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椿油とアロマオイルの組み合わせ厳選7選!



アロマ
 
椿油は、肌に潤いを与え乾燥・老化を防ぐとても優れた効果を持っています。
それを実証する利用方法に、例えば、塗れて硬くなった野球のグローブに椿油を塗ると、革が元通りの柔らかさを取り戻したり、乾燥によりヒビが入ってしまった仏像にも、塗り込むことでそのヒビが塞がってくるのだそうです。

こんな効果を、自分の肌でも実感することができたらスゴイと思いませんか?!

ホホバオイル、オリーブオイルと並び、世界三大オイルと称される椿油のキャリアオイルとしての魅力をアロマオイルとの相性と合わせてご紹介しましょう♪


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椿油の肌への効果

先程の話でも分かるように、椿油は乾燥肌と老化肌の改善にとても効果を発揮してくれる油です。
逆に、もともと皮脂分泌の多い脂性肌では、よりベッタリとなってしまうため良い効果は得られません。

ヒトの肌の角質層の細胞と細胞の間には、セラミドという水分や脂分を保つためのスポンジのような働きをする組織が存在しています。
これは、若々しく潤い、ハリのある肌を保つためには欠かせない存在です。
ところがこのセラミドは、10代をピークにどんどん減少してしまうのです。
さらには、生活環境や気候なども影響し、その減少に拍車をかけ乾燥・老化肌を進行させてしまいます。

椿油には、そのセラミドを手助けする働きがあります。
どんな風に助けるのかというと、他のオイルに比べ、とても強い皮膜を作る力がある椿油を肌に塗ることで、皮脂膜の上にもう1枚バリアを張ったような状態を作り、水分の蒸発を食い止め、外的刺激からも保護してくれるというわけなのです。

実は、この椿油のバリアは、肌の表面を滑らかにする効果もあるので、化粧下地として代用することもできるのです。
実際に化粧のりが良いということで、歌舞伎役者の方々のあのドーランの下地には椿油が使われています。

化粧品の刺激から肌を守るために、下地を椿油に変えてみるというのもいいかもしれませんね。

 

椿油をキャリアオイルとして使う

キャリアオイルとは、一緒に使う精油(エッセンシャルオイル・アロマオイル)を希釈する役目や、その名の通りアロマオイルの成分を肌へと浸透させる、運ぶ(キャリー)役割をします。

椿油の場合、未精製のものは粘性があり比較的独特な匂いや色もあるため、気になるようであれば精製された無色無臭の物を使用します。
もしくは未精製の物であれば、ホホバオイルなど他のキャリアオイルに20~25%程度混ぜて使用するという方法もあるようです。

未精製のオイルは、元々の成分や栄養素をそのままに保持しているのでオイルの持つ効果が現れやすい反面、敏感な方にはアレルギー反応を示す可能性もあります。

精製された物は、精製の過程でオイルそのものの成分が損なわれていることが多い反面、刺激が少なく安心して使用することが出来ます。
ただし、精製の行程で他の成分を人工的に加えている可能性もありますので、信頼できる専門店で購入するか、購入の際にしっかりと成分表示を確認することが大切です。

 

精油を選ぶ

まずは、キャリアオイルに精油を混ぜて使用する際の注意点です。

 

1. 適量を守る

精油とは、成分を濃縮して作られているため、直接塗ると肌にとても強い刺激を与えるものも少なくありません。
ですので皮膚に塗布する際の濃度は1%が適量とされています。
精油のボトルは大きさに関わらず1滴が0.05mlと定められていますので、キャリアオイル5mlに対して精油1滴(精油が2滴なら、キャリアオイルは10ml)という分量を必ず守って使用してください。

 

2. 柑橘系オイルは紫外線に注意

レモンやベルガモットなど柑橘系の精油は肌についたままで紫外線に当たると、光毒性によりシミ・ソバカスの原因になりますので、使用後12時間は紫外線に当たらないように注意が必要です。

 

精油の選び方

●どんな効果を期待するのか
●その香りを心地良いと感じるかどうか

 
ポイントはこの2点だと思います。
効果はもちろん大切ですが、その時の気分に合わない、元々好きではない香りの精油を使うのは嫌ですよね?
心地がいいと感じるのは、その時、体がその香りを好んでいるということですから、存分に楽しんで欲しいと思います。

 

お勧め精油【7選】

ラベンダー

とても一般的なオイルかもしれませんが、用途も幅広く初心者の方には絶対お勧めの安心安全な精油です。

●リラックス効果
●皮脂バランスを整え、頭皮にはフケ、痒みの改善
●鎮痛消炎効果。日焼け後の肌には効果絶大!
●細胞の成長促進効果

 

カモミール

敏感肌の人や、子どもでも使える精油。(ただし、お値段は高価)

●リラックス効果
●抗アレルギー作用
●頭皮の炎症、肌荒れ、じんましんの消炎効果
●髪のパサつきや傷みの改善

 

ローズマリー

集中力や記憶力を高める効果のある精油。「若返りのオイル」とも呼ばれています。

●頭皮のベタつきや、抜け毛の改善
●血行促進
●肌を引き締める収れん作用

 

ゼラニウム

とても女性向けの精油ですが、敏感肌の方がスキンケアに使用するには注意が必要です。

●ホルモンバランスを整える(生理不順や更年期に)
●肌を引き締める収れん作用
●皮脂バランスを整え、髪のパサつきや傷みの改善

 

オレンジ

リフレッシュ効果もある優しい香りの柑橘系精油。光毒性と妊娠中の使用には注意が必要です。

●老廃物の排出作用
●髪のベタつき、フケ、痒みの改善
●消化促進、食欲増進など消化器系の不調の改善
●便秘の際の腹部マッサージにも効果的

 

ネロリ

あまり聞き慣れない名前かもしれませんが、ミカン科の花から抽出される精油です。光毒性はありませんが、刺激が強いため敏感肌の方は注意が必要です。

●保湿効果
●細胞の活性化、成長促進
●収れん作用。シミ、シワ、たるみ、妊娠線の改善
●鎮静、抗うつ効果

 

イランイラン

とてもエキゾチックな香りのする精油です。ラベンダーと混ぜ合わせると、香りが穏やかになります。

●抜け毛の改善。髪の成長促進
●皮脂のバランスを整え、シワ改善に効果
●血圧降下作用

 
いかがでしょうか?ここのご紹介した精油はほんの一部です。
合わせるとより効果的に使用出来る物を専門店などで相談して、ブレンドしてみても楽しいかもしれませんね。
椿油とともに、上手に生活の中に組み込んでください。

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