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正座すると足が曲がる?モデルは正座しない?正座と美脚の本当の関係



あなたは正座の姿勢が好きですか?
あるいは、日常的に正座の姿勢を長時間続ける習慣がありますか?
正座は、古くから「礼儀を重んじる姿勢」あるいは「精神統一の姿勢」などとして、私たち日本人の生活の中に浸透している、一般的な座り方ですね。

 

正座
また、子供の頃にいたずらをしたときなど、
「そこで正座して反省しなさい!」
などと、お仕置きとして正座をさせられた経験がある、という方も大勢いらっしゃることでしょう。

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正座はきちんとした印象ですが美脚には敵です

その正座ですが、美脚を目指すあなたには、ぜひ避けて頂きたい座り方なんです。
というのは、正座は美脚の大敵である「むくみ」を引き起こす原因となり、脚全体を太くする原因となってしまう場合があるからなんです。
たとえば、正座をしているほとんどの方が、一定時間の経過とともに「脚のしびれ」を感じるのではないかと思います。
実は、それにはきちんとした理由があるんですよ。

 

 

正座による「脚のしびれ」の原因は2つ

ひとつめ:膝裏の末梢神経の圧迫

膝の裏には「総腓骨神経(そうひこつしんけい)」という大きな神経が通っていて、比較的表皮に近い部分にあるこの神経が正座により圧迫されると、「脚のしびれ」が起こります。

 

ふたつめ:足背動脈の圧迫

足首から足の甲に向かって通っている「足背動脈(そくはいどうみゃく)」の圧迫による「脚のしびれ」。

このふたつの圧迫により「脚のしびれ」が起こるわけですが、それだけではありません。どちらの圧迫も、脚の血行を悪くしてしまうために、長時間正座をしていたら脚がむくんでしまった、という事態が起こりうるんです。

 

 

正座をしなければいけない!どうしたら美脚を保てる?

どうしても正座をしなければならないシーンもありますよね?
そのような場合には、次にご説明する、「正座後のケア」を必ず行って下さいね。

 

最初にやってほしいことはアキレス腱伸ばし

まず、両足を前後に開き、「アキレス腱伸ばし」を行いましょう。
行ってみるとわかりますが、これを行うだけで、滞っていた血流がドドドーッと流れ始めるのがわかりますよ!
このときにはまだ、しびれ感が残っているかもしれませんが、左右3回程度行うと、脚にスッキリ感が戻ってきます。

 

お風呂でのケア

圧迫されていた神経や動脈部分を、力を入れずにさするようにマッサージしてあげて下さい。
身体の温まった湯船の中で行うと、より効果が高まります。

一部の医療専門家の話によると、正しい姿勢で正座を続けた場合には、脚がしびれることはなく、また、脚全体が太くなる心配はないのだとか。

ですが、正座に慣れていない方の場合には、一朝一夕に正しい正座をマスターすることは難しいでしょうし、できることなら正座は避ける、正座を長時間続けた場合には、脚のケアを行うということが、美脚への近道であるといえるのではないでしょうか。

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この記事は当ブログのライター「山田美羽」が書きました。

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