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最後の一匙も新鮮に!ココナッツオイルの上手な保存法



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ココナッツオイルは、長期間保存が効くオイルなので、大きなビンに入っているのをそのまま常温で保管できます。でも、気温によって固体から液体に変わりますし、少量ずつ使うのに大きなビンから取るのは衛生的にどうなのでしょう?
ココナッツオイルの上手な保存方法をまとめてみました。


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ココナッツオイルは常温で長期保存可能。でも…

ココナッツオイルと言っても、精製されたココナッツオイル、採取してそのままのバージンココナッツオイルがあります。栄養分がそのまま残っているバージンココナッツオイルを使っている人が多いと思いますが、バージンココナッツオイルの場合、2年くらいは常温で保存できます。

防腐剤や添加物がないのにそれだけ長期に保存できる理由は、高い抗酸化作用にあります。ビタミンEはオリーブオイルよりも豊富で、ココナッツオイルに特徴的な脂肪酸、ラウリン酸には高い抗菌作用もあります。そのため、長い時間が経っても品質が落ちずに長持ちするわけですね。

このように長持ちのオイルですが、ココナッツオイルは、ほかの植物オイルと違って、広口のビンに入っているのが普通です。そのため、使う時にフタを開けるたびに水分や雑菌が入り込みやすく、表面にカビが発生してしまうことがあります。毎日使うのに、途中でカビが生えてしまうと、もともと大量に入っているオイルを処分しなければならなくなってしまいます。
そのため、使い道に合わせた大きさに小分けにして使うほうが便利で衛生的にもなるでしょう。

また、バージンココナッツオイルは、約25度を境に、固形から液体に変化します。日本では、秋から春にかけては固形になります。冬は真っ白くカチカチに固まっていて、春先になると少しやわらかくなってきます。夏になると一気に溶けて、透明な液体になります。抗酸化作用が高いので、固形から液体へ、液体から固形へと変化すること自体は問題なく、そのために劣化することもないのですが、扱いにくいと感じる人もいるでしょう。
固形のほうが使いやすい人、液体のほうが便利と考える人、用途や好みでまちまちだと思います。
そこで、固形の時の保存方法、液体の時の保存方法について、まとめていきましょう。

 

固形で使うとき

固形で使いたい場合は、冷蔵庫に入れておきます。夏場も、冷蔵庫で保存することにより、固まった状態で使うことができるようになります。春や秋は、常温でもやわらかめに固まっていますが、カチカチにしておきたい場合はやはり冷蔵庫へ。

カチカチに固まったココナッツオイルは、スプーンですくうのもひと苦労です。もともと使う分量が決まっている場合は、1回分を小分けにして製氷トレイに入れる方法もあります。また、常温で固形の季節は、スプーンですくったオイルを小さなラップに包んでおくのも良いでしょう。

製氷皿に入れる時は、いちどオイルを液体にして、流し込めば良いだけです。冷蔵庫で冷やせばカチカチに固まります。製氷皿から1つずつ取り出して使っても良いですし、まとめて外し、角砂糖のように大きな容器に入れておくこともできます。
固まったココナッツオイルは、焼きたてのトーストに乗せると自然に溶けて広がります。料理に使う場合も、フライパンに1個落とせば、ちょうど良い分量で使えるでしょう。

 

液体で使うとき

液体のオイルとして使いたい場合は、もともと液体の夏場であれば、瓶からそのままスプーンですくって使えば良いので、ビンのままでもOKです。ただ、広口の大きなビンを開け閉めして少しずつ使うのには、衛生的に抵抗がある人もいるでしょう。
その場合は、小さめのビンに小分けするのも良いですが、用途の幅広いココナッツオイルですから、用途別に小さなボトルに分けるのもオススメです。

食用油として使う場合は、オイル瓶やソース用のボトル、ドレッシング用のボトルはいかがでしょうか。スキンケアに使う場合は、化粧水などを入れる詰め替えボトルもありますね。どのボトルも100均でそろえられるのでお手軽です。
夏以外の季節は常温で固まっているので、溶かしてから詰め替えることになります。その際は、電子レンジであたためるのはNGです。オイルなので引火したり、熱くなりすぎてやけどを負うことがあります。溶かしたい場合は水を張った鍋に容器ごと入れて湯せんで温めるのがポイントです。

 

ココナッツオイルの小分けに挑戦!

私もココナッツオイルの小分けにトライしてみました。

今は常温で液体なので、スプーンですくって清潔なボトルに入れるだけ。とても簡単です。
ただ、ボトルの口からはみ出して周りにつくと、拭いてもヌルヌルが残ってしまう点は、注意したほうが良さそうでした。小さめのスプーンで周りにつけないように入れるのがコツですね。スポイトを使いたいところですが、そこまでサラサラではなく、オイル特有の粘りはあるので、スプーンのほうが良いでしょう。

要するに、詰め替えで使ったものはヌルヌルが残ります。そこで、使い終わったスプーンは、コーヒーに入れてクルクルッと混ぜ、ココナッツコーヒーにして楽しみました。
皆さんも、使いやすい小分けにして、ココナッツオイルを最後まで楽しみましょう!

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