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温&冷の温冷浴とじわじわじっくり温める半身浴を使い分けて目的にあったリラックス法を!



ヨガ

 

ただお風呂に入るのではなく、入浴方法を目的によって工夫すると自分に合った気持ちの良い体と心がつくられていきます。

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入浴剤もアロマも要らない「温冷浴」と「半身浴」

美容と健康に関心のある女性であれば、バスタイムにもこだわりがあるのではないでしょうか。入浴剤に凝ってみたり、アロマキャンドルを焚いたり、音楽を聴きながら湯船に浸かったり。色々な楽しみがありますよね。入浴に1時間以上かけるという長風呂派も多いでしょう。湯船につかることで体が温まり、水の浮力による心身へのリラックス効果もあります。
ここでは、より美しく元気になれるお風呂の入り方、「温冷浴」と「半身浴」を紹介します。

 

温冷浴

効果:冷え性、美肌効果、不眠症、疲労解消、婦人科系の不調

温冷浴とは、温浴と冷浴を交互に行うことです。(お湯と水に交互につかること)
温冷浴を行うと非常に体が温まり、汗が沢山出ます。
血液は、温浴を行うとアルカリ性になり、冷浴を行うと酸性に傾きます。温浴は副交感神経の働きを活発にし、冷浴は交感神経を刺激します。交互に行うことによって自律神経の働きのバランスがとれて、体質改善にも役立ちます。

 

温冷浴のやり方

お湯(40度前後)の入った湯船につかり、体が温まったら、湯船から出て、右足、左足、右腕、左腕、胸、腹、最後には背中に水をかけます。
終わったら、また湯船に入り温まる。これを繰り返します。慣れないうちは、息を大きく吸って、吐きながら水をかける。
水が冷たすぎるようであれば、少しお湯を混ぜたり、水をかける時間を少なくしたりして調節します。温冷浴の回数は5~10回が目安ですが、回数が少ないと効果も少なくなります。

 

 

半身浴

効果:むくみ、冷え性、疲労回復、便秘、美肌効果
特に疲労を取りたい場合、全身浴よりも半身浴や部分浴が良いと言われています。
半身浴では、湯船に腰上(肋骨の下)までしかお湯につからないので、心臓に負担がかからず、体力を消耗しなくて済むからです。
足先には毛細血管、腰まわりには内臓の神経が集まっています。
ですから足と腰を温めることで毛細血管がよく働き、内臓全体の動きがよくなり全身が非常に効率よく温まるのです。また、腎臓や肝臓といった臓器が温まるので新陳代謝が活発になり、利尿が良くなり便秘が解消しやすくなります。

 

方法

湯船に、おへその下あたりまでお湯を張り(温度は38度から42度くらい)、上半身が冷えないように長袖のTシャツをかぶります。首も冷えないように、首にタオルを巻きます。15分以上つかり、玉のような汗が出てきたら終了します。
効果的な入浴方法で体を温めることで、体だけでなく、こころもスッキリすると思います。
入浴では頭皮や首筋から汗をかき、中枢神経(脳と脊髄)から出た老廃物、筋肉から出る老廃物を排出してくれます。体だけではなく、中枢神経のクリーニングもできるのです。
体とこころの両方を満足させられるバスタイムを味わってみてください。

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この記事は当ブログのライター「小笠原ちひろ」が書きました。

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