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風邪や敏感なお肌のケアに!赤ちゃんや子どもに使えるアロマレシピ



男の子とママ
 
アロマテラピーは、幅広い世代に使ってもらえるものです。薬のような副作用が心配されるものではないのが嬉しいところですよね。特に子どもには、優しく作用してくれるので、つらい症状をケアするのにぴったりです。心地よい香りによって、親のストレスも減少傾向にあります。子どもにもそれぞれ好きな香りがあるので、最初は好きなアロマを探すところから始めるといいでしょう。


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耳の痛みを緩和するアロマ

例えば、子どもは耳が大人よりも水平になっているので、菌が入りやすくなっています。耳が痛いと言ってきたら、蒸気吸入を試してみましょう。蒸気吸入は、洗面器のお湯を張り、そこに精油を落としたところを鼻から蒸気を吸う方法です。目に入らないように、しっかりと目をつぶるようにします。タオルなどで覆うと安全です。オススメのアロマとしては、ティートリーやラベンダー、トドマツ等が挙げられます。

ティートリーは、オーストラリアで万能薬として古くから使われてきたアロマです。18世紀のキャプテン・クックがこの葉をお茶のように飲んだと言われており、tee treeという名前がついたという説があります。このティートリーは植物としての生命力が強く、成長も早いことでも知られています。

 

風邪などの予防に!抗菌作用のあるアロマレシピ

また、子どもはすぐに熱を出したり、風邪を引いたりします。これは大人より免疫力が劣っているためで、特に風邪が流行る時期は抗菌作用のある精油を香らせておくと、比較的風邪を引きにくい環境を作ってあげることができます。抗菌作用のあるアロマを常備しておくのがオススメです。芳香浴なら手軽に活用できます。おすすめのアロマレシピとしては、ユーカリ・ラディアタ×オレンジ・スイートゲットウ×ユーカリ・ラディアタです。子どもが小さい場合は、なるべく火を使わないディフューザーを使う方が安全です。

ユーカリ・ラディアタは、インフルエンザ予防などに活用される精油です。ユーカリのアロマの中でも甘さがあり、親しみやすいアロマで子どものケアに向いています。花粉症の時期にも使えるアロマで、鼻がつまっている時やくしゃみで集中が切れてしまうときなどに、ティッシュにつけて吸入すると症状の緩和を期待できます。

 

赤ちゃんのお尻ケアに使える芳香蒸留水

そして、アロマテラピーの知識は赤ちゃんにも使うことができます。ただし、精油は濃度が高くなってしまうので、刺激が少ない芳香蒸留水を使うのがオススメです。芳香蒸留水は、水蒸気蒸留法でアロマを抽出する過程で作られたものです。肌をふれあうことにより、幸福感も生まれるので、赤ちゃんの免疫力アップが期待されます。塗布するときは、手を使ってやるのが最適です。

まず、おむつ替えのときにおしりを綺麗に拭いてから塗布してみましょう。見た目には分からないかもしれませんが、気持ち悪い状態からスッキリするのは大人も赤ちゃんも同じです。おすすめの芳香蒸留水としては、ラベンダーやローマンカモミール、クロモジ等が挙げられます。ただ芳香蒸留水は変色しやすいので、購入は使う分だけにしましょう。

クロモジは、日本生まれのクスノキ科の植物です。枝葉からアロマは抽出されます。名前の由来には諸説ありますが、昔から爪楊枝として使われてきました。生薬としても有名で、胃腸炎や皮膚病に効くと信じられていたそうです。芳香蒸留水ならば、赤ちゃんだけでなく、大人の湿疹や乾燥肌にも使えます。精油よりも安価で手に入るのも嬉しいところです。

 

赤ちゃんのあせも対策に使える芳香蒸留水

それから、汗腺は生まれた時に数が決まっています。それゆえ、赤ちゃんは小さな体にたくさんの汗腺があるような状態になり、あせもができやすいのです。沐浴の時にアロマを使うことで、清潔な状態を保ってあげるようにしましょう。お風呂に入れてあげた後に、芳香蒸留水をかけ湯としてかけてあげるだけでOKです。肌に直接つけるよりもコットンにつけて拭いてあげる方が肌に優しいです。オススメのものとしては、ラベンダーやローズ、クロモジになります。

ローズは、女性の幸福感を高めるアロマでもあるので、ママさんの精神安定にも向いています。クレオパトラが愛用したことで有名で、シーザーやアントニウスといったローマの英雄たちが魅了されたという伝説が残っています。古代ペルシャではベッドにバラを敷き詰めたりして香りを楽しんだと言われていますし、古代ローマでは、お客さんを歓迎する時にバラを浸した水を客人にかけてもてなす作法もあったそうです。そんなローズの芳香蒸留水は、目の疲れを癒やすものとして活用されてきた歴史があります。精油同様にホルモン調整作用もあり、収れん作用もあるので化粧水にも活用できます。精油よりも作用が穏やかなので、親子のスキンケアにもってこいです。

ちなみに、精油は低温で固まってしまう性質があるので注意が必要です。出てこない時はビンを手のひらで温めると元に戻ります。ローズ・オットーとローズ・アブソリュートの二種類がよく知られていますが、これはアロマの抽出方法の違いで、ローズオットーの方が汎用性は高いです。

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この記事は当ブログのライター「saya」が書きました。

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