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ヨガと禅の違い。ココロにはどんな効果があるの?



ヨガ

 

ヨガと禅ってどう違うの?ヨガのココロの作用はどんなもの?そんな疑問を持っていませんか?ヨガを始めたいと思っている人、始めたばかりの人の中で、ヨガの身体を動かす部分以外にも興味を持っている人もたくさんいると思います。
でも、ココロのことって目に見えない部分なので、「実際はどうなの?」とわからない人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はヨガのココロの部分を禅と比較してご紹介します。

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物質的には満たされているのに心が欠けている?

ココロの部分はなんとなく大切なんだろうけど、よくわからないと思っている人も多いのではないでしょうか。
物質社会で、物はお金を出せば買える時代です。
家は物であふれ返っていて、ちょっと前の物が足りなかった時代が嘘のよう。

 
でも、こんなにも沢山の物を持っていて、便利なものが増えたのに、ちっとも楽になっていと感じている人は多いのではないでしょうか。
物がたくさんあれば幸せだと教えられていたけれど、全然幸せじゃない、それどころか物を維持するために苦しくなったり、ストレスを感じたりしている人もたくさんいます。
どうしてでしょう?

 
結局は、人間は物を集めること、所有することの物質面だけでは幸せになれないということではないでしょうか。
もちろん、必要なものはありますし、あれば楽しく使えるものもいっぱいあります。
でも、それを使うのは人間で、その人の内側のココロがしっかりしていないと、物に振り回されてしまうんですね。
そして、それがストレスになって身体にたまると、病気になってしまいます。
ある研究では、病気の半分以上の原因をたどればストレスだと言っています。

 

 

ヨガでバランスをとろう!

ココロと身体は繋がっていて、密接に関係しています。
だから、どんなに健康な食生活をして、身体を鍛えて、サプリを飲んで気をつけていても病気になる人はいます。
あなたの周りにもいませんか?「あれだけ、健康に気を使っていたのに…病気になっちゃっている。」と言う人。
大切なことは外側の物質面と、内側のココロの部分をバランスよく整えていく。それが、健康で楽しい毎日を送るために必要なことです。

 
そのバランスを整えるために作られたのがヨガです。
外側の身体と、内側のココロ両面からバランスを取るために調整するので、効果が目に見えやすいのがヨガの特徴です。

 

 

心を磨く禅

ヨガ以外にも、ココロを磨くための方法は様々あります。
日本でも伝統的なものが仏教の禅です。
禅は1200年代に道元禅師が中国から持ち帰った、修行方法でブッダが悟りを開いた修行方法とも言われています。
禅は静かに座り、ただひたすら自分の内側を観る修行方法です。
基本的に修行僧などが行っている行ですが、最近は、お寺で一般の人向けに座禅を組む体験会を行っているところもあり、一般の人でも禅をしている人も増えています。

 
禅は座禅をすることでココロを見つめることで、ココロに貯め込んだ余分なものを取り除き、本当の自分を発見することが目的です。
座禅をしていると、ココロだけでなく身体の状態の細かいところまで見えてきます。
修行を1週間くらい続けると、食べ物を食べる時に身体の中で食べ物が通る道まで感じるようになります。
しかし禅はただ座って、動かずに黙っている苦しい修行というイメージが強いかもしれません。
実は慣れてくるととても心地よく、1時間ぐらいあっという間に過ぎてしまう時もあります。

 

 

禅は苦しい?簡単?

そこに至るまでに人によって時間がかなりかかる場合もあります。
気付かないうちに私たちは毎瞬、毎瞬、頭の中で独り言を言っています。
慣れないとそのような独りごとを静めることも難しく感じてしまいますし、また日々たくさんの情報や音に触れすぎていて、音がない状態を苦痛に感じてしまう人がほとんどです。

 
さらに、人は知らず知らずのうちに様々なトラウマを持っていて、恐怖や寂しさなど様々な負の感情を内側に持っています。
静かにただ座ると、それらの感情も出てくるため、その感情が処理できず5分も座っていられないということが多いのが現実です。
ほとんどの体験ではそこまでしか経験せずに座禅を終えてしまうので、禅は難しい、瞑想は難しいというイメージに繋がっているのではないでしょうか。

 

 

始めやすいのはヨガ

瞑想や禅が難しいという人には、やはりヨガがオススメです。
ヨガは、結果的には禅と同じように、ココロを静めたり、内側の負の感情と向き合う方法を学んだりすることができます。
しかし、ヨガは身体の動きとそのココロの部分が組み合わさっているため、特に現代人のような多くの情報に触れて、ココロがざわついている私たちには始めやすいです。
基本的には、動きがあり取り組むことがあるので、黙って座っているより気軽に始めることができます。

 

効果は同じなの?

動きがあるから、ヨガのほうが効果が薄いかというとそうでもありません。
一般的な人々だと、座禅より、ヨガのほうが早くココロの面での効果も感じられるかもしれません。

 
ココロを意識せず、ヨガの動きをスムーズに深く行うために工夫していたら、気付いたらココロが楽になっていたという人が多いようです。
特に初心者の場合、ココロを意識しすぎると、逆にそれが邪魔をしてしまうことも多いので、その面でもヨガはオススメです。

 
ココロを深めていくためには身体とのバランスも大切です。
ココロに色々な物を貯めていると、身体も脂肪がたまりやすいですし、逆に身体が不調だとココロも暗くなりがちです。
その両方を、バランス良く調整していけるのがヨガです。

 

 

とりあえずやってみる!のもアリ

ココロがちょっと、不安定で変えていきたいという人は、あまり深く考えずヨガをやってみてください。
ココロを治そう!とか意気込んでしまうと、うまくいきません。
楽しむ気持ちでヨガをやっていくと、ココロが必ず変わってきます。
まずは、楽しむことから。
そして、ヨガもかなりなれて落ち着いてきたら、たまに禅にチャレンジしてみるのもよいかもしれません。

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