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香りがいいアロマレシピまとめ 精油で作る天然のフレグランス♪



アロマテラピー
 
アロマテラピーは、最近その効能によってよく知られるようになりました。しかしながら、古くから香りは楽しむものとして活用されてきたものです。その極地がフレグランスです。今は合成香料を使いますが、高級なフレグランスには、今も天然香料を使うことが多いです。天然の植物成分から作るフレグランスは、心を心地よい状態に保つのに有益なアイテムです。アロマテラピーに慣れてきたら、自分だけのフレグランスを使うのがオススメです。


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爽やかな朝のためのアロマレシピ

例えば、朝の目覚めに最適なスプラッシュ・コロンがあります。ルームスプレーとして使えるような濃度が低く、エタノール量も少ないのがオー・デ・コロンにあたります。オススメのアロマレシピとしては、オレンジ・スイート×レモン×ラベンダー×ネロリです。トップノートとミドルノートの組み合わせなので、香りが軽やかですぐに拡散する点も朝向きといえます。

オレンジ・スイートは、ネロリは、別名オレンジフラワーと呼ばれるアロマです。天然の精神安定剤と呼ばれるほどに精神的なトラブルにもやさしく作用してくれます。定植後4年は花をつけない上、花を手摘みで採取してからアロマを抽出するため、かなり高価なアロマでもあります。アロマの色もきれいなオレンジ色をしています。

 

気合を入れたいときのアロマレシピ

また、お昼から気合を入れて仕事をしたい時にオススメなのが、濃度5%程度の幸せな気持ちになれるオー・デ・コロンです。すべてのアロマの分量を均等にすることで、香りが交じり合い、楽しい気持ちになれます。自分だけでなく、周りにも使える便利アイテムです。オススメのアロマレシピとしては、ベルガモット×オレンジ・スイート×ペパーミント×マージョラム・スイート×サンダルウッドです。

ベルガモットは、イタリア南部を原産地とするミカン科の植物です。緑色だった果実が熟すと黄色になります。光毒性があることで知られていますが、最近は毒性のないフロクマリンフリーのものも販売されています。ただし、フロクマリンフリーのものの方が若干高価です。柑橘系全体の特徴でもありますが、安心感を与えてくれる香りで、心の不調にも効果があります。古くからアールグレイの香り付けやオー・デ・コロンの原料として使用されてきました。ベルガモットという名は、最初に栽培が始まったスペインのベルガ市にちなむ説があります。もしくは、洋なし型をしているので、トルコ語でナシの王という意味のベグアルムディという言葉を由来とする説もあります。香りにさわやかさや甘みだけでなく、苦味や渋味もあるアロマなので、バランスがよく、さまざまなアロマとの相性も良いです。

 

気持ちが落ち着くアロマレシピ

それと、夕方頃に気分を落ち着けたいときには濃度を少しあげてオードトワレを活用するのがおすすめです。オードトワレは濃度8%程度の香水を指します。オススメのブレンドとしては、ベルガモット×レモン×フランキンセンス×シスタス×トンカビーン×ベチバーです。フランキンセンスといったベースを多く配合することで厚みのある香りになります。

シスタスは、比較的新しいアロマです。地中海の山岳地帯が原産のハンニチバナ科の植物で、ラプダナムやロックローズといった別名があります。抗菌作用や収れん作用があるので、アンチエイジング用の化粧水なんかにも向いています。呼吸器系の症状緩和にも使えますし、樹脂系のベースノートで力強い香りが特徴です。あと、トンカビーンは、熱帯アメリカを原産地とするマメ科の植物です。果実からアロマを抽出します。バニラやシナモンに近い甘い香りが特徴です。鎮静作用もあり、比較的香りの揮発度が高くないので、フレグランス作りに活用されることが多いアロマでもあります。ベチバーやパチュリといったアロマとの相性も抜群です。

 

大人っぽい香りを楽しむアロマブレンド

そして夜に香りを楽しみたいときは、さらに濃度を上げてパルファンを作るのもオススメです。濃度11%なのでオトナの夜を楽しみたいときに向いています。夏の夜の温室をイメージするような濃密な香りを漂わせることができます。おすすめのアロマレシピとしては、ベルガモットorマンダリン×ジャスミン×ローズ・オットー×イランイラン×サンダルウッドです。フローラル系を重点的に配合することで、乙女心を満たすブレンドになります。

ジャスミンは、和名をオオバナソケイという植物です。インド原産のモクセイ科の植物で、濃密な花の香りがアロマにもあります。白い可憐な花は夜の香りが強まり、花の王と呼ばれています。実はアロマには、200種類以上の芳香成分が含まれています。心身のバランスをとるのに有効だと言われています。また、溶剤抽出法で抽出されたジャスミン・アブソリュートがあります。こちらは香水の原料でもあり、通常のジャスミンに比べてオリエンタルな濃厚さが一層強い香りが特徴です。マツリカとも呼ばれています。皮膚刺激を引き起こすことがあり、妊婦さんには不向きなので、使用には注意を要します。

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この記事は当ブログのライター「saya」が書きました。

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