みかんの皮を使ってコンロ周りの頑固な油汚れを落とす裏ワザ
冬の代表的な果物、みかん。
みかんを食べた後の皮って、普通なら捨ててしまいますよね。
ところが、このみかんの皮を使って、とてもおトクなお掃除が出来てしまうんです。
食べ終わったみかんの皮を、片手いっぱいにつかめるくらいの量を、お鍋に入れ、ひたひたになるくらいの水を入れて沸騰させ、10分ほど弱火で煮込みます。
この時、部屋中にみかんの爽やかな香りが広がって癒し効果にも繋がります。
お鍋の荒熱が取れたら、煮汁をバケツに移します。
私は、「みかん皮煮汁」はその都度使い切りたい派なので、バケツに入れますが、スプレー容器に「みかん皮煮汁」にアルコールを足して、冷蔵庫で保存すれば日持ちがするので、より手軽に、こまめにお手入れすることが可能です。
この「みかんの皮煮汁」には、 “リモネン”という油汚れを落とす効果のある成分が含まれているため、よほど頑固な油汚れ以外は、たいていキレイにすることができます。
ガスコンロ周りをみかんの皮で掃除します
コンロを使った後、キレイに拭いているつもりでも、見えない拭き残しがけっこうあります。さっそく、ぞうきんに「みかん皮煮汁」を含ませ
力を入れず、軽く拭き上げます。
すると・・・
こんなに汚れが!!しっかり油汚れが落ちている証拠です。
コンロの五徳は、キッチンペーパーにみかん皮煮汁を浸して、しばらく湿布します。
その間、トースターとして使用しているグリル部分を
さっと水でゴミを流し、ここにもミカンの皮を入れ、
しっかり設置し直し、グリルに火を入れ、少し煮込んで荒熱を取ります。
レンジをみかんの皮を使ってキレイにしましょう
ガスコンロ周りを待っている間、ボーっとしていては時間がもったいない!
煮汁を取る時に使用した、たっぷり水分を吸った、みかんの皮をさらに“再利用”してレンジの汚れも取ってしまいましょう。
レンジって、意外と汚れるんですよね。
ターンテーブルを取り外し、これは普通に台所用洗剤とスポンジで洗います。
再利用みかん皮を適量撒いたら、様子を見ながら1分ほどレンジをチンします。
リモネンを含んだ蒸気がレンジの中いっぱいにこもるので、フタを開け、キッチンペーパーで水滴を拭き取ると、
あっという間に汚れが落ちてくれます。
熱と蒸気が充満している間に、一気に汚れを拭き上げるのがコツです。
こんなにキレイになりました!溝にこびりついていた固い汚れもしっかり落ちました。
ミカンの皮のスゴいところは、レンジ庫内の嫌なニオイも消してくれるところです。
・飲み終わったお茶の葉
・ミントなどのハーブ
なども同様に嫌なニオイを消し去ってくれる効果があるので、代替え品としておすすめです。
次はシンクを磨いていきます
ミカンの皮も、だいぶくたくたになっていますが、最後に“再々利用”として、あともう1回働いてもらいましょう。
ミカンの皮で、シンクを円をかくようにくるくるとこすっていきます。
すると、表面に膜を張っていた油汚れが落ちて、
キレイな光沢が復活しました!もうとても気持がいいです!
最後は、コンロの五徳と荒熱のとれたグリルを洗い、完成!
コンロ周りで待つ時間の間に、レンジ・シンクも一緒にキレイにできるうえ、効率よく時間を使う事ができます。
ガスコンロ周りの壁も「みかん皮煮汁」でとてもキレイになるし、フローリングのつや出しにもなるので、今年の大掃除には、みかんの皮でおトクでエコなお掃除に挑戦してみてはいかがでしょうか。
高い専用の洗剤を大量に使用しなくても、廃材でここまでキレイになるんだ!ということに、めちゃくちゃテンションあがりますよ♪