香水にまつわるエピソード:少女のような甘い香り「ロリータレンピカ」
その甘い香りに誘われ、どこまでも愛すべき香水に仕上がっているロリータレンピカ。芸能人や若い女性を中心に人気となり、今なお愛用者がいる香水です。香水が苦手な方にも使いやすい甘めの香りが印象的です。
ロリータレンピカのボトルデザインはリンゴ
そのボトルデザインは、アップルのデザインで、アダムとイブが口にした、あの魅惑の果実を思い出させます。
そして、魅惑の光沢を放ちながら、ミステリアスに輝くボトルのカラーリングが落ち着きと、元気なフレッシュさを醸し出します。おしゃれな絵本のようなタッチで描かれたデザインもキュートです。そういった細かいデザイン性にもこだわる女性のマメさ、そしてぎゅっとハートを鷲掴みにしてしまう部分を感じます。
ロリータレンピカ、香りのご紹介
香りはトップノートからパイナップルやレモンの様なフルーティフレッシュな甘さがふわっと印象的に広がり、だんだんとローズやジャスミンなど、フラワーフローラルな雰囲気に変化して生きます。そして、ラストはアマレーナやトンカビーン、バニラ、へシオトロープなどが最後にちょっとしたアクセントを与えます
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私の香った印象では、やっぱりロリータレンピカのファッションアイテムのように、ミステリアスで、知的で、どこか掴みどころがないような、そんな男性像をイメージしてしまいます。
少女が原っぱや公園で遊んでいるようなわんぱくさと、思春期の女の子の反発心などがうまく表現されているように感じました。クロエやマジョリカマジョルカ、ニナなど、甘めの香水がお好きな方には絶対気に入る香水です。
女性の性向の変化を香りにしたような香水
そして、なんといってもロリータレンピカはとってもノートによる匂いの変化が敏感です。はっきりといっていいほど変化が見られます。グッと濃縮されたその香りが瓶の中から現れ、息を吹き返したとき、夢見心地になるほど華やかに、フローラルに香ります。ただ、濃いからといって、キツイということではなく、癖になる香りでしょうか。
味わい深く、そして、はっきりとした香りの変化はサバサバした女性のような香りでしょう。最初はそっけない態度をとっていたのに、意外と気があったりする、ちょっとツンデレな女性っぽくもあります
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いかがでしょうか。若い女性には甘い香りがとっても人気で、こちらのロリータレンピカも売り切れが多かったり、なかなか手に入りにくいです。是非一度、あなたの手にとって見てはいかがでしょうか。香りのおとぎ話のはじまり、はじまり。