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白髪を自宅で上手に染める方法~コツを覚えてコスト節約♪



シャンプー後
 
白髪は、いったん気になり始めると止まらないものです。特に、自分では見ることのできない後頭部は「人からどう思われているのだろう」とドキドキして、外出するのが億劫になることも。
そんな時、美容院に駆け込めばすぐにきれいな状態にしてもらえるのは分かっているけれど、プロに染めてもらうと一度に何千円もかかる上、新しく伸びてくる部分はまたお金をかけて染め直してもらわねばなりません。


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しかし、自分できれいに白髪を染めることができれば、かかる費用はせいぜい市販の白髪染め代程度。数百円で済んでしまいます。コツを覚えて白髪と経済的にお付き合いしていきましょう。

 

ヘアカラーとヘアマニキュアの違いって何?

ドラッグストアの棚を見てみると、白髪染めといってもいろいろな種類があることが分かります。たとえば「ヘアカラー」と「ヘアマニキュア」。この2つは具体的にどんなところが違うのでしょうか?

ヘアカラーには、毛髪内部のメラニン色素を脱色する作用があります。中のほうまでしっかり色が入るので退色しにくく、平均で2~3ヶ月は色持ちするので、忙しい人にはとても便利。明るめの色にしたい時も、ヘアカラーのほうが適しています。
ただし、染める力が強い分、髪や頭皮へのダメージが強いので、初めて使う製品の場合は必ずパッチテストをすることをおすすめします。

一方、ヘアマニキュアは髪の外側とほんの少し、内部に色が入るぐらいで脱色する力はありません。色持ちは約3週間なので、こまめに染め直しのできる人向きと言えるでしょう。また、汗をかくと色落ちしやすく、それが皮膚に付いてしまう可能性があるので、使用する際は十分に気をつけてください。
ヘアカラーに比べると髪や頭皮へのダメージは少ないので、髪を傷めたくない人にはこちらのほうが向いています。

 

白髪染めの色を選ぶポイント

白髪染めは、同じ製品を使っても髪質や傷み具合によって色の入り方が変わってきます。一般的に、髪が固くて太い人は染まりにくく、反対に髪が柔らかくて細い人やダメージの進んでいる人は色が入りやすいと言われているので、自分の髪の状態をよく把握し、ちょうど良い色に染まりそうなものを選びましょう。

また、真っ白なキャンバスに色を塗ったところを想像していただけると分かりやすいと思いますが、白髪の量が多い人はそれだけ色が出やすくなります。ですから、白髪が多い人は希望よりもやや暗めの色を、逆に白髪の量が少ない人は明るめを選ぶと、ちょうど良い具合に仕上がります。

 

失敗しない白髪染めのコツ

白髪染めを選んだら、いよいよ本番です。次のような順序で、手際良く染めていきましょう。

 

ステップ1:道具を準備する

●床が汚れるのを防ぐ新聞紙
●肌や洋服を染料から守るためのタオル
●髪の生え際や耳の後ろ、襟足などに染料が付かないようにするための保護クリーム
●髪をブロッキングするためのクリップ
●万が一、染料が皮膚などに付いた時のためのティッシュ

※髪に整髪料が残っているとちゃんと染まらないので、前日の夜は必ずシャンプーしておきましょう。ちなみに、直前にシャンプーすると肌を保護するための皮脂が足りず、薬剤が染みて痛くなるので危険です。

 

ステップ2:白髪染めを塗る

取り扱い説明書に書かれている通りに薬剤を混ぜ合わせます。そして、前髪→後ろ側→全体という順番でたっぷりと塗っていき、最後に染まりやすい毛先にも塗って指定の時間放置してください。

基本的に取り扱い説明書に書かれた通りの放置時間でかまいませんが、髪の質や白髪の量によっては色が入りすぎることがあるので、適宜調節しましょう。また、室温が低い時は染まりにくいので、冬場は少し時間を長くとるとうまく染められます。頭にタオルを巻いたり、シャワーキャップをかぶったりするのも効果的ですよ!

 

ステップ3:白髪染めを洗い流す

時間がたったら、シャワーのお湯で白髪染めをよく洗い流します。次に、ヘアカラー専用のシャンプーとコンディショナーを使ってお手入れをし、髪をアルカリ性から酸性に戻してあげてください。

 

白髪を染めた後のお手入れのコツ

うまく白髪が染められると、思わず気分も浮き立ちます。できるだけ長くもたせるために、次のポイントに気をつけてお手入れをしましょう。

 

シャンプーはヘアカラー専用か、弱酸性のものを

洗浄力の強すぎるシャンプーを使うと、せっかくの染料が落ちやすくなってしまいます。できるだけ専用のものが望ましいですが、手に入らなければ洗浄力のマイルドな弱酸性のシャンプーを使いましょう。そして、洗った後はコンディショナーやトリートメントで髪をコートし、染料が流れ出るのを防いでください。

 

生え際が伸びてきたらこまめにリタッチ

個人差がありますが、髪はだいたい1ヶ月で1㎝ほど伸びます。そうなると、どうしても生え際の部分だけ白くなってしまうので、こまめにリタッチしてきれいな状態を保ちましょう。いちいち全体を染め直していると髪が傷んでしまうので、扱いやすいクリームタイプで生え際だけ染めるのがおすすめです。「外出する時だけ気になる」という場合は、ペンタイプの白髪隠しを塗っても良いでしょう。

 

お金をかけずに白髪を隠すには、自宅での白髪染めの技術を磨くしかありません。最初は難しいかもしれませんが、回数を重ねるうちにだんだん上手にできるようになるので、あきらめずに練習を重ねていきましょう。

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この記事は当ブログのライター「藤村 華子」が書きました。

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