> >

旅行や出張時の時差ボケ解消やストレス対策に役立つアロマレシピ




 
どんなに慣れている人でも、出張や旅行といった普段行き慣れていないところに行くのは労力を要します。国内ならまだしも海外ならば時差もあるため、リズムが崩れて楽しむことができない人もいるほどです。あらゆる予定を詰め込みたいのに、体調が整った頃には帰らなければいけないなんてことも。充実したバカンスや商談を成立させたいときには、ぜひアロマの力を借りて、自分らしく過ごせる時間を増やしていただきたいです。


スポンサードリンク



 

時差ボケ解消にはアロマシャワーを

例えば、時差ボケを解消するために、朝と夜に上手く全身浴のシャワーを使うのがオススメです。ちなみに時差ボケは2時間以上の時間差があると起こるジェットラグ現象です。解消には光のリセットの力が効力を発揮してくれます。旅先では光をなるべく浴び、朝ならローズマリー・カンファーもしくは、ローズマリー・シネオールが向いています。

シャワーの浴び方としては、足元に精油を落として、その上からシャワーを浴びます。直接肌につけるとかぶれたりするので、その点は気をつけてください。ローズマリー系以外なら、ユーカリ・ラディアタハッカなどのアロマがシャワーには向いています。

ローズマリー・カンファーは、昔から記憶力をよくしてくれるアロマとして知られてきました。ローズマリーで作った冠をつけて、学生達は勉学に励んでいたようです。現在では、脳を刺激して記憶力を高める作用があることが脳科学的に証明されています。若返りのアロマとしても有名で、カンファーは特に力強い神経を刺激するような香りが特徴です。シャープな香りなので、ローズマリーの中ではもっとも心身の覚醒に向いたアロマともいえます。

 

時差ボケを解消するお風呂用アロマブレンド

夜は、時間があるならお風呂に入った方が時差ボケは解消します。人間は概日リズムに合わせて生活しているので、夜はしっかりと心と体ともにゆるめる必要があります。全身浴のバスソルトが効果的で、天然の塩があればすぐにできます。塩がなければ蜂蜜でもいいですよ。蜂蜜には保湿効果があるため、肌がしっとりします。

オススメのアロマブレンドとしては、ラベンダー×サンダルウッドなどが落ち着きを取り戻してくれます。その他、フランキンセンス×パルマローザ、またはジンジャー×ローズオットーのアロマブレンドも最適です。

ラベンダーはもっとも知られたアロマの一つですが、品種もさまざまです。一般的にラベンダーと呼ばれるのは真正ラベンダーのことです。中世ヨーロッパでは、貴族たちの香水によく使われていました。リネン類の香りづけに用いられ、眠りの改善にもつながると古くから活用されてきたアロマです。

あとはパルマローザも、ローズに似た香りからローズオットーなどの高価な精油の代わりとして、フレグランスやスキンケアアイテムに活用されています。インドのアーユルヴェーダでは、古くから薬草として重宝されてきました。安価な上に抗菌作用にも優れたアロマです。インド原産のイネ科の植物ですが、現在ではマダガスカル産が最高品質として認められています。基本的な注意を守れば、初心者でも使いやすいアロマです。

 

長距離移動のむくみを解消するアロマスプレー

また、長距離移動では長時間座りっぱなしなので足がむくんで仕方ない人もいると思います。血栓症予防にも時々足を伸ばしたり、軽いストレッチが推奨されていますが、気分転換もかねて、ボディスプレーを併用したいところです。ボディスプレーはグリセリン:精製水=1:9くらいの割合にしたものの中に、アロマを投入するだけで完成します。スプレーしてから足を揉みほぐすと、周りの不快感も軽減することができます。

オススメブレンドとしては、ユズ×ハッカローズマリーシネオール×レモングラス等です。レモングラスは、気持ちを明るくしてくれたり、やすらぎも与えてくれたりと、精神的にまいっているときにも活用できるアロマです。体力が落ちている時、感染症予防や暑さ対策にも使えます。

 

旅先でリラックスするためのアロマブレンド

出張の時などはなるべく普段の生活に近い環境を作りたいものです。それだけで、ホテルの部屋でもほっとする自分の空間にすることができます。使い慣れた精油をハンカチなどに数滴落とし、自分の近くに置いておくだけでOKです。ラベンダーは嗅ぎやすいですし、イランイランは特に女性におすすめです。ヒノキ×青森ヒバのフィトンチッドたっぷりのアロマブレンドも適しています。

イランイランはマレー語が語源です。もともとタガログ語のalang ilangという言葉がなまってイランイランと呼ばれるようになりました。南国を思わせるような密度の濃い甘い香りが特徴的です。日常から離れたいときにオススメできるアロマですが、好き嫌いも出やすく香りも強いので、無理に他人に勧めるのは避けていただきたいアロマでもあります。少し香辛料のような刺激的な香りを嗅ぎとる人もいますし、暖かい風をイメージする人も多いです。原産地であるフィリピンのイメージがそのままアロマのイメージにつながっているところもあります。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク
タグ:
この記事は当ブログのライター「saya」が書きました。

Comments are closed.