> >

はと麦茶とは。麦茶とはどう違うの?効果・効能はある?



はと麦茶

毎日の水分補給や気分転換に、欠かせない飲み物がお茶です。
最もメジャーな緑茶を始め、玄米茶、ほうじ茶などの日本茶から、ハーブティー、ルイボスティーなど、様々な種類のお茶が身近で入手できる今日、自分がお気に入りのお茶を毎日楽しみながら飲んでいる人も多いことと思います。
そんな数あるお茶の中でも、はと麦茶をご存じでしょうか?
麦茶なら夏に良く飲むけれど、はと麦茶もどうせ、同じようなものでは?と思われがちですが、実ははと麦茶には麦茶には無い様々な特徴や効能があるものです。
そんなはと麦茶について、ご説明していきたいと思います。

スポンサードリンク


はと麦茶は麦茶とは違うお茶

暑い季節に飲んでいる人が多い麦茶と「はと麦茶」は、名前が似ていたり、売っている売り場が近かったりすることから、同じようなお茶と認識している人も少なくないことと思います。
しかし実際には、麦茶とはと麦茶には、様々な違いがある、全く違うお茶なのです。

例えば、麦茶の原料は大麦ですが、はと麦茶の原料ははと麦と言われているイネ科の植物です。
味はとても香ばしいもので、麦茶と同じくノンカフェインなことから、年齢を問わず誰でも飲むことができるのも魅力です。
しかも栄養価も非常に高く、タンパク質やビタミンB1、B2などのビタミンB群、抗酸化作用のあるビタミンEや、女性にとって不足しがちなミネラルである鉄分やカルシウムも豊富に含まれています。
よく似た名前である麦茶にも、カルシムやカリウムなどの栄養素が含まれていますが、ビタミン類やたんぱく質を摂取することは難しいのが現実です。
このことからも穀類が原料のお茶ではかなり栄養価の高いお茶として、はと麦茶は水分補給をするだけでなく、様々な栄養素を摂取して健康や美容効果を実感することができる、とても優れた効能が期待できるお茶と言えます。

はと麦茶の歴史

はと麦茶の原料であるはと麦は、古くは紀元前よりインドなどの東南アジアや中国で食用や薬、不老長寿の食べ物として用いられてきた歴史があります。
日本に伝わったのは主に江戸時代と言われており、最初は薬用として重用されていましたが、やがて病後や産後の体力回復に用いられるようになり、19世紀には健康に優れた効果のあるお茶として、飲まれるようになりました。
麦茶同様比較的飲みやすいはと麦茶は、現在ではブレンド茶として市販されている様々なお茶にも配合されているとても身近な存在です。
水分補給だけでなく、古来より薬用として用いられてきた実力を、是非はと麦茶を飲むことで実感していきたいものです。

漢方薬や化粧品でもお馴染みの美容成分「ヨクイニン」の原料もはと麦

ヨクイニンという美容成分をご存じでしょうか?
ヨクイニンは主に美肌に効果があるとして化粧水や美容液に配合されている成分ですが、元々は消炎作用やイボ取りに使われてきた生薬で、アトピー性皮膚炎の治療にも漢方薬として用いられてきた実績があります。
そんなヨクイニンの原料も、はと麦茶と同じはと麦です。

古来よりイボ取りとして愛用されてきたはと麦ですが、イボ以外にもニキビやニキビ跡の改善や肌の保水力アップなど、美肌を目指すのに欠かせない様々な効果が期待できます。

ハトムギ配合の化粧品もある

また、はと麦が原料のハトムギエキスとしても、多くの化粧品に配合されており、入手しやすいところでは、大手口コミサイトでも人気のナチュリエスキンコンディショナー(500ml 570円税別)や、ロングセラーとして人気の高いアルビオンのスキンコンディショナー(110ml 3,500円税別)、コーセーの雪肌精(360ml 7,500円税別)などがあります。
このことからヨクイニンやハトムギエキスと同じくはと麦由来のはと麦茶を飲むことは、ニキビやアトピー性皮膚炎の改善、肌の皮脂分泌を整える効果や日焼け後の肌を整える効果など、様々な肌に嬉しい効果を実感することができます。

デトックス効果もあるはと麦茶

はと麦茶はニキビやアトピー性皮膚炎を改善する美肌効果だけでなく、体の余分な水分を排出してむくみを予防するデトックス効果を実感することもできます。
はと麦茶を飲むだけで、利尿作用が高まりむくみなどを解消することができると言われています。

市販のはと麦茶を入手するには

市販のはと麦茶を入手する方法としては、最も一般的なのがスーパーやドラッグストアなどのお茶売り場で購入する方法です。
1回分ずつやかんなどで煮出して飲むタイプのティーバッグに入っているものや、カップで1回分だけ楽しむための飲み切りサイズのもの、はと麦茶用のはと麦がそのまま入っているものなど様々な形態のものが販売されているので、自分が使いやすいと思うものを見つけていきましょう。
他にもペットボトルで気軽に飲めるサイズでも、はと麦茶が販売されています。
よくノンカフェインのブレンド茶に配合されていることで知られているはと麦茶ですが、はと麦茶そのものだけのペットボトルのお茶も販売されているので、気になる人はチェックしてみましょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク

Comments are closed.