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正しい全身浴のやりかた。全身浴は体に負担がかかる?



全身浴半身浴

仕事でくたくたに疲れた日や寒くて体が冷え切った日に熱めのお湯に肩まで浸かると、ほっとするし気持ちもリフレッシュできます。
そんなお風呂が好きな人にとって、熱めのお湯にしっかり浸かることのできる全身浴は、血流改善やデトックス効果も期待できるとても魅力的な入浴方法です。
しかし優れた効果のある全身浴でも、やり方を間違えてしまったりやりすぎてしまうと逆に体への負担となり、健康を損ねることも。
体に負担をかけずに全身浴を毎日楽しめる方法をご紹介します。

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入浴時間は15分位までにする

疲れた体や冷え切った体をバスタブに沈めると、本当に心地よいしじわじわと体も温まっていきます。
しかも全身浴で40度のお風呂に10分間入ると、ウォーキング15分程度の40kcalを消費することができるので、ただお風呂に入っているだけでダイエット効果もあり一石二鳥です。

汗も短時間でたくさん出るので、もっと長い時間入浴すればさらにデトックス効果やダイエット効果がアップするのでは?と思う人も少なくないかもしれません。
しかし肩から下を全部お湯に浸ける全身浴は、心臓を温めることからあまり長時間入っていると体の負担になってしまいます。
適度な時間を守り、入り過ぎないように注意することが大切です。
全身浴はだいたい10分で十分効果が実感できる入浴方法なので、長くても15分位を目安に楽しむようにしましょう。

 

 

入浴前後にしっかり水分補給する習慣を

お風呂で汗をかくとお湯の水滴なのか汗なのか判別がつきにくいものですが、全身浴中は意外とたくさんの汗をかいています。この汗で体内の老廃物や余分なコレステロールの排出も行われているんですよ。

しかし人の体の約60%は水分で出来ているので、体内の水分量が発汗で減少すると脱水症状を起こしやすくなります。入浴で脱水症状を起こすと、発熱したり、お風呂で倒れて命の危険な状態になる場合もあると言われています。
全身浴を気持ち良く安全に続けるためにも、入浴前と入浴後に白湯や常温の水、ノンカフェインやカフェイン少なめのお茶やスポーツドリンクを利用して、しっかり水分補給することを忘れないようにしましょう。

 

 

全身浴は体調によっては避けた方が良い日もある

お風呂は病気や怪我などで入浴できない状況にでもならない限り、毎日入るという人がほとんどだと思います。
お湯に浸かるだけで短時間でたっぷり汗をかけますし、血流改善、肩こり解消やデトックス効果、ダイエット効果まで期待できるので、毎日の習慣として楽しんでいる人も多いかもしれません。

しかし風邪気味の時や体調が優れない時は、全身浴で長時間入浴するのは避けて、体調が良好な時に行うことをお勧めします。
汗をかくと体の老廃物が排出されて体の不調も治りそうなイメージですが、肩までしっかり熱めのお湯に浸かる全身浴は、意外と体の負担になってしまう可能性があるようです。
自分の体調をよく考えて、無理のないように行っていきましょう。

 

 

半身浴と組み合わせて体への負担を軽減する

全身浴だけで長時間入浴すると、何だかバスタブから出た時に眩暈がしたり、体が疲れてしまうという人もいるかもしれません。
そんな場合は絶対に無理せず、半身浴と組み合わせて体への負担を軽減することがお勧めです。

例えば寒い季節にいきなり半身浴をすると、体がなかなか温まらず風邪をひいてしまいそうですが、最初の数分全身浴をしてしっかり体を温めた後、少し温度の下がったお湯で半身浴をすると、無理せず半身浴を続けることができます。

全身浴と半身浴を組み合わせると、それぞれの効果を得ることもできるんですよ。

★全身浴に期待できる効果
・肩こり解消
・カロリー消費

★半身浴に期待できる効果
・体が芯から温まる
・効果的なデトックス

自分の体の状態を見ながら、心地よいと感じる感覚で全身浴と半身浴を組合せてみましょう!

わたしは最初の10分間で全身浴を行い体をほぐしてから20分間半身浴をしています。半身浴は心臓がお湯に浸からないので長時間入っていても体に負担を感じにくく、全身浴の後でも気持ち良く行うことができます。
また、最初に体を温めることでその後の半身浴での発汗作用もアップして、効率の良いデトックス効果を実感できています。

お風呂は自分の体が心地よい入り方をしてこそ、ダイエット効果や美容効果を実感できるものです。是非自分の体と向き合いながら、心地の良い全身浴のやり方を見つけていきましょう。

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