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ワキ汗の治療ってどんな方法で行うの?かかる費用はどのくらい?



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ワキ汗って大したことない問題に見えて、女性にとってはかなり深刻な問題です。
ワキ汗をかくと目立ちやすいし、見た目にも、臭いの問題もあり、なるべくならかきたくないものです。
しかし、季節が変わったり、精神的な問題であったり、汗を元々かきやすい人にとっては年がら年中悩まされること。
特に汗のかきやすい体質の人にとっては切っても切れない関係のようにずっと纏わりついてきます。


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そんなワキ汗を治療してくれるところがあることはご存知かと思いますが、敷居が高くてとか、人目が気になってとか、お金をいくら請求されるか怖くて行く勇気がない人も多いと思います。
実際どんなことをして治療するか、いくらかかるのかというところははっきりと見えてこないのが現実。
今回はその辺りを掘り下げて説明します。

 

ワキ汗治療、費用はいくらかかる?

まずはお金の問題ですが、これは保険がきくものときかないものがあり、それにより金額は大きく変わっていきます。
いわゆる美容のために行うものは保険の適応が無く、自由診療、金額はピンキリとなります。
美容整形外科ではほとんどが自由診療、クリニックや診療所といった場所では保険が適応される場合が多いので、病院選びも気にしなくてはいけない点となります。

保険が適応されると3割負担となり患者が病院に支払う金額は減りますが、ワキ汗治療に関しては本当に保険適応されているのか疑いたくなる金額を言われる場合もあります。

ワキ汗の治療は何をするかというと、ワキ汗の度合いが軽度の場合は塗り薬などで対処していきます。
他にはボツリヌス療法(又はボトックス療法)と言われる、ボツリヌス菌を脇の下に注射する治療。
また、病院で処方される飲み薬の使用や、脇の下の手術、レーザー治療や精神療法などがあります。

これらは脇の下の汗の度合いに応じて対処していきますが、金額的には塗り薬や飲み薬が圧倒的に安く、ボツリヌス療法(ボトックス療法)や手術は保険適応されても何万円という万単位での支払いを請求されます。

治療においてはお財布と相談が必要な金額となるため躊躇してしまう人も多いのが現実です。
では、筆者も実際体験したことのある治療方法からその効果について説明していきましょう。

 

治療法1:塗り薬

まずは、塗り薬の体験から。

病院で出される塗り薬の代表として「塩化アルミニウム」という液体があります。
これは製薬会社が製造販売しているわけではなく、病院内での製剤となるため、処方してくれる病院は少なめですが、ワキ汗を止める薬剤としては有名なものです。
透明な液体を脇の下に1日複数回塗布し、徐々にワキ汗を止めていくことになります。
主成分であるアルミニウムには収斂作用(しゅうれんさよう)があり、肌を引き締め汗の量の調節、殺菌、消臭作用もあるとされています。

とても簡単にできるワキ汗対策ではあるものの、即効性があるわけではなく、ワキ汗を止めるには時間がかかる療法です。
また、肌質の弱い人は肌が荒れてしまったり、痒み、赤みを伴う症状が出やすいという欠点があります。
筆者も使ってみたところ、痒みが出たこと、肌が荒れたことでやむを得ず使用を中止しました。

保険適応ではありませんが、1,000円前後と安価なので、肌が強い方にとっては最も手軽にできるワキ汗治療の方法と言えるのではないでしょうか。

 

治療法2:ボツリヌス療法(ボトックス療法)

次にボツリヌス療法(ボトックス療法)についてですが、こちらはワキ汗では保険適応の対象となります。
ただしそれは保険を扱っている医療機関でのみ有効ということなので、美容整形外科などの保険の取り扱いのないところではかなりの高額となります。
保険適応でも3万円前後の金額が妥当で、決して安いとは言いがたい治療方法なのですが、効果の出る人には汗がピタッと止まるくらいの効果がある療法です。

こちらも筆者が体験しているのですが、ボツリヌス菌の注射を細かく浅く何度も脇の下に注射することで、3~6か月ワキ汗の量を調節できるようになります。
筆者の場合には汗ジミができないくらいにワキ汗が止まり、感動しました。
ただし、こちらも効果の出る人、出ない人がいるため、やってみないと分からないといった問題点があります。

その他に、注射を脇の下に打っていくため、少々の痛みを伴います。
効果がずっと続くわけではないので、夏場などの汗のかきやすい時期に注射していくと良いと思います。

 

治療法3:飲み薬

次に病院で処方される飲み薬について。
こちらは塗り薬やボツリヌス療法の注射で効果が得られない場合に使うことが多いものです。
主に病院で処方される内服薬は漢方や抗コリン薬などが使用されます。

内服薬は塗り薬や注射と違い、広範囲に効果を表すことが多く、患部以外の場所にまで影響が出やすいというのが欠点です。
副作用も報告されているため、安易な服用は避けたいところ。
深刻なワキ汗への対策には有効な手段であるため、最終的には医師との相談のもとで飲むか、飲まないかを決めることにはなりますが、慎重な判断が求められます。

 

治療法4:手術・レーザー治療

その他には手術やワキの下にレーザーを当てて汗を止める方法があります。
手術やレーザーは金額も高額で効果はありますが、人によってはワキ汗を止める手術をしたのに他の部分からの汗が大量に出るようになったなどの副作用もあります。
金額がとにかく高価なので、ワキ汗を止めるための最終手段として考えたほうが良いでしょう。

 

悩む前に、まずは医師に相談を!

このように治療方法は様々。
金額的には、場合によってかなり高額になりかねないというのがワキ汗治療の問題点ではありますが、精神的に悩まされてしまうようであれば一度病院を受診し、適切な処置を受けることをお勧めします。

ワキ汗の治療は恥ずかしいことではなく、むしろ、治療していくと本当に良かったと実感することができると思います。
筆者も体験済みですが、ワキ汗治療をした後は汗を気にすることなくお洒落ができ、太陽の下に堂々と出られるようになりました。
高額な治療であってもやった価値はあると思いました。
より良い日常生活を送るために、ワキ汗治療、試してみてはいかがでしょうか?

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