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今すぐ実践できて効果的な女性の美しい手の動かし方



作法

話しているときや食事中、人に物を渡すときなど、小さい動作のようで意外と目に入りやすいのが手や指先の表情です。手の動きひとつで女性らしい動作が身に付き、美しい雰囲気が生まれるのです。いつも指先にまで細やかな気持ちを行き届かせましょう。

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方向を指し示すとき

人に案内する時や物を指し示す時は手首が曲がらないように注意し、ひじから指先まで真っ直ぐに伸ばして方向を示します。
この時、人から人へ案内するときは手のひらを真上に向け、示したい方向へ。人から場所(お手洗いなど)や物を示すときは手のひらを相手側に向けて指先は示したい方向へ。そしてご案内時はなるべく身体の正面は相手に向けるようにしましょう。
それだけでとても丁寧で上品な動きに見え、良い印象を与えます。

 

 

小指は便利

コップや湯呑をテーブルに置くときは、小指を先にテーブルにつけてからゆっくりと置くと、カタンと大きな音がするのを防げます。ティーカップの場合は、下に下ろすときにもういっぽうの手をカップに添え、添えた手の小指を先にテーブルにつけてから置きましょう。
しかしそのままティーカップを幼児のように両手で抱えるように持ちながら紅茶などを頂くのはあまり美しい所作ではないのでティーカップで飲み物を頂くときは片手で大人の女性らしく頂くのが良いでしょう。

 

 

ものを渡すとき

片手ではなく両手で渡すのが基本的なマナーです。
相手に身体の正面を向け、受け取りやすい位置で手渡ししましょう。
あまり近すぎると手が重なってしまったり、遠いと相手を懸念しているようなイメージを与えてしまい、気まづい空気が流れるので、程よい距離感を保ちながら渡すととてもエレガントです。書類は内容がひと目でわかるように、必ず相手側に向けること。ペンなどの小物は途中まで両手で持ち、最後に片手で手渡すと丁寧で綺麗な印象になります。その時にひとこと「どうぞ」という言葉も一緒に添えるととても愛らしく魅力的です。

 

 

脚のついたグラスの持ち方

ワイングラスやシャンパングラスなど脚のついたグラスを持つときは、人さし指と中指は脚の前側に親指を後側にし、脚を軽く持ってから、薬指と小指はグラスの脚の後ろ側に廻し、前2本と後ろの3本の指で脚を支えて持つのがとてもエレガントです。
ワイングラスの持ち方は様々ですがこの時に絶対にしてはいけないのが小指を立てることです。

昔のフランスでは小指を立てることは自分は娼婦だとアピールすることに繋がりました。
日本人ばかりの席だとそのような背景を知らない方もいるかもしれませんが国際的な席では中にはその事を知っている方もいるかもしれません。恥をかかない為にも小指を立てるのは要注意です。

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この記事は当ブログのライター「ちなみ」が書きました。

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