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シアバターでヘアパック!さらツヤ髪になるクレンジング方法



尿素水
 
シアバターは、天然の保湿剤としてさまざまな用途があります。スキンケアでの使い方はよく知られていますが、髪にも効果的です。シアバターをヘアケアに使うと、さらさらツヤツヤの髪になります。ここでは、シアバターを使ってのヘアケアの方法をご紹介しましょう。


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髪になじみやすいシアバターの成分

どうしてシアバターが髪に良いのかと言うと、それは成分に秘密があります。
日本では昔から椿油が髪に良いとされ、つげの櫛は椿油を浸み込ませて作られているほどです。椿油の主成分はオレイン酸で、皮膚や髪に含まれる脂肪酸であり、抗酸化作用が強く、保湿力も抜群です。シアバターには、オレイン酸と、やはり抗酸化作用の高いステアリン酸が同程度含まれています。このために、シアバターは髪につけると、すぐになじみ、ハリとツヤをもたらしてくれるのです。

 

さまざまなヘアケアでの使い方

シアバターを髪に使うには、さまざまな方法があります。シャンプー前にヘアパックや頭皮ケアとして使ったり、トリートメントとして髪の芯まで浸み込ませたり、朝のスタイリングで使ったり……。
髪になじみ、適度な保湿とハリツヤをもたらすシアバターは、どんな使い方でもOKですが、基本的な使い方を場面ごとにまとめてみましょう。

 

シャンプー前に…髪のクレンジング

シャンプー前に使う方法は、ヘアパックとも呼ばれています。
シャンプー剤は、汚れと一緒に髪の表面の皮脂も洗い流します。その時に、必要な皮脂も一緒に流してしまうと、髪がパサつく原因となります。
その点、シアバターを先につけておくと、皮脂と似た成分のシアバターが髪になじみ、シャンプーした時に不要な汚れは洗い流され、必要な皮脂は髪に残ります。
簡単なので、ぜひお試しを。
シャンプー後のツヤツヤでしっとりの髪にきっと驚くと思いますよ。

 

シアバターを使ったヘアパックの方法

1. 手のひらにシアバターを多めにとり、両手で温めて溶かします。お風呂だと簡単に溶けてすぐに使えます。

2. 髪全体に伸ばします。

3. 頭皮をやさしくマッサージします。

4. 普段と同じようにシャンプーします。

 
髪につけた後、頭皮につける時に全体をくまなくマッサージすると、頭皮ケアにもなります。この時、地肌を傷つけないようにやさしく指の腹でマッサージするのがコツです。頭皮のクレンジングにもなりますし、必要な皮脂は残るので頭皮の保湿にも効果的です。

 

シャンプー後に…ホットタオルでヘアトリートメント

シャンプー後のトリートメントとして、本格的な方法をご紹介しましょう。

手順だけ見ると面倒だと感じるかもしれませんが、習慣にしてしまうと良いでしょう。適度な加熱で髪の芯まで成分を浸み込ませるホットタオルによるトリートメントは、髪を傷めることなく、毎日でもできる方法です。このトリートメントの後は、髪が若返り、1本1本が太くなり、コシが出るのが実感できます。週に1回でも効果的です。ぜひお試しを!

 

ヘアトリートメントのやり方

1. シャンプー後に軽く髪をしぼり、水気をとります。

2. シアバターを手に取り、溶かします。

3. ホットタオルで髪を包み、シャワーキャップをかぶります。ホットタオルは、十分に濡らしたタオルをラップしてから電子レンジで30秒ほどあたためておきます。このまま10分ほど待ちましょう。

4. しっかり洗い流します。効果的な成分はすでに髪に浸み込んでいるので、ここでは十分に洗い流しましょう。

 

これは面倒でできない、という人は、シャンプー後に毛先だけつけてみて下さい。それだけでも、乾いた後のフワフワ感がいつもと違ってきますよ。

 

お風呂上がりに…ヘアコート

普段、仕上げのヘアコートはお使いでしょうか。シャンプーとトリートメントで仕上げて、乾いた後にさらに保湿剤をつけたいという場合は、シアバターでコーティングするのがオススメです。

 

コーティングの方法

1. お風呂上がりに軽くタオルドライをします。

2. ドライヤーの前に両手の手のひらで溶かしたシアバターを髪全体に伸ばします。

 
抗酸化作用の強いシアバターは、このようにヘアコートとして使うと、ドライヤーの熱から髪をやさしく守ってくれます。

 

スタイリング剤として…ヘアワックス

1. シアバターを手に取り、溶かします。市販のヘアワックスよりも少なめで十分です。あまりつけ過ぎるとベタつくので気を付けましょう。

2. 髪全体に伸ばします。

 
シアバターは、髪の成分と似ているので、髪になじむと自然なハリとツヤが引き出されます。市販のワックスよりも軽いのにキレイにまとまります。天然成分ですから、髪にもダメージを与えないというところも嬉しいですね。

 

ベタつき知らずでさらさらの髪に

シアバターのヘアケアでの使い方をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。シャンプー前、後、スタイリングなどいろいろありましたが、どれもすぐに実践できる方法ではないでしょうか。シアバターの良いところは、髪になじみ、つけすぎでベタつく心配があまりないところです。最初、多かったかな、と思っても、塗り込んでいるうちになくなり、余ってギトギト残ることがありません。
スタイリングの際もよっぽど多すぎるのでなければ、きれいに落ち着き、さらさらの髪になります。

天然オイルでのヘアケアは、ベタつくのがイヤという人も、シアバターの使いやすさには満足していただけると思います。ぜひお手元に1つ常備して、毎日のヘアケアに使ってみて下さい。

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