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アンチエイジング効果覿面!DHEAレベルを向上させる食生活とは?



野菜
 
若々しさを維持するために必要なホルモン「DHEA」は、私達の食生活に直接左右されることがわかっていいます。この記事では、そのDHEAがアンチエイジングに直接関わっている理由と、DHEAレベルを上げるための食生活の改善法をご紹介いたします。


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DHEAがアンチエイジングに効くワケ

DHEAというホルモンは、副腎皮質という臓器から分泌される、身体にとても重要なホルモンです。このホルモンは、若々しさを保つ「成長ホルモン」、肌の皮脂の量を正常に保つ男性ホルモン「テストステロン」、肌のきめ細かさと水分を保つ女性ホルモン「エストロゲン」などの、身体の健康とアンチエイジングに欠かせない物質の元となっています。

若い人と老いた人のDHEAレベルを計ると、その差は一目瞭然。40代の人は20代の人の半分、60代なら30%、80代ならば10~20%となってしまうんです。さらに、同世代でもDHEAのレベルを比べると、低い人の方が身体が老いてしまうことがわかっています。

実験で患者にDHEAを投与したところ、肌のみずみずしさと明るさがアップし、筋肉量と骨密度の上昇、記憶力のアップ、更に血管も若返ったという結果が出ています。DHEAのレベルと身体の若々しさは、切っても切れない存在なのです。

 

食べ物に左右されるDHEAレベル

私達の身体は食べ物からできているため、DHEAを生み出す副腎皮質の機能も食生活に左右されます。偏った食生活は身体に悪いだけでなく、身体の若々しさも失う原因であるということを肝に銘じておきましょう。

反対にDHEAの分泌量を増やす物、そして身体が喜ぶ栄養豊富なものを食べていれば、自然と身体を若々しく保つことができます。ここからは副腎皮質を労わり、DHEAレベルを高く保つために良い食事のアイデアをご紹介致します。

 

低糖質&食物繊維豊富な食生活

摂取する糖質を少なくすることは、ダイエットだけでなくDHEAの分泌量の上昇にも繋がるので、アンチエイジングにもいいんです。砂糖や炭水化物を取ると、血糖値が急上昇してインスリンが多く分泌されてしまうので、DHEAの分泌を抑えてしまいます。そのため、ご飯やパン、そして麺類といった炭水化物を減らす糖質制限ダイエットをすることで、DHEAの分泌量の増加を期待することができるんですよ。

スイーツ好きの方は、できる範囲内で甘い物を抑えて下さい。そして食前には桑の葉茶、食後には緑茶や番茶、グァバ茶を飲むようにすれば、血糖値の急上昇をある程度抑えることが出来ます。スイーツを食べた後にコーヒーや紅茶を飲みたいと思う方もいるでしょうが、カフェインはインスリンの上昇を抑えてしまいます。血糖値が上がりっぱなしになってしまい身体には良くないので、できる限り避けましょう。

また、食物繊維が豊富な食生活を送るのもDHEAレベルの向上に繋がります。食物繊維は、糖質の吸収を緩やかにしてくれる働きがあるので、インスリンの乱高下を防いでくれるのです。なので、ご飯やパン、パスタといった炭水化物を食べる前に、サラダなどの野菜を始めに食べると良いでしょう。

 

新鮮な、生もしくは蒸し野菜

ビタミンやミネラル、そして野菜に含まれる「フィトケミカル」は、副腎疲労の回復に役立ち、更に働きを活発にさせる効果を持っています。なので、野菜を毎日たくさん食べることで、DHEAレベルを高く維持することができます。

ただ野菜は野菜でも、新鮮で、生もしくは軽く蒸した野菜を食べると良いでしょう。野菜に含まれるフィトケミカルは、鮮度が落ちるとともにどんどん少なくなってしまいます。また、フィトケミカルは熱に弱いので、炒めたりすることによっても少なくなってしまいます。野菜の栄養価を高く保つには、蒸すのが一番適しています。これからは蒸し野菜を食卓に増やすと良いでしょう。

カット野菜は簡単で便利ですが、過剰な水洗いと漂白によって、栄養成分はかなり抜け落ちてしまっています。できる限り、普通の野菜を買って自分で調理してください。

 

抗炎症効果のハーブ

DHEAを分泌する副腎皮質は、炎症を抑えるためのステロイドを分泌する機能も持っています。そのため、身体のどこかにいつも炎症があると副腎皮質を酷使してしまい、DHEAレベルが下がってしまいます。

口内炎や、腸内環境の悪化による腸の炎症、アレルギー反応などは、全て炎症です。こうした炎症を抑えるためにも、抗炎症効果のあるハーブを摂取して、副腎皮質を助けてあげましょう。

効果的なのは生姜、オレガノ、ターメリック、ローズマリー、タイム、シナモンなどのハーブです。

 

ヘルシーな脂質

健康的な脂質は、DHEAの分泌に必要な栄養素です。脂質は悪だと捉えられがちですが、ある程度の身体に良い脂質は取りましょう。

オススメなのはココナッツオイル、オリーブオイル、グレープシードオイル、ナッツ、そして青魚に含まれるオメガ3脂肪酸です。これらに含まれる脂肪は身体に良いとされる「不飽和脂肪酸」というタイプで、善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らす役目を持っています。

肉やバターに含まれる飽和脂肪酸、そしてマーガリンに含まれるトランス脂肪酸は、身体にあまり良くない脂肪なので摂る量は抑えましょう。トランス脂肪酸に至っては身体に害しか及ぼさないので、マーガリンは絶対に食べないでください。

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