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妊活中・出産前後の不安定な心身のケアに効果的なアロマレシピ集



便秘解消
 
女性の身体は子どもを作るためにもとてもデリケートにできています。それゆえ、特に妊活などを始めるとこころも身体も不安定になりがちです。もちろん、婦人科にかかってお医者さんの助けを借りることも大切ですが、生活の中にリラックス効果が高いアロマを取り入れれば、妊娠前・妊娠中・妊娠後にも役立ちます。


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まず妊娠する前、妊活をしている人に向いているアロマをご紹介します。特に無月経は不妊の大きな原因となるので、早めに婦人科を受診するとともに、無理なダイエット等も原因となるので、生活習慣を見直す努力とともにセルフケアでアロマを使ってくださいね。

 

妊活中のアロマトリートメント用レシピ

妊活中は、とにかく自分を大事にすることが必要です。気長にできるアロマトリートメントがオススメです。下腹部や腰のあたりを念入りに行いましょう。ゆったりとした気持ちで時間をかけて行うのもポイントです。適したアロマブレンドは、クラリセージ×ゼラニウムローマンカモミール×キャロットローズオットー×サイプレスといったものになります。

サイプレスは、地中海地域沿岸原産のヒノキ科の植物です。植物名はイトスギで、針葉樹として日本でも有名です。古代エジプトでは、その香りの良さを含め、王の棺に使われていました。古代ローマでも祈祷の時に薫香として焚かれていたそうです。邪気を払うアロマとして、南フランスでは寺院や墓地に植えられていたりします。喉の痛みを癒やす効果が期待できる他、精神的にしめつけられるような不安にも効くと言われています。

 

妊活中の心のケアに効果的なアロマブレンド

また、妊活では妊娠できない期間が長く続くと自尊心を傷つけられることもあります。妊活が上手くいかないのは、ショックな出来事や周囲の理解が得られないことなどが挙げられるので、自分を責めすぎないのが大切です。お風呂にゆったり浸かって、つらいことを水に流してしまいましょう。好きな香りを選べば良いのですが、浄化作用を高めるために、基材としては天然塩などを使うのがオススメです。効能からすると、メリッサ×ネロリローズオットー×サンダルウッドローマンカモミール×ジンジャー等がブレンドとしてはオススメです。

メリッサは、地中海沿岸原産のシソ科の植物です。古代ギリシアから活用されてきたアロマで、古代アラビアの医師であるイブン・シーナは、メリッサを強壮や精神的安定に使えるアロマとして『医学典範』に記述しています。メリッサはそもそも、ギリシャ語でミツバチの意味で、レモンバームの名でも親しまれています。レモンのような香りの中に、甘さもあるので嗅ぎやすいアロマの一つです。

 

妊娠中はアロマは控えて

そして、妊娠したらしばらくはアロマに接するのは避けましょう。妊娠中に使うと流産を引き起こす可能性があるアロマがあるので、もし使用する場合でもよく医師と相談してください。ただ、いよいよ出産となると大いに役立ち、産婦人科や助産院でもアロマを活用しているところも増えています。もちろん、産後のケアにも十分役立ってくれます。

 

スムーズな出産をうながすアロマ

例えば、スムーズな出産をうながすため、芳香浴でアロマの力を活用します。女性が安心できるアロマを選んで、緊張をときほぐすようなものを使います。トリートメントをするときは、専門家の指示に従ってくださいね。オススメのアロマとしては、ローズオットージャスミンクラリセージ等です。

ローズオットーは、ギリシャ神話の女神、アフロディーテの花として有名です。愛を象徴するアロマで、鎮静作用と高揚作用の両方あるのが特徴です。心のバランスをとりたいときに使いたいアロマであり、神経過敏や情緒不安定などのあらゆる精神的な問題解決に一役かってくれるアロマです。ホルモン調整作用にも優れているので、月経痛の軽減にも役立ちます。帯状疱疹のケアにも活用されています。

 

産後ブルー対策に有効なアロマ

そして産後ブルーに陥りそうなときには、ぜひ自分へのご褒美としてアロマを使ってみてください。安心感を生んだり、幸福感を高めてくれるものをトリートメントで使うのが向いています。ただ、産後の肌は敏感なので、広範囲にやるのではなく、ハンドトリートメント程度にすることと、アロマの量は少なめに使うのがオススメです。アロマも単体で使う方が、刺激が少なくトラブル防止になります。ユズネロリローズオットー等が適しています。

ユズは、安心感を与えてくれるアロマです。懐かしい香りで、寂しさや不安感を解消してくれます。海外でのホームシックの時に使ったりするのもかなりオススメです。睡眠の質を改善するために使うのも有効で、芳香浴で気軽に使うだけでも気分が変わります。また、血行促進作用があるため、冷え性のケアにも活躍してくれます。サンショウやジンジャーといった同じく身体を温めてくれるアロマとブレンドし、バスソルトにしたりトリートメントオイルにするのも向いています。消化器系の働きを活発にするので、便秘のときにも使えるアロマです。ハッカとブレンドして、腹部のトリートメントに使うのがオススメです。

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この記事は当ブログのライター「saya」が書きました。

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