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お湯洗髪のススメ…シャンプーしすぎが臭い、パサつき、薄毛の原因に



シャワー
 
最近は若い年代でも薄毛に悩まされる人が増えています。
シャンプーによって本来頭皮や髪に必要な油分まで洗い流してしまい、髪がカサカサに枯れたり、抜け毛が多くなってしまうケースがあるようです。
薄毛の原因の一つとして、朝シャンに加え、夜もしっかりとシャンプーするなど、過剰なシャンプー症が挙げられます。


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逆に毎日シャンプーをしているのに、過剰な油分に悩まされる人は、汚れなどで毛穴が詰まってしまっている状態。
頭皮がより多くの油を分泌しようとしているのです。
油分は多すぎても少なすぎてもだめで、2~3日おきに洗うくらいでちょうどいいのです。

実際にヨーロッパでは、毎日洗髪する人はほとんどいません。
筆者が毎日シャンプーする生活から、2日おきの生活に切り替えたきっかけも、イタリア人の友人からこの話を聞いたから。

とは言え、毎日していたシャンプーをいきなりやめることに抵抗感を覚える人は多いと思います。
ベトつくんじゃないか、匂うんじゃないか……。
筆者も最初は半信半疑でしたが、実際にやめてみると、毎日シャンプーをしなくても、決して不潔ではありませんし、さほど不快感もありません。

 

頭皮を守る「お湯だけ洗髪法」のやり方

実際に2~3日おきにシャンプーする手順としては、
一日目は普通にシャンプーを使って洗髪、翌日はお湯だけで洗髪。
ただし、二日目もお湯シャンだけでは髪がパリパリしてしまうので、毛先に少しトリートメントを付けて洗い流してください。
トリートメントは髪を洗う役割ではなく、サラサラに保つものなので、頭皮に付ける必要はありません。

筆者も初回だけは二日目に油っぽさが残ってる感じがしましたが、それ以降はまったく気にならず、もちろん匂いもありませんでした。

おすすめは一日目のシャンプーを丁寧に行うこと。
まずお湯で頭皮を洗ってからシャンプーを使い、指の腹でマッサージしながら念入りに洗います。美容室でシャンプーされる時のイメージです。
その後シャンプーを洗い流すのも念入りに行います。

 

2日おきの洗髪で髪に艶が戻ってきた!

筆者が3か月続けた結果としては、かなり乾燥して広がっていた髪が、艶ができてまとまりやすくなりました!
もうひとつ、プラスアルファの効果としては、以前は夜シャンプーしても朝匂いが気になるくらい頭皮の匂いが気になっていたのですが、最近はまったく気になりません。

イタリア女性の友人によると、ヨーロッパの女性は2、3日に一回洗うのが普通じゃないかということです。
洗った次の日は当然洗わず、その翌日もしくは翌々日に様子をみて洗うそうです。
もちろん夏はまた別で、もう少し頻繁に洗うこともあるとのことでした。

ヨーロッパは硬水なので、日本よりも洗髪の度に髪に負担がかかるのは間違いなく、湿気も少ないので、匂いがさほど気にならないというのも理由になっているのかもしれません。

 

頭皮のトラブル、洗いすぎが原因かも?

頭皮も皮膚と同じです。
手を洗剤や手洗い石鹸で洗いすぎると、カサカサひび割れたり、水分が失われてしまうのと同様に、頭皮も洗いすぎには注意!
もし頭皮のカサつき、逆に脂っぽさが気になる場合は、ぜひシャンプーは「2日に一度」
の方法を試してみて下さいね。

 

ブラッシングで頭皮の血行を改善

普段の一日の生活で髪の表面に付いた汚れは、櫛でしっかりととかすだけで十分取ることができます。
頭皮へ適度な刺激を与える効果も!

ウールコートなど衣類で考えるとわかりやすいと思います。
始めはふんわりと艶があった生地も何度も何度も過剰にクリーニングに出すと、生地がぺたんと薄くなって、乾いたようになりませんか。
そのため、毎回クリーニングせずに表面をブラッシングしますよね?
人間の髪にも同じことが言えます。

最近は手でスタイリングするラフなスタイルが流行しているので、若い女性を中心に櫛を持っていない人が非常に多いです。
ぜひ、櫛を一本ポーチに入れておいて下さい。

頭にはたくさんのツボや経路があり、櫛で頭皮を刺激することで、神経の流れや、気や血の巡りがよくなり、冷えの改善にもつながりますよ。
また、頭部の血液循環が良くなり、大脳も刺激されるので、頭や目をすっきりさせたい時にも効果的です。

 

ドライヤーはやめないで!

頭は寒さによる刺激を受けやすく、血管が収縮したり、頭部の皮膚が緊張することにより、頭痛や風邪、胃腸の不調を引き起こしやすくなります。
髪が濡れたまま寝るなんて、言語道断!
シャンプーの後、頭が濡れたままだと、その水分によってどんどん頭皮の熱が奪われてしまい、偏頭痛の原因にもなります。

さらに、髪が濡れた状態=キューティクルが開いた状態ということ。枕との摩擦で傷みやすくなるので、必ず乾かしましょう。

時間がなくて完全に乾かすことができない時は、頭皮から3センチだけでもしっかりドライヤーで乾かしましょう。
頭部の冷えを少しでも緩和できます。

 

髪の健康は作れる!

シャンプーをやめる!髪の健康法、いかがでしたでしょうか?
特に髪のパサつき、頭皮のカサつき、ベタつき、匂いが気になる方は、試してみて下さいね。
美しい髪と健康な頭皮は、夜のシャンプー、ブラッシングで髪と頭皮を清潔にすること、そして質の良い睡眠とバランスの良い食事を取ることで作られていきます。
「美は一日にしてならず!」自分の体の調子に合わせてケアしていきましょう。

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