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身体を温める食べ物・冷やす食べ物。甘いものが欲しくなったら?



冷え性改善

 

現代女性は冷えに悩まされている方が多いと言われています。
男性でも冷え性の方はいますが、圧倒的に女性の方が多いようです。
女性は筋肉量が少ないため熱を生み出しにくいこと、生理や出産を経験する事により血液が不足しているので血が不足していたり、滞りがちなことが原因だと言われています。

 
身体が冷えていると熱を生み出せず代謝が下がるので、太りやすい体質になりやすくなり、体温も低いので疲れやすく、風邪をひきやすくなります。
また身体の冷えはホルモンバランスの乱れを招き、卵子の質を低下させ、ひいては不妊症の要因にもなっているといわれています。
ここでは冷えを改善するような食べ物や食事の仕方についてご説明したいと思います。

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食事で身体を内側から温める

身体の内側から温めるためには、食べ物や飲み物の温度に気をつけることが一番です。
夏の暑い日に冷たい飲み物を飲むと身体が涼しくなりますね。
ですが冷え性さんはこのような行為はなるべく控えましょう。

 
身体の内側から温かくすることを目指すのであれば、当然食べ物も飲み物も温かいものを摂取することを意識しましょう。
同じ野菜を食べるという行為でも、冷え性さんは生野菜よりも温野菜の方がいいでしょう。

 
夏に温かい飲み物を飲むことに最初は違和感があるかもしれませんが、慣れてしまえば習慣になってしまいます。
どうしても温かい飲み物に抵抗があるのであれば、まずは常温の飲み物から試してみてはいかがでしょうか。
それから人間の身体は夜と早朝の体温が一番低く、朝起きてから少しずつ上昇していきます。
ですから朝食は1日の活動に向けて代謝、体温を上げるための重要なエネルギー源となるので、抜くことなくきちんと食べるようにしましょう。

 
パンとハム、コーヒーなどの洋食よりは、ご飯とみそ汁だけでもいいので和食の方が冷えを解消するという観点においてはお薦めです。

 

 

身体を温める食べ物、冷やす食べ物

では身体を温める食べ物にはどのようなものがあるでしょうか?
ショウガやニンニク、ねぎは身体を温める代表的な食べ物です。
特にショウガは即効性があるので、日ごろのお味噌汁に少し入れるだけでも身体が温まります。
紅茶にショウガを入れて飲むと身体が温まり飲み物としても美味しいので、意外かもしれませんがお薦めの組み合わせです。

 
それから人参、ごぼう、かぼちゃ、レンコンなどのいわゆる冬野菜も身体を温めてくれる食べ物です。
これらの野菜を温かく調理して食べれば身体の内側から温かくなりますよ。

 
逆に身体を冷やすと言われているのは、なすび、きゅうり、トマトなどの夏野菜や、バナナ、マンゴー、パイナップルなどの南国で栽培されているフルーツだと言われています。

 

白砂糖は身体を冷やす

また私たちの身近な調味料としてある砂糖ですが、白砂糖は身体を冷やすので、できれば黒砂糖を選ぶようにしましょう。
スナック菓子やチョコレート、合成甘味料等人工的に作られたものは、身体を冷やすものが多いということも覚えておくといいでしょう。
とはいえ身体を冷やす食材を全く使わないようにすることは不可能なので、自分のライフスタイルに合わせて可能な範囲で行うことから始めてみしょう。

 

 

甘いものが欲しくなったら桃がお薦め

甘いスイーツは女性の好物の代名詞ですが、白砂糖が大量に使用されているものが多く、身体を冷やすので、身体の冷えという観点からはあまりお薦めできません。
しかしながら身体が疲れている時、甘いデザートがどうしても食べたい時はありますよね?
身体の冷えはよくありませんが、我慢しすぎてストレスをためることはもっと良くありません。
多少であれば甘いデザートも時にはいいでしょう。

 
冷え性さんに特にお薦めなのは、果物を食べることです。
果物といっても一般的に南国育ちのものや、夏の果物は身体を冷やすとして広く認知されていますが、例外があるのをご存知でしょうか?

 
意外かと思われるかもしれませんが、桃にはマグネシウムや鉄分が含まれており、貧血やめまいの予防や体温調節機能を促す作用があります。
さらにはビタミンCが豊富に含まれているので、美肌効果があり老化防止の働きもあるので、女性にとっては嬉しいですね。
つまり桃には身体を温める働きがあり、美肌効果もあるので冷えに悩む女性でも安心して食べていい果物といってよいでしょう。
ですから甘いものが欲しくなった時は桃を食べて心と体をリフレッシュさせてみてはいかがでしょうか。

 

 

冷えと食べ物の関係を知っておきましょう

冷えを解消するための食事の仕方や食べ物についてご説明しました。
冷えに効く食べ物を摂取することはもちろん重要ですが、何事も大量摂取しすぎることは考えものです。

 
また「これは○○に効くから、食べないといけない」と心掛けるのはいいことですが、その気持ちが強すぎてストレスを感じるようでは本末転倒です。
ストレスをためることも当然身体にとっては良くないので、出来る範囲で無理なく続けられる食生活を考えてみましょう。
一つの食材に偏りすぎず、バランスのよい食生活を習慣づけることが冷え改善にもつながるでしょう。

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