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精油を上手にブレンドするコツ:7種類ある香りの系統を知ろう!



アロマ
 
アロマテラピーにはまってくると、だんだんブレンドにも慣れてきます。しかし最初はどうやってアロマとアロマを合せればいいか戸惑うものです。書籍やネット上にも情報はのっていますが、上手に精油をブレンドするにはいくつかのポイントがあります。


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またアロマテラピーで扱うアロマは、主に7種類にアロマが分類されます。抽出した植物や香りなどによって分類されるのですが、同じグループに属するアロマ、もしくはそれに近接するアロマは相性が良いとされるので、ブレンドする時の参考になります。一概にはいえませんが、頭の片隅にとどめておくと、ブレンドした時の失敗が少なくなると思います。今回は、そんな7つのグループの香りの特徴もみなさんにご紹介したいと思います。

 

ブレンドする精油の選び方

まず、基本となる香りを選択することが第一です。最初の頃は自分の好きな香りでもかまいません。このアロマを使いたいなと思うものを一つ選ぶことです。アロマはブレンドすることでそれぞれの良さを享受することができますが、あまり合わせすぎると香りがまとまらなくなります。だいたい、一つのアロマを基準にして2,3種類、多くても5種類程度にとどめるのが一般的です。

通常、基本となる香りを一つ決めてから、ブレンドする精油を選ぶことになります。ブレンドする他の精油の決め方については、主に二種類あります。

 

1. 香りの系統から選ぶ

一つが香りの系統から選ぶ方法です。こちらの方がより初心者向けといえます。アロマには、フローラル系や柑橘系といった同じクループ、もしくはそれに近いグループに属するアロマをブレンドする方が相性が良いとされています。それゆえ、フローラル系のアロマなら、同じフローラル系、もしくは相性が比較的良いと言われる柑橘系やオリエンタル系からアロマを選ぶことになります。

 

2. ノートから選ぶ

二つ目の方法としては、ノートから選ぶ方法です。ノートとはアロマの持つ揮発性を表わします。種類は三種類に分けられていて、揮発性が高い順にトップノート・ミドルノート・ベースノートと呼ばれます。それぞれのノートから一種類ずつチョイスすると、香りの変化を楽しみながら長時間アロマを嗅ぐことができます。ノートはバランスが良い方がいいと言われていますが、最初はノートのバランスにこだわる必要はさほどありません。

それよりも、アロマをチョイスしたら香りをきちんとチェックしましょう。選んだ精油をいきなりブレンドするのではなく、蓋を外したビンから嗅いでみます。アロマは単品で嗅いだときといくつか一緒に嗅いでみたときの印象がかなり違います。このとき、選んだ精油の組み合わせに不快感があるなら、別の組み合わせを選んだ方がいいでしょう。不快な香りはどんなに効能があっても、効果ができにくいという研究成果も上がっているからです。

あとは、ブレンドファクターを基準に精油の分量を決めるだけでOKです。ブレンドファクターとは香りの強さを示すものですが、1が強くて数字が増えるほど弱くなります。ただ、最初のうちは目安程度に利用し、アロマを楽しむことを優先する方がアロマの力を実感しやすいです。

 

7種類の香りのグループ

さて、以上の点を抑えた上で意識したいのが7つの香りのグループです。

 

1. フローラル系のアロマ

まず、女性からの人気が高いのがフローラル系です。主に花から抽出されたアロマですが、葉や茎から抽出されたものもあります。甘くて華やかな印象が多いグループです。さまざまなアロマとの相性が良く、初心者向けのものが多いのも特徴です。とりわけ、柑橘系やエキゾチック系のアロマとの相性が良いとされています。

 

2. 柑橘系のアロマ

さわやかな甘さを好むなら柑橘系です。果物の果皮から抽出されるものが中心です。もしくはそれに準じたアロマを指します。気分を明るくしてくれるものが多く、一般的に受け入れやすい香りが多いです。フローラル系の他、ハーブ系との相性が良いグループです。

 

3. ハーブ系のアロマ

古くから民間療法として活用されてきたのが、ハーブ系です。その名の通り、ハーブの花や葉から抽出されたアロマを指します。殺菌作用や浄化作用に優れたアロマが多く、薬草として実際に用いられていたものも多いのが特徴です。樹木系や柑橘系との相性が良いとされています。

 

4. 樹木系のアロマ

森林浴に行った気分になれるといえば、樹木系のアロマです。木の葉や樹皮、小枝といったものから抽出されたアロマたちです。森の中にいるような爽快さが香りの特徴です。ハーブ系やスパイス系との相性が抜群です。

 

5. スパイス系のアロマ

料理などにも活用されている点でなじみ深いものといえば、スパイス系です。香辛料として古くから利用されており、スパイシーな香りが特徴です。樹皮系や樹木系と相性がよく、その香りは、生のものよりも精油の方が凝縮されています。

 

6. 樹脂系のアロマ

そして、数は少ないですが樹脂から抽出されるのが樹脂系です。粘度が高いのでびんから出にくく、香りも濃厚なのが特徴的です。少量でも香りが持続する為、保留剤として活用されることが多いアロマ群でもあります。

 

7. オリエンタル系のアロマ

最後は、エキゾチック系とも呼ばれるオリエンタル系です。異国情緒あふれる神秘的な香りが特徴です。揮発性が少ないので、少量でも効果が高いことで知られています。フローラル系や樹脂系と相性が良いアロマのグループになります。

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この記事は当ブログのライター「saya」が書きました。

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