トップも気にならない!ドライヤーでボリュームアップする髪の乾かし方
毛量が少なく悩んでいる方に知っておいてもらいたいことを紹介します。
アイロンで巻いたりブローしたりする前にもっと重要なのがハンドブロー。基本的な乾かし方を教えます。
毎日の乾かし方を変えるだけでふんわりボリュームアップできます。コツを掴んで悩みを解消しましょう。
髪が少ない頭に見えるポイント
・前トップがペッタリとしていて分け目がハッキリ見えている
→地肌が見えているとハゲている様に見えてしまいます。
・サイドの髪の毛が毛先まで直線ストレートになっている
→サイドのボリュームがなく緩やかなカーブもないのでのっぺりした印象になり髪が薄く見えてしまう。
・後ろのトップ、後ろがペッタンコ。頭の形(絶壁)がそのまま出てしまっている
→根元に立ち上がりがないので頭の丸みがなく不自然な形に見える。
・シャンプーしてもしっかり乾かさない。自然乾燥、半乾きにする方
→出かける前に焦ってセットしても手遅れです。
ボリュームアップさせるには?
・髪を濡れた状態から完全ドライまでしっかり乾かす
→髪の毛が濡れた状態で放置はNG。半乾きで終了するのもNG。中途半端に濡れているとボリュームアップしにくい。
・シャンプー・トリートメントを見直す
→しっとり、まとまる、などのシャンプーは髪が多い人用で乾燥しても重い仕上がりになってしまうのでボリュームアップしにくくなります。サラサラ、サッパリ、ふんわりなどのシャンプーを選ぶとベストです。
・根元をしっかり立ち上げる
→根元を濡れている状態から矯正することで髪を根元からふんわりさせる。
ボリュームアップさせるためのハンドブロー
⦅使う物⦆
ドライヤー、ダックカール
ハンドブローのやり方
1.トップから耳の後ろまで縦に分け、耳前と後ろに分けます。耳の高さから横に上・下に分けます。写真、サイド、上・下
2.反対側も同様に耳前と後ろに分けます。
3.耳前のサイドの毛を下ろします。
4.全体を顔の前の方に持っていき根元を乾かします。
※ドライヤーは耳後ろから顔の方に向かって風を送ります。
5.1度下ろし毛先のハネ具合を見ます。
※毛先が自然と内巻きになっていればOKです。外ハネしていれば再度、顔前に毛を持っていきます。次は少し斜め上に髪を引き根元を乾かします。
6.毛先が内巻きになっているか確認する。OKであれば反対側のサイドに移る。
7.反対も顔前に乾かす。
8.1度下ろし毛先を確認。内巻きならOK。外ハネNG→再度乾かす。
9.下ろし内巻きになっていればOK。
10.後ろの下の毛を下ろします。
11.右耳後ろの毛は左側に向かって根元を乾かします。※反対に乾かすことにより根元が矯正され毛先が内巻きになる。
12.左耳後ろの毛は右側に向かって根元を乾かします。
13.上の毛を下ろします。
14.上の毛は後ろに引っ張りながら根元を乾かす。
15.先程、顔前に乾かした毛を今度は反対の後ろに引っ張り乾かします。※根元にドライヤーの風を当て、手は根元からしっかり引っ張り根元を立ち上げる。
前から見た時↓
16.反対のサイドの毛も後ろに引っ張り乾かす。
前から見た時、後ろに引き乾かす↓
17.トップの毛は真上に引っ張り根元を立ち上げる。
18.分け目のあるトップの部分(中心)の毛を分け目から1~2㎝くらいの所で分けます。
毛先は反対に持っていき引っ張りながら乾かす。写真、中心から1~2㎝の所まで分け反対に引っ張り乾かす↓
ビフォア写真ペタンコトップ↓
アフター写真、(右)立ち上がり(左)立ち上がりなし↓
19.反対の毛も1~2㎝の所で分け根元を立ちあげる↓
20.前髪は頭皮に垂直に引き根元を立ち上げる↓写真、前髪の生え際の部分は真上に引っ張りながら乾かす↓
21.前髪の表面の部分はトップに向かって引っ張りながら乾かす。※前髪全体を後ろに引っ張り乾かすと前髪が浮いた感じになってしまいます。
22.最後に全体的に毛先は内巻きになる様に整えながら乾かします。
23.冷風を当てて濡れている感じがなくなれば完成です。
ハンドブローは自然な仕上がりになるのでセットしている感じを出さずふんわりした仕上がりです。自然なボリューム・仕上がりにしたい方にオススメです。又、カーラーやアイロン、ブラシブローの前にこの乾かし方をするだけでセットしやすくなります。