芳香浴で風邪や感染症の症状を緩和!~香りのイメージが心身を癒やす
アロマテラピーの活用法で最も一番手軽に楽しむことが出来るのは芳香浴ではないでしょうか。
例えば、お友達のお宅に遊びに行った時、玄関を開けたらふわぁ~っといい香りがしたらどうでしょう。
何だか第一印象でそのお宅のイメージがグッと上がりますよね。
香りは、人の記憶に残るものだと私は思っています。
記憶に残るだけじゃなくそのもののイメージにも繋がるんじゃないかな~っと思います。
記憶の中のイメージを彩るアロマ
よく『あの曲を聞くと10代の頃一生懸命取り組んだ部活の練習の日々を思い出す!!』ってことありますよね。
それと同じように香りにも、この香りを嗅ぐと大好きだった人のことを思い出しキュンっとなるとか、逆にこの香りだとあの嫌な時期の思いでしかないとか……。
音楽と同じように香りと記憶もきっとつながっていると思います。
ちなみに私がアロマと出会ったのは2人目の子供が産まれてからでした。
小さい頃から気管支が弱く、すぐに風邪や感染症をもらってきては保育園を休む日々が続いていました。
まだ1歳にもならない息子がゼイゼイとして寝苦しそうにするのが、かわいそうでかわいそうで一晩中付き添い眠れない日々が続いていた記憶があります。
風邪に効果的なティートリーとユーカリラディアータ
そんな時出会ったのがティートリーやユーカリラディアータの香りです。
ティートリの香りには強い殺菌・抗菌作用があり免疫力を高める働きがあり感染症予防の効果があるといわれています。
またユーカリの香りにも鼻腔、喉、肺の粘液を洗浄する殺菌作用があるので、風邪やアレルギー鼻炎、慢性気管支炎などの症状緩和に役立つ効果があるといわれています。
特にユーカリの中でもラディアータの香りはグロブルス種よりもやわらかい香りで、ウイルス性感染症に良いとも言われ、刺激もやさしく子供にも良いといいうことで愛用していました。
その頃の私にはアロマの効果は、子供が少しでも楽になるのであればと藁にもすがる思いだったのです。
お子さんのいるご家庭では芳香浴も工夫して
アロマポットやディフューザー アロマキャンドルなどにいれ芳香浴を楽しむのも見た目にも癒されますし、香りの拡散にも有効なのですが、小さなお子さんがいるお宅では子供のいたずらの標的にもなりかねませんよね。
もちろん、我が家もそうでしたから。(笑)
だから、我が家では化粧用コットンに精油を数滴垂らし後は洗濯ばさみにハサミ高いところの吊るす方法で使用していました。
見た目にはあまり良くないかもしれませんが、ドライにしているラベンダーの横に吊るしたりと、とにかく子供の手の届く場所やコンセント使用するものからは離れて精油を楽しむ方法を模索していた日々だったのを思い出します。
インフルエンザ予防にもティートリーとユーカリラディアータ
その効果がどのぐらい発揮されたのかハッキリとは検証できませんが、あの猛威をふるった新型インフルエンザが流行った時期。
やっぱり一番に流行にのり感染してきた息子でしたが、長女はもちろん私にも家族全員に感染を拡大すること無く終わることができました。
大人と違いマスクすらもちゃんとしてない1歳児の息子。
4歳の長女は感染してないのに、もちろんも姉弟ということで、保育園の通園はストップ。
24時間朝から晩まで同じ部屋でびっちり1週間過ごしていたのに感染せずに済んだ時の安堵感は、もはや何かの戦いで勝ったような誇らしい気分になったことを覚えています。
それからというもの我が家では感染症の流行する季節には必ずと言っていいほどティートリーとユーカリラディアータのお世話になっています。
また長期の看病の日々は本人はもちろん周りの人にとっても大変な時期です。
特に小さい子供相手の場合だと苦労も2倍です。
ずーっと家の中に引きこもり具合の悪い子と向き合うことの大変さは、一緒に過ごす親の気持ちへの負担にもなりかねません。
感染症に効果的な芳香が心にも安心感を
私にとってはこのユーカリラディアータとティートリの香りは、こればあればなんとなる!っというような強い味方のような気がして、毎回この香りを嗅ぐと安心したのを覚えています。
けっしてラベンダーやオレンジ、カモミールのようなリラックス効果が強いわけではないけれど、やっぱり香りのイメージで人の心も変わるんだなと思います。
今は息子も強くなり、大きな病気にかからないくらい免疫もあがってきましたが今でもこの2つの精油は私の中での救世主です。