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こうすれば効く!シナモンの効能を引き出す食べ方、摂取量



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スパイスの王様と言われており、とても身近で馴染みの深いシナモンは、ただ香りが良くて美味しいだけでなく、健康や美容に様々な効果が実感できる、古来より薬として重用されてきた歴史あるスパイスです。

そんなシナモンは、スーパーなどでも気軽に入手できることから、毎日たっぷり摂取して、冷え症の改善やダイエット効果を実感したい人も多いことと思います。

しかし、このようにとても身近で馴染みの深いシナモンも、やみくもにたくさん食べればよいというものではなく、1日に取るべき摂取量や、効果を得やすいタイミングがあるものです。

シナモンの優れた効果を無駄にしないためにも知っておきたい、摂取量やタイミングについてご説明していきます。


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シナモンの1日の摂取量はどれくらいがいい?

市販のシナモンには主に二種類があって、高級品と言われるセイロンシナモンと、入手しやすい価格で流通していることから一般的に摂取している人も多い、カシアがあります。
どちらのシナモンも効果としてはほぼ同じですが、1日に摂取する量には注意が必要です。

具体的には、1日に1gから3gまでにしておくべきとされています。

理由は、シナモンにはクマリンという芳香成分が含まれていますが、このクマリンは過剰摂取すると肝臓に影響を及ぼすと言われているからです。
しかもセイロンシナモンに含まれるクマリンの量と比較して、カシアに含まれるクマリンの量は、何と産地によっては約40倍から400倍近くと言われています。

しかしそんなクマリンはただ肝臓の機能に影響をもたらす悪い成分ではなく、シナモンの持つ抗菌作用や血液サラサラ効果、血糖値の上昇を抑制して糖尿病を予防する効果があるものです。
このことからも、シナモンは一日に1gから3gまでを厳守して、安全にその優れた美容や健康効果を取り入れていくことをお勧めします。

 

どのタイミングで摂取すると効果的?

シナモンを摂取するタイミングとして一番お勧めなのは、就寝前です。
それは、シナモンには傷ついた血管を修復する作用がありますが、シナモンを摂取してからこの作用が現れるまでには2~3時間かかると言われているからです。

このことから、就寝前にシナモンを摂取することで、寝ている間に体の隅々の血管を修復することになるので、より血管を強く、血流をサラサラにする効果を得ることができるのです。

また、食事毎に食べたものの血糖値の上昇を抑制したい場合は、食後にシナモンを摂取してみましょう。
食べたものの血糖値の上昇を緩やかにし、生活習慣病を予防する効果やダイエット効果が期待できます。

他にも、間食をした時の血糖値の上昇を抑える意味で、間食時に飲み物に入れたり、お菓子にまぶしていただくのもお勧めです。紅茶やコーヒー、ミルクや豆乳、ココアとの相性も良いですし、アイスクリームやヨーグルトに合わせても美味しくいただくことができます。

このように、様々なタイミングで効果を発揮するシナモンですが、1日1gから3gの摂取量を守り、絶対に過剰摂取しないよう気を付けることが大切です。

シナモンは毎日食べたほうがいいの?

また、シナモンは、毎日食べ続けないと効果が実感し辛いという食品ではなく、食べる回数も2、3日に1回で十分のようです。

毎日食べ続けないと忘れてしまいがちという人は、毎日1gずつ続けてもいいですし、間隔を置いて効率よく食べ続けたいという人は、2、3日に一度、曜日を決めて食べるタイミングにすると忘れる心配も少なくなります。

1gを一度に食べるのもいいですが、もし時間や手間が許すなら、1日に何回かに分けてシナモンを摂取するとより効果的です。
回数を分けることで、抗酸化作用や殺菌効果を無駄なく活かすことができるので、一度に摂取するよりもより効率良くシナモンの効果を実感しやすくなります。

とにかくシナモンは継続的に適切な量を食べ続けることが大切なので、自分の好みの量とタイミングを決めて、食生活に上手に取り入れていきましょう。

 

シナモンはどこで入手できるの?

1日の摂取量や食べると効果を得やすいタイミングが分かったら、次にシナモンの入手方法です。
シナモンはスパイスの王様と言われているほど、様々な食品と相性も良いことから、スーパーや食品専門店、ドラッグストアなどでも気軽に入手することができます。

主な売り場は製菓材料を扱うコーナーですが、コショウやターメリックなどのスパイスと一緒に並んでいる場合もあります。

シナモンの上手な選び方は?

選ぶ際に気を付けなければならないのは、シナモンの種類と他の食品の添加があるかどうかです。
シナモンにはセイロンシナモンとカシアがあります。美容や健康効果はどちらも同じですし、適量を守って摂取する分には、どちらの種類を選んでも問題ありませんが、クマリンの含有量がカシアの方が多いので、肝臓への負担をより軽減したい場合は、セイロンシナモンを選ぶようにしましょう。

また、市販のシナモンの中には、白砂糖を混ぜて食べやすくしたシナモンシュガーも数多く販売されています。
シナモンシュガーはとても甘くて美味しいですが、シナモンの美容や健康効果を活かすためには、砂糖の添加していないものを選ぶことがお勧めです。

比較的入手しやすく、多くのお店で取り扱いのあるシナモンなので、実際店頭でも様々な種類のものを見ることができますし、インターネットのショッピングサイトやスパイスや製菓材料を扱うネットショップなどでも、数多く取扱いがあるので、気に入った食べたみたいシナモンをじっくり選ぶのもいいかもしれません。

続けやすく、無理の無い方法で、シナモンを入手していきましょう。

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