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むくみってどうして起きるの?原因と解消方法が知りたい!



むくみ

長時間立ち仕事をしていても、快適なオフィスでデスクワークをしていても、夕方になると気になるのが足や顔のむくみです。
足や顔がむくんでしまうと、せっかくのメイクも何だか野暮ったくなるし、お気に入りのスカートやパンツもキレイに着こなすことができません。
そんな多くの人の悩みの種であるむくみは、どうして起こってしまうのでしょうか?

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足のむくみ

足のむくみの原因と解消法についてご説明していきたいと思います。

 

高いヒール

足首がキュッと引き締まって見える美脚効果だけでなく、足自体を長く見せる効果もある高いヒールの靴は、多くの女性が愛用していることと思います。
しかしこのような靴は、つま先が極端に細くなっているものが多いのも特徴です。
つま先が極端に細くなっている靴は足が女性らしく綺麗に見える反面、足を不自然な形で長時間固定し続けてしまうので、リンパ液の流れが滞りやすく、むくみの原因となりやすいものです。

また、足は第二の心臓と言われている通り、ふくらはぎの筋肉が収縮して、心臓へ血液を送るポンプの役割を果たしていますが、高いヒールの靴を履き続けていると、ふくらはぎの筋肉は常に縮んだ状態になるので、上手に収縮して血液を心臓に送ることが難しくなってしまいます。
このことからも、高いヒールの靴はできれば一日中履くことを避け、時々はヒールの低い靴で足を休めたり、通勤か仕事中のどちらかはスニーカーや踵のフラットな靴など足に優しい靴を履くようにすることをお勧めします。

 

長時間の立ち仕事

販売などの長時間の立ち仕事も、足がむくむ原因の一つです。
特にあちこち動き回ることが少ない、一か所に立ち続けているような仕事は、足の血流やリンパの流れが滞りがちになるので、時間とともにむくみやすくなってしまいます。

このような場合は、仕事の休憩時間などを利用して、少しずつ足を動かすことをお勧めします。
例えば椅子に腰かけて片方の足首を反対側の太ももに乗せ、足首を足と同じ側の手で掴み、足と反対側の手でつま先を持って左右に10回ずつくるくると回すと、血流を改善することができるので効果的です。
他にもふくらはぎをマッサージしたり、帰宅後しっかりバスタイムを確保して、体を温めて血流を改善するのもお勧めです。
また立ち仕事をしていると、トイレへなかなか行きづらいことから、水分補給を控えめにする人がいますが、水分不足はむくみの原因になります。そのまま飲めるペットボトルや水筒などに水やお茶を用意して、仕事中に少しずつ水分補給して水分不足にならないように心がけていきましょう。

 

冷え性

夏でも気が付けば足先や手の指が冷えているような冷え性も、足のむくみの原因になります。
特に一日中空調の効いた場所で仕事をしていると、過度な冷房に長時間晒されて、本来は冷え性ではないのに、冷え性のような状態になってしまう人も多いものです。
冷えは放置していると血流が悪くなり、体内の水分が滞ることでむくんでしまいます。また、むくみの状態をそのままにしていると、筋肉も硬くなってしまうことから、益々冷えやすくてむくみやすい悪循環に陥ってしまうので注意が必要です。
温かい飲み物を少しずつ飲んだり、靴下の重ね履きや、ひざ掛けを使用するなどして、上手に冷えと付き合っていきましょう。

 

 

顔のむくみはなぜ起こる?

夜に水分を取りすぎたり、お酒を飲んだときの翌朝にお顔のむくみを感じたことはありませんか?

前日の飲酒

前の夜にお酒をたくさん飲むと、翌日の顔は何となく腫れぼったくむくんでいることが多々あるものです。
そんな状態の顔はメイクをしてもあまり冴えないので、つい深酒をしてしまった昨晩を思い出して、自己嫌悪に陥る人も少なくないのではないでしょうか?
お酒は水分ですが、アルコールには利尿作用があるので、水やお茶を飲むのと違って、飲めば飲むほど、体内の水分量は減少してしまいます。
体はそんな体内の水分量を維持しようと一生懸命脳に働きかけますが、大量のアルコールで酔ってしまった脳は上手に機能することができず、水分を過剰にため込んでしまうので、むくみの原因となってしまいます。
お酒で顔をむくませないためにも、飲酒はほどほどにするように心がけ、飲んだ後はしっかり水やノンカフェインのお茶で水分補給をするようにしましょう。

 

睡眠不足

仕事や勉強で徹夜をしたり、友人と楽しい時間を過ごしてついつい帰りが遅くなったりすると、どうしても睡眠時間が足りなくなってしまいます。
睡眠が不足すると、体の代謝が悪くなり体内の水分を調整する機能が低下するので、顔のむくみの原因になりがちです。
また、睡眠不足は睡眠中にゆっくり体が休められないことから、疲労物質が蓄積されてしまうので、翌朝何となく体が重く辛い状態にもなってしまいます。
体が辛い上に、顔も大きく腫れぼったい。こんな状態では朝から元気よく過ごす事はできません。
なるべく午後10時から午前2時までの新陳代謝が最も活発になる時間帯にたくさん睡眠時間を確保できるよう、日頃の生活習慣を見直して、むくみ知らずの毎日を目指していきたいものです。

その他むくみの原因となるもの

食生活や日々の運動の中にもむくみの原因は隠れています。

 

塩分過多

1日に摂取すべき塩分の目安は、成人男性なら8g以下、女性なら7g以下と言われています。
しかし、普段からラーメンやうどんの汁を残さず飲み干してしまう人や、漬物や佃煮など塩辛いおかずが大好きな人は、日常的に塩分を取り過ぎている人が多いものです。
例えば、うどんやラーメンの汁まで全部飲み干してしまうと、塩分量はそれだけで5~6gも摂取してしまうことになります。

 
また、日本人の朝食の定番として健康効果も高いお味噌汁は、1食につき1g前後の塩分を含んでいるので、朝食にお味噌汁を飲んで、昼にラーメンスープを全部飲み干してしまうと、それだけで一日に取るべき塩分量を摂取してしまうことになります。
塩分は人間が生きて行く上でなくてはならないものですし、暑い時期や運動して汗をかいた後は適宜補給していくことも大切です。

 
しかし毎日過剰な塩分を摂取し続けていると、塩分を排出する効果のあるカリウムが不足してしまい、代わりに水分が代用されるので喉が渇き、水分をたっぷり補給したくなります。
そしてこの時に多量に摂取した水分が体内に停滞し、むくみの原因となってしまうのです。
塩分の取り過ぎはむくみだけでなく、腎臓にも負担をかけたり、高血圧の原因にもなります。
健康な体を維持するためにも、是非毎日の食生活での塩分過多を意識して防いでいきましょう。

 

運動不足

何となく体が重くむくんでいる時に、軽くウォーキングをしたり、ジョギングやサイクリングをすると、体が軽くすっきりした経験がある人も多いのではないでしょうか?
このように、運動とむくみ予防には密接な関係があることから、運動不足はむくみの大きな原因の一つと言えます。

 
理由はむくみの原因であるリンパ液は、筋肉を動かすことでスムーズに流れていくことに拠ります。
また、有酸素運動を行う時には必ず足を使いますが、足は第二の心臓と言われている大切な場所で、ふくらはぎの筋肉が収縮してポンプの役割を果たし、心臓への血流の循環をスムーズに行っています。
そのため、日常的に運動不足の状態が続くと、筋肉を動かす機会が少なくなることからリンパ液が滞りがちになり、ふくらはぎをはじめ、全身の筋肉も衰えるので、血流も益々悪くなってしまいます。
筋肉が衰えると、さらに運動するのが億劫になり、運動不足でむくみやすい状態に陥ってしまいがちです。
そうならないためにも、毎日の通勤や通学で意識してウォーキングや自転車を取り入れたり、スポーツジムに通う習慣を始めて、少しずつ運動不足を解消していくことをお勧めします。

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