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触感のサポート、指先の衝撃の緩和。爪の役割には手の働き全般を支える機能的な面も



爪の役割

 

爪の役割とは、ネイルアートを施し手元の美しさを維持するというだけでなく、手の働きをサポートしているという機能的な面も持ち合わせて
います。

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爪がサポートする指先の感触

指先には、触感という五感の中の一つの役割をもった機能を果たしており、冷たさ、暑さ、圧、痛さ、触れた感触などを体全体に伝え感じ取ります。
そのために指先は、細かく繊細な作業を行うことができるといわれています。
これをするにあたって指先にかかる圧を支えているのが爪の大切な役割なのです。
爪があるということにより、指先は、力の動きや加減具合を正確かつ繊細にコントロールすることが可能になってくるのです。
脚のペディキュアである爪も同じ働きをもっており、歩くことをスムーズにおこなうことができるということと、地面を蹴る力を支えています。

 

 

衝撃の緩和

また爪は、外環からのダメージや緩和するということと、指先を傷から守るという働きを果たしています。
そして爪の色身をみることで、そのときの体のコンディションを知ることができます。
健康な場合は、ピンク色で綺麗な色みをしていますが、体調を崩している場合や病気がちの時には、爪の色みにも変化が現れて、形にも変化が現れてくるので、注意が必要になってきます。
普段は気にすることのない箇所ではありますが、見えないところで体の機能を高めるために役立っているといえるのです。

 

 

爪の成分

そして次に、爪の成分についてお伝えいたします。
爪は、毛髪と同じような性質をもち、表皮の角質が変化し硬くなった皮膚といえるのです。
つねに新しいものが作られているので、爪先のフリーエッジ部分には、神経や血管が通っていないために、爪切りをおこなっても痛さを感じることはないのです。
爪の主成分は、硬ケラチンといわれるタンパク質のかたまりからなっており、脂肪分の割合は0.15~0.7パーセントと少ないですが、その分水分量の割合は、皮膚の2倍ほどといわれています。
また、爪は硬い性質をもっていますが、カルシウムの割合は1パーセント以下といわれています。
骨や歯とは違ってくるということがここで証明できるのです。

 
そして、爪の強度は水分量にかかってくるといわれており、乾燥することで爪はもろくなり表面も荒れてくるという性質を持ち合わせています。
爪は誰でも持っているものですが、ネイルデザインのような表面的なオシャレのアイテムとしてだけでなく、体の大切な役割を果たしている箇所だともいえるのです。

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この記事は当ブログのライター「mimi」が書きました。

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