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茶香炉の販売店と自作する方法。百均でも買える?



茶香炉

緑茶や紅茶、中国茶の茶葉、コーヒーなど身近にある馴染みの深い飲み物を利用して香りを楽しむことができる茶香炉は、シンプルなものから和の雰囲気が素敵なものまで、様々な形状のものが販売されています。
市販されている茶香炉を購入して、香りや程よく漏れる灯を楽しむのもとても風情がありますが、どこで購入したらいいのか知りたいところです。
実際、地方の田舎町に住む筆者の周囲には、茶香炉を売っているお店は見当たりませんでした。
そんな人でも好きな茶香炉を選ぶことができる、茶香炉の入手方法と、茶香炉を自作する方法についてご紹介していきたいと思います。

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茶香炉はどこで入手すればいいの?

茶香炉をやってみたい!と思っても、肝心の茶香炉が入手できなければ始まりません。
アロマポットなら、100円ショップや雑貨屋さんでもたくさん見つけることができますが、茶香炉はいったいどんなお店で入手することができるのでしょうか。

専門店で購入する

茶香炉は、主にアロマなど香りを扱う専門店や、お茶専門店、和の食器を扱う雑貨店や食器専門店、仏具を扱っているお店などで取り扱いがあるようです。
近くにこのようなお店がある人は、一度店舗を覗いてどんな茶香炉が置いてあるか見てみるのもおすすめです。

ネットショップでも取り扱っています

近くに茶香炉を扱うお店がなかなか見つからない人の場合には、楽天やAmazonなどの大手ショッピングサイトで探してみましょう。加熱方法や形状、値段も様々なものが販売されているので、自分がこれだと思う茶香炉をじっくり探してみるのもいいかもしれません。

せっかくお気に入りの香りを楽しむからには、道具である茶香炉も気に入ったものを使いたいものです。

アロマポットじゃダメ?

アロマポットを茶香炉のように使用するのはオススメできません。
アロマポットは茶香炉と似ていますが、加熱の温度が低くお茶の香りを楽しむには火力が弱いので、茶葉の香りをしっかり楽しむためにもきちんと茶香炉を選ぶようにしましょう。
ただ、どうしても茶香炉が手に入らずアロマポットを使用する場合もあると思います。その際のコツを後ほどご紹介します。

 

茶香炉を自作してみる

最初から素敵なデザインの茶香炉を購入するのもいいですが、自分で作ったり、家にあるアイテムで代用することができれば、もっと手軽に茶香炉の香りを実感することができます。

キッチンにある道具で茶香炉と同じ香りを楽しむ

茶香炉が無いけれど茶香炉と同じお茶の香りを楽しみたい。そんな人にお勧めなのが、キッチンにあるもので茶香炉の代用をする方法です。

◆用意するもの
・フライパン
フライパンは大きいものでもいいですが、できれば小ぶりのものがおすすめ。

・緑茶の茶葉

◆やり方
1)フライパンに緑茶の茶葉を入れて、ごく弱火で加熱します。
加熱はガスコンロでも電気コンロでもどちらでも大丈夫です。

2)焦げ付かないように菜箸などで混ぜながら炒る
これだけで茶香炉と同じお茶の香りや消臭効果が実感できます。
ただし、フライパンを熱したまま放置すると茶葉が焦げるだけでなく火事のおそれもあるので、加熱中は絶対に火の近くから離れないようにしましょう。

フライパンや茶葉の量はお好みになりますが、おすすめは卵焼き用の小さなフライパンに、緑茶の茶葉を大さじ2杯程入れて炒る方法です。

炒った緑茶は火を止めてもしばらく良い香りが部屋中に漂いますので、茶葉を容器などに移し替えず、フライパンでしっかりあら熱を取るのがポイントです。
炒って火を止めたフライパンを部屋の真ん中へ持って行き、鍋敷きなどを敷いて置いておくと、予熱で香りが持続するので、キッチン以外の部屋でお茶の香りを楽しむこともできます。

香りを楽しんだ後の茶葉は、ほうじ茶として飲むことができるので、使用した後の茶葉も無駄なく頂くことができるのも嬉しいところです。

茶香炉と違って、香炉からこぼれる灯を楽しんだりするような風情はありませんが、お茶の香りのリラックス効果や消臭効果を実感するという意味では、十分な効果を得ることができます。
茶香炉を始めたいけれど、なかなか気に入ったものが見つからない人や、とりあえずお茶の香りの効果を実感してみたい人にはお勧めです。
コーヒーや紅茶、ジャスミン茶やウーロン茶などの中国茶でも同じ要領で楽しむことができるので、気になる人は是非試してみましょう。

100円ショップのアロマポットを利用する

アロマポットを茶香炉として使用するなら、一工夫してより香りがたつようにしましょう。
アロマポットは茶香炉よりも加熱の温度が100度程低いので、そのままキャンドルに火を灯すだけではどうしても香りが弱くなってしまいます。

陶器の小さめのおちょこや小皿など、燃えない素材を土台にして、その上にキャンドルを乗せると、より強めの火力でお茶の香りを楽しむことができます。茶葉の焦げ具合が気になる場合は、スプーンなどで少し茶葉を混ぜると安心です。

ただし基本的にはアロマポットなので、茶香炉よりは火力も弱く、茶香炉と全く同じというわけにはいかないかもしれません。
まずは、お茶を熱して香りを楽しむとはどんなものか実感したい人や、とりあえず200円程度で道具を揃えることができるので、手頃なもので茶香炉の雰囲気を味わいたい人にはおすすめの方法です。

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