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アロマの基本!正しい精油の選び方と使用上の注意点7つのポイント



アロマテラピー
 
アロマテラピーへの関心が高まってきたことで、アロマを扱うショップも増えてきました。しかし、その分、植物成分100%のエッセンシャルオイルを探すのが難しかったりします。化学合成されたものも多いので、以下に紹介する正しいものを選ぶためのポイントをしっかりチェックしてください。


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またいろんな効能があって、上手に使えば素敵な生活を送られるアロマテラピーですが、使用するエッセンシャルオイルは、使い方を誤ると危険も伴います。上手にアロマテラピーと付き合うための注意点も覚えておきましょう。

 

1. ラベルの表記を確認する

まず、ラベルの表記を確認することが第一です。ラベルで見てもらいたいのは、学名が表記されているかどうかです。実は、エッセンシャルオイルのボトルには、世界共通の名前である学名がラテン語で記されています。学名は同じ種のものを区別するときにも便利です。あとは原産地を表記するのが大切です。生産された産地やその年が書いてあれば、きちんと管理されて作られていることが分かります。

それと、精油は、同じ植物でも抽出部位が違うだけで別のアロマになることがあります。また、抽出部位で成分も効能も、使用方法も異なります。それゆえ花から採取されたものなのか、葉から採取されたものなのかっていうのを確認する習慣をつけるのがおススメです。

そして精油は、長くても1年程度しかもちません。酸化が早い柑橘系は、開封後半年くらいで悪くなってしまいます。精油の使用期限は、それぞれによって違うので使用期限が明記されているものを選ぶようにしてください。また、精油には基本的にロット番号というのが明記されています。蒸留した精油の整理番号なので、これがない精油は、化学合成した香料が使われているケースがあります。

 

2. 精油は専門店で購入する

あと、購入するときはなるべく専門店で購入することをお勧めします。専門知識を持ったスタッフさんがいるので、相談にものってもらえます。そして、ちゃんとしたエッセンシャルオイルなら、成分分析データが添付されています。1つずつに添付されているので、心配なら購入前に見せてもらうと良いですよ。

 

3. ドロッパーが国際規格であることを確認する

また、精油のドロッパーが国際規格であることを見てみるのもポイントの一つです。ドロッパーとは、精油が出てくる口の部分を指します。正しい濃度で使用できるようになっていて、1滴が0.05ml前後になるよう設定されています。

 

4. 安すぎるものは購入しない

そして、とにかくあまりにも安い商品には気を付けることが大切です。植物成分で出来ているアロマテラピーには、ある程度のお金がかかります。安いものは、それだけ植物成分以外のものが含まれているケースがあります。一般的に植物成分で作られた精油は、エッセンシャルオイルと呼ばれています。名称としてアロマオイル・フレグランスオイルなどというものは、天然成分で作られていない可能性が高いです。

 

5. 精油を飲まない

注意点としてはまず、エッセンシャルオイルは飲んではいけません。少量でも、口に入れないことです。実際に医学的行為で飲むことがあるとの報告がありますが、現在ではほぼ飲んで使うことはありません。間違って飲んでしまったり、目に入ってしまったときは、すぐに病院に行くのがおすすめです。

 

6. 原液を肌に直接つけない

それと、原液を肌に直接つけないことも大切です。植物の天然成分であるアロマは、成分が凝縮されています。直接肌につけるのは刺激が強すぎるので、必ず基材で薄めてから使うようにしてください。

また、マッサージオイルなどで肌につけるとき、充分に薄めて使ってください。希釈する場合は、だいたい1%の濃度を心がけるのが一般的です。5mlのオイルに対して、アロマは0.05mlです。0.05mlはびんから出る一滴分に相当します。身体に使う場合は、もう少し多めに使用することもありますが、敏感肌だったり幼児やお年寄りには低い濃度で使います。実は、直接香りを実感できなくても、肌を通じてアロマの効能を感じることはできます。

 

パッチテストの方法

敏感肌なのでつけることが気になる場合は、肌につける前に、パッチテストで試してみるのもいいですね。アロマをブレンドしたオイルを使用する前に、パッチテストをします。

パッチテストは、二の腕などの肌の内側の方につけます。肌の柔らかい部分で試すのが一般的です。一円玉程度の大きさに塗布してから、塗った部分にガーゼをあてます。ガーゼがなければばんそうこうでも大丈夫です。48時間程度放置するのがおススメですが、時間がない場合は24時間くらいでもかまいません。かゆくなったり、炎症が起きたりしたら、その精油を使うのは避けた方がいいサインです。アロマの方だけではなく、希釈するキャリアオイルなどもパッチテストしておくと安心です。

 

7. 慎重になるべき場合には安易に使用しない

最後に、お年寄りや何らかの症状がある人は使用に慎重になるのも大切です。妊婦さんや乳幼児への使用も慎重にした方がよいですね。特に薬を服用している場合は、香りに反応しやすかったりもします。アロマテラピーを実践するのに迷う場合は、お医者さんやアロマの専門家と相談しながら使用するのが基本です。

それと、アロマはエッセンシャルオイルと呼ばれています。オイルといってもすぐに燃えるわけではないのですが、精油は引火する可能性があるので、火気の近くでの使用は充分な注意が必要です。

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この記事は当ブログのライター「saya」が書きました。

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