香りを使って風邪の辛い症状を和らげましょう。自分でできる風邪対策アロマテラピーとアロママッサージ
季節の変わり目は風邪をひきやすいですよね。毎年のように風邪をひく人は免疫力が弱っている証拠です。
アロマとリフレクソロジーで免疫力を挙げつつ風邪を予防しましょう。まずアロマですが、風邪には抗ウイルス作用のあるアロマオイル使用します。
風邪に効果的なアロマオイルはユーカリとティートゥリー
おススメはユーカリやティートリーです。ユーカリと言えばオーストラリアのコアラが食べることで良く知られていますが、先住民のアボリジニはこの木を治療薬として使っていたそうです。
ユーカリは免疫力を高め、感染症を予防します。特に風邪の症状が鼻やのどに出る人に有効です。嗅ぐとスースーとしてスッキリする香りなので頭をクリアにしてくれます。
寝る前に使用すると眼が冴えて眠れなくなってしまう場合もありますので、寝る前はできるだけ使用を控えましょう。
感染予防になるルームスプレーの作り方
ユーカリのルームスプレーを作り部屋に散布しておけば感染予防になります。作り方は簡単です。無水エタノール10mlにアロマオイルを2適ほどを溶かし、精製水90mlを加えるだけです。
また、外出するさいにはマスクに香りをしみ込ませておけば感染予防になります。
鼻づまりや気管の炎症がひどい場合、洗面器にお湯をはりアロマオイルを1滴たらして蒸気を吸入しましょう。そのさい目を閉じるのを忘れずに。
ユーカリが苦手であればティートリーを使いましょう。ティートリーもオーストラリア原産の木です。アボリジニはこの葉をお茶として用いていました。
強力な殺菌消毒力を持つのでユーカリと同じくさまざまな感染症への効果が期待できます。
風邪で休むときには、症状を緩和するようなマッサージも取り入れてみては?
風邪をひいてしまったらとにかく休むことが大切ですが、症状を緩和し免疫力をあげたほうがよく休めるし、治りも早いです。
足の反射区では内分泌ホルモンを上げるように刺激します。まず親指をまんべんなくもむことで脳と鼻を刺激していきます。
足の親指には鼻の反射区があります
鼻は親指の爪の横あたりになりますが、ピンポイントで押すことは難しいですので親指全体を押していったほうがいいと思います。
次に親指の付け根の骨の周りをグルグルと押していきます。付け根はつま先立ちになったときに地面に付くところを指します。横も必ず押しましょう。
これで甲状腺と副甲状腺を押すことになります。そして足の甲の骨の間を押し上げるように押していきます。
足の甲の反射区で喉の痛みを和らげる
足の甲にはリンパ線の反射区がたくさんあります。特に親指と人差し指の間の溝は丁寧に押していきましょう。ここにはのどなどの気管と胸部リンパ線の反射区があります。
ユーカリやティートリーをアロママッサージオイルとして使用してもいいのですが、風邪の場合はできるだけ気管から精油成分を吸い込んだ方が効きますので、アロマディフューザーなどを用いながらリフレクソロジーを行いましょう。
季節の変わり目、なんとなく体調がおもわしくないなと感じ始める前に、ユーカリやティートリーで感染を予防できるといいですね。