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近視・乱視・ドライアイを改善する眼の体操&ヨガ「猫のポーズ」



低下している視力の回復や、疲れ目を解消するヨガをご紹介します。

 
お疲れの女性

眼に異常を感じた場合、悪いところを治そうとして直接、患部に効果のある薬や治療を用いることが多いかと思います。しかしヨガでは、眼に不調があれば、それは眼だけに問題があるのではなく、眼の使い方や、体の歪み、生活習慣、心の疲れなど心身生活全体に改善しなければならないところがあると捉えます。特に、怪我や感染症でない近視や乱視、ドライアイは、自身の日常の習慣が原因であり、生活習慣病であると考えます。


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そこで日頃から自分で眼をケアできるように、眼の健康に効果のある体操、ツボ、食物、ヨガのポーズをご紹介します。

 

眼の体操

凝視法:古くから行われているヨガの行法の一つです。(トラターク法と呼ばれます。)
眼の凝りをほぐし、精神安定にも役立ちます。

 
1. 上半身の力を抜いてあごを引き、姿勢を良くして行います。

2. 視線を鼻先に集中して、できる限り凝視し、涙が滲むくらいになったら眼を閉じる。そのまま1,2分。

3. 同じように眉間、右肩、左肩を見て行う。

 
眼の筋肉の偏りを解消し、血行が良くなります。

 

近視、乱視に効果のある食べ物

ビタミン類(A.B.C)が不足しないようにします。野菜、海草、果物などのアルカリ性食品を多く摂ります。血液が酸性になってしまう肉、卵、乳製品、砂糖を減らすこと。腎臓と肝臓が眼と深く関連している臓器なので、レバーや豆類等の良質のたんぱく質も良いでしょう。

 

眼に効くツボ

1、 風池(ふうち):耳たぶの、すぐ下の窪んでいるところ。親指で力を入れて押します。眼の神経を刺激して、視界をクリアにします。肩こりにも効果があります。

2、 玉枕(ぎょくちん):後頭部、ちょうど両眼の裏側に当たる二つのツボ。親指で強く刺激します。眼の疲れを奥からほぐします。

 

眼に良い効果のあるポーズ

猫のポーズ

1、 四つん這いになり、息を吐きながら背中を丸めて頭を両腕の中へ入れ込みます。この時目線はできる限り下へ向けます。(おへそを見るつもりで)

2、 息を吸いながら頭を正面に戻し、息を吐きながら頭を後ろに反らし、目線はできるだけ上を見るようにします。(自分の額を見るつもりで)

3、 顔を正面に戻し、首を左へひねり、自分の左足かかとを見ます。眼玉を左へ寄せます。

4、 逆に右足のかかとも同じように、右目を寄せて見つめます。

 
背中と肩の凝りがほぐれて、眼の血行が良くなり、眼球の運動も同時に行うことができます。老眼、アンチエイジングに有効なポーズです。

 

眼の回復力をサポートして

眼は心の窓といいますが、生き生きとした輝く眼は美人の必須条件ではないでしょうか。近眼や老眼になると仕方がないと諦めてしまいがちですが、体の他の器官と同じように眼にも回復しようとする力があります。ぜひその潜在能力を引き出してみてください。

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この記事は当ブログのライター「小笠原ちひろ」が書きました。

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