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冬場はPAが高い日焼け止め、夏場はSPGが高い日焼け止めが最適。その理由とは?



日焼け止め

 

紫外線対策のケーススタディを考えます。
基本的にサンスクリーン剤を購入する場合、冬場はPAが高い類、夏場はSPGが高い類をお勧めします。
その理由とは?

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紫外線は窓ガラスを通過する

まず、家の中で過ごす場合、この場合は日光を直射しないため、紫外線対策は不要と思うかもしれません。
しかし、紫外線の中でも可視光線に類似するUV-Aは窓ガラスを通過して家の中に侵入する性質を持つため、紫外線に弱い人は一定の対策が必要です。
また、1日中家の中で過ごす予定であっても、ゴミを出す、洗濯物を干す等の理由で一時的に戸外に出る場合、ゴミは朝早い時間帯に出す関係上、あまり気にする必要がありませんが、洗濯物は日中に干す関係上、どうしても紫外線対策が必要になります。

洗濯物を干す際、(日傘を差してしまうと作業の邪魔になるため)サンスクリーン剤で顔面を保護する必要があるものの、この場合は日射を受ける時間が短いため、例え持続時間が短い製品であっても大丈夫です。

 

 

紫外線量が低いときの日焼け対策

2つ目、冬場、曇り・雨・雪の日、朝・夕方と言う「紫外線量が低い」時期の場合。
紫外線量は季節・天気・時間の掛け算になるため、条件が全て揃う場合は(紫外線に弱い人を除けば)特に対策は不要と思います。
ただし、条件が2つしか揃わない時はやや注意が必要です。

 

晴れの日の冬、紫外線対策は必要?

一方、条件が1つしか合わない時(冬場でも晴れの日の昼間、一面雲に覆われていても真夏の昼間、太陽が地平線上低くても真夏の晴れの日)は条件が全く揃わない時の約20~50%の紫外線量を受けるため、ある程度の紫外線対策が必要になります。

 

 

紫外線量が高いとき

3つ目、夏の晴れた日の昼間と言う「紫外線量が高い」時期の場合。
この時期は紫外線量が非常に多くなりますから、UV-A・UV-B両方に強いサンスクリーン剤を塗布し、外出時は帽子・日傘を忘れない様にしましょう。
よく晴れる日ほど衣服を含め総合的に対策する必要があります。

 

 

強めの日焼け止めを用意する時期はいつ?

また、5月には既に相当な紫外線を受けるため、4月にはサンスクリーン剤を用意しておく方が無難です。
しかし、紫外線吸収剤は持続時間が長いメリット、PA・SPFが高いメリットがあっても、皮膚に悪影響を生じるデメリットがあるため、毎日継続して塗布し続ける様な場合は皮膚に優しい紫外線散乱剤の方をお勧めします。

 

 

長時間の外出の際は、日焼け止めだけでなく服装にも気を使って

4つ目、長時間外出する場合。
外出先によって異なるものの、一日中戸外で過ごす様な場合、身体を覆う表面積が広い服、紫外線を通しにくい服を身に着けましょう。

 
また、サンスクリーン剤を塗る際、長時間継続する類を塗る様に、具体的には全体的に紫外線散乱剤と比べ紫外線吸収剤の方が長時間継続する傾向にあります。
普段は紫外線散乱剤、一日中戸外で過ごす時は紫外線吸収剤と別ける方が良いでしょう。
最後、太陽光を受けない夜間は紫外線量が限りなく0に近いため、(身体に生じる悪影響を避けるにも)サンスクリーン剤を落としましょう。

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この記事は当ブログのライター「朔旦サカイ」が書きました。

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