薬局でも手軽に購入できるプラセンタドリンクの効果って、どうなの？

プラセンタの内服液というと、価格的には1本1,000円前後。一般的な栄養ドリンクよりは少し高いお値段です。

しかしその効果のほどは、栄養ドリンクとはかなりの違いがあるとのこと。「飲む点滴」とも呼ばれるプラセンタ内服液を愛飲しているお医者さんたちも、実は多い……なんていう噂を聞いたことがあります。

プラセンタ内服薬の具体的な効果としては、もちろん美容面でアンチエイジングを期待してという方も少なくありませんが、風邪を早く治したり疲れをとったりということを考えて飲むという人が多いようです。

プラセンタ内服薬が利用される例

プラセンタには受動免疫力（免疫細胞や免疫物質を外部から取り入れて、働いてもらう免疫強化の方法のことで、母子免疫も典型的な受動免疫。母親の免疫物質（主に抗体）を胎盤や乳を介して子供が受け取り、子供がそれにより疫を免れることのできるもの）や抵抗力を増強・増幅させる働きがあり、ウイルス性の疾患への治療効果が見込めます。また、多くの種類の抗体があって、気管支喘息や慢性気管支炎などの治療にも使われています。

プラセンタは精気を養って血行をよくするものとして中国でも歴史的に使われてきた経緯があります。
美容効果もあり、肌がきれいにしたり睡眠時障害・神経衰弱・肉体疲労の改善、貧血や摂食障害など多くの疾患に用いられています。

骨粗しょう症の治療に有効なプラセンタ

また、プラセンタは骨粗しょう症の治療にも利用されています。

老人や女性に多い骨粗しょう症の原因は、これまではカルシウムの不足にあるといわれていましたが、実はエストロゲンとホルモンの減少と大きな関係があることが分かってきました。

プラセンタにはエストロゲンの分泌を調整する作用があるので、プラセンタを摂ることで閉経後でもホルモンバランスを整え、減少したエストロゲンの分泌を促進させることができます。その結果、骨粗しょう症の予防や改善に繋がるのです。

内服液で効果が十分でなければプラセンタ注射を

また、内服液よりも効果の高いといわれているものがプラセンタ注射です。海外からもわざわざツアーを組んでプラセンタ注射を受ける方々もいるほどで、その人気ぶりがうかがえます。

女性に多い「疲れやすい」「眠れない」「だるい」というような症状は、体が冷えて起きる「未病」といわれる状態です。この未病が本格的な病気に至らないうちに、細胞の活性化を促すプラセンタを摂ることで、早めにケアしてしまおうというわけです。

病気になる前に症状をストップするのが可能になったというのは驚きでもあります。例えば肝機能障害でプラセンタを使うと、副作用もないわりに数ヶ月で肝機能も正常値になるという話もあります。プラセンタを美容面でのアンチエイジングのみで語るのはもったいないほどの効果ですね。

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