美髪を作る正しい髪の乾かし方【自然乾燥?ドライヤー?】
シャンプーしたあと、髪をきちんと乾かしていますか?
髪の毛を大事にしていると言いつつ、ドライヤーで乾かすのを面倒くさがって「私はいつも自然乾燥だから!」と濡れたまま放置したりしていませんか?
実はドライヤーよりも危険な自然乾燥
実は、絶対に避けて欲しいのがこの自然乾燥です。
「ドライヤーの熱で髪を傷めるよりマシでしょ!?」という反論もあるかもしれませんが、ドライヤーの熱のほうが実はマシなのです。
なぜ自然乾燥がそんなにいけないのでしょうか?
答えはキューティクルにあります。
キューティクルってどんなもの?
キューティクルとは、髪の表面を覆っているもので、髪の水分やタンパク質を保ったりする重要な役割をしてくれています。
もし、このキューティクルが剥がれ落ちてしまうと、ゴワゴワパサパサのまとまりのない髪の毛になってしまいます。
濡れたままの髪のキューティクルは、開いています。
そのため、ちょっとした摩擦でも剥がれ落ちてしまうのです。
もし、髪が濡れたまま寝たら風邪をひきやすくなるだけではなく、枕や髪どうしの摩擦でキューティクルもボロボロになってしまうので絶対にやめましょう。
髪を傷めない乾かし方のポイント
とはいえ、キューティクルは熱にも弱いのです。
「ほら、やっぱりドライヤーを使わないほうがいいじゃない!」と自然乾燥派の人は思うでしょうが、ドライヤーを上手に使えばダメージを和らげることができます。
上手にドライヤーを使えば、髪にたくさんのダメージを与えずに乾かすことができます。
髪が乾いて、キューティクルが閉じればさらなるダメージを防ぐことができるのです。
では、どのように乾かせばよいのでしょうか?
1.乾かすタイミング
髪を濡れたまま放置するのがよくないことはわかっていただけたと思います。
シャンプーしたあと、なるべく早く乾かすのがベストです。
2.しっかりタオルドライをしよう
べたべたに濡れた髪から乾かすと時間がかかって大変です。
時間がかかれば、ドライヤーの熱によるダメージも心配です。
ドライヤーをあてる前に、ある程度水分をとっておくことが必要です。
乾いたタオルで髪の水分を優しく取ります。
このとき、タオルでわしゃわしゃと髪をこすらないように注意しましょう。
あくまで、タオルに髪の水分を吸わせるようにやさしくおこなうのがポイントです。
最近は、吸水力があるマイクロファイバーのタオルもあるので使ってみるとよいでしょう。
3.ドライヤーは30センチ以上離して
速く乾かそうとしてドライヤーを髪に近づけてはいけません。
髪からドライヤーを離すことで、熱によるダメージをやわらげることができます。
とはいえ、風が届かなくても無意味ですよね。
だいたい30センチくらいを目安に離して使うとよいでしょう。
8割程度乾いたら、冷風に切り替えて乾かしていきましょう。
これで熱ダメージを抑えることができます。
自然乾燥派だった人も、この乾かし方をマスターしてパサパサ髪を卒業しましょう!