりの味噌汁
玄米
冷奴(生姜と大根おろしとしそ乗せ)
バナナ・ヨーグルト(シナモンを振り掛ける)
夜:ささみの醤油蒸し
梅干し
はまぐりとワカメと豆腐のお吸い物
イワシの煮物
きゅうりとワカメとショウガの酢の物
玄米
バナナとヨーグルトとバニラアイス(シナモンを振り掛ける)
水曜日
朝:バナナと林檎と人参のスムージー
サンマの焼き物
あさりの味噌汁
玄米
納豆
昼:鮭のチャーハン
トマトと玉ねぎとレタスのシーザーサラダ
ポタージュスープ
夜:ホタテ入りすき焼き
玄米
バナナはちみつヨーグルト(シナモンを振り掛ける)
木曜日
朝:バナナ・シナモン・はちみつトースト
バナナと林檎と人参とレモンとヨーグルトのスムージー
ジャコ入りスクランブルエッグ
コーヒー
昼:ささみのバンバンジー
餃子
麻婆豆腐
きゅうりとトマトとアボカドのサラダ
バナナヨーグルトアイス(シナモンを振り掛ける)
夜:マグロ丼
高野豆腐とワカメと生姜のお吸い物
ブロッコリーとポテトサラダ
バナナとキウイのヨーグルトがけアイス(シナモンを振り掛ける)
金曜日
朝:鮭のムニエル
トースト
アスパラガスと揚げさんの温野菜
バナナと林檎と人参とヨーグルトのスムージー
昼:サバの塩焼き
納豆
卵焼き
冷奴の大根おろしがけ
玄米
夜:唐辛子たっぷりのビーフカレー
赤ピーマンとキャベツのコールスロー
バナナとキウイのヨーグルトスムージー
玄米
土曜日
朝:スモークサーモンとレタスとチーズのベーグルサンド
豆腐と豆乳とコーンのスープ
林檎と人参とバナナとブルーベリーのスムージー
昼:揚げ出し高野豆腐
鶏のささみとほうれん草のクリームパスタ
トマトとセロリのホットブイヨンスープ
バナナとヨーグルトとロールケーキのアイスがけ
夜:サンマの塩焼き
ささみの醤油焼きの海苔巻
小松菜のおひたし
きんぴらごぼう
日曜日
朝:揚げさんとワカメと大根と豆腐の味噌汁
鮭の塩焼き
卵焼き
ブロッコリーとトマトのサラダ
バナナとヨーグルトと林檎のスムージー
昼:ホタテとほうれん草のペペロンチーノ風オムライス
トムヤムクン
キャベツとルッコラのサラダ
バナナヨーグルトアイス(シナモンを振り掛ける)
夜:焼肉(野菜は赤ピーマン、人参、たまねぎ、なすなど)
もずく
玄米
豆腐とわかめの中華スープ
月曜日
朝:ししゃも
湯豆腐
玄米
卵焼き
納豆
昼:油揚げ入り鶏のささみそば
バナナと人参と林檎とヨーグルトのスムージー
ホタテのバター炒め入り水菜サラダ
夜:チラシずし(高野豆腐を沢山いれる)
ぶりの煮物
大根ときゅうりとワカメの中華風サラダ
アボガドとトマトとバナナのサラダ
ヨーグルトとブルーベリーのアイス(シナモンを振り掛ける)
いかがでしょうか? 朝、昼、夜のうちどこかにアルギニンを増やす食べ物を入れるようにするだけで、効果的に摂取できます。
牛乳はアルギニンを作る食品ですが、牛乳の代わりにより腸に効果的にはたらくヨーグルトを代用しています。食材からアルギニンを増やして、発毛の促進をしていきましょう。