> >

変化を楽しんで!ヨガで体と心をしなやかにしよう



ヨガを継続していくと、心身に変化が起き始めます。その変化を観察しましょう。

 

ヨガ

 

「ヨガをやってみたいけれど、体が硬いからどうしようか迷っている。」という相談を生徒さんからされることがよくあります。
体が硬いとヨガに向いていない、ということは決してありません。様々な、複雑なポーズを行うこと自体がヨガの目的なのではないからです。

スポンサードリンク


 

 

体の声に耳を傾けて

ヨガのアーサナ(ポーズ)を行う時に大切な事の一つに、自分の体に意識を向けて、体の状態を観察する、ということがあります。体は(心もですが)毎日状態が異なります。
ですから、ヨガを行う度に、「今日の体の具合はどうかな?首の曲り具合がいつもと違う?足先は普段よりも冷えているようだ。腰はひねると気持ちがいい。」などと、細かい観察を行います。
そのため、体を動かす時に、勢いにまかせて動いてしまうとか、他の人と競って無理な負荷をかけてしまうようなことは避けなければいけません。それでは、ヨガを行う意味がなくなり、単なる体操になってしまうからです。

 

 

できないからこそ楽しいヨガ

逆に、体が硬いということは、できないポーズができるようになっていく変化を自分の体を通して知ることができるのですから、大変貴重な体験ができると言えます。

ヨガのポーズは、最初はできないものでも、コツコツと続けていけば、必ずある日できるようになります。
そして、できなかったポーズができるようになった時、体も心も以前とは違った自分になっているのです。ヨガのポーズは心の状態を良くするための体勢でもあるからです。
ヨガをはじめてエネルギー量が増え、性格が積極的になったり、忍耐強くなったりする人もめずらしくありません。

 

 

心と体の声を聞けるようになるヨガ

自分の体と対話して、体と仲良くなってください。自分の変化を繊細に観察できる能力があるということは、同時に自分の不調や精神状態の変化にも敏感に気づくことができるはずです。危機管理能力が高まるのです。
体がやわらかく、しなやかになれば、頭もやわらかく、心もしなやかになります。体と心は連動しているからです。心のための体の訓練であり、体のための心の訓練がヨガです。

 

ヨガは体と心の状態を高めて維持するための素晴らしい方法です。しかし、最初から目的を設定して行う必要はありません。ヨガを継続していく途中で様々な発見があり、自分にとって価値のある宝を見つけることができるでしょう。思ってもいなかったような効用があった、というほうが面白いのではないでしょうか。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク
この記事は当ブログのライター「小笠原ちひろ」が書きました。

Comments are closed.