残ったメイク汚れが悪臭を放つ?!鼻の毛穴の黒ずみ、正しいケア方法
「どこからか油が酸化したような臭いがする」こんなときは、もしかしたら自分の鼻が臭っているのかもしれません。
原因と対処法を知り、正しくケアしてあげましょう!
鼻が臭う原因は?
メイクをしたまま寝てしまったり、汗をかいても顔を洗わずに放置したりしていると、鼻の毛穴の中にだんだんほこりや汚れが詰まってきます。さらに鼻は皮脂の分泌量が多い場所なのでそれらが混ざり合い、雑菌が分解を始めて悪臭を放つようになります。毛穴が黒くポツポツしてくる頃には、もうかなりまずい状態になっているのです。
また、蓄膿症や臭鼻症などの病気でも鼻から悪臭がするので、他人に指摘されるほど臭いが強いのであれば早めに耳鼻咽喉科を受診することをおすすめします。
メイク汚れはその日のうちにクレンジングを
鼻の毛穴に詰まった汚れは頑固で、なかなかクリアにすることはできませんが、毎日の根気よさが明暗を分けるので頑張りましょう!メイクを落とすことは基本中の基本。どんなに疲れていても、せめてクレンジング・シートを使うぐらいのことはしておいたほうが無難です。
毛穴に詰まった汚れの落とし方
それでは、いよいよ毛穴汚れの落とし方に移りましょう。
毛穴の中の汚れを落とすには、その入り口である毛穴を開いてあげることが大切。専用のスチーマーやレンジでチンした蒸しタオルなどを使って、じわじわと毛穴を広げていきましょう。じゅうぶんに毛穴が開いたら、オイルタイプのクレンジングを使って汚れを溶かし出します。
最後に、クレンジング用のローションをしみこませたコットンでクレンジングオイルを拭き取り、洗顔をして、引き締め用のローションをたっぷりとしみこませたコットンでパッティングして終了です。
間違った毛穴ケアは絶対にNG!
巷で噂の毛穴ケアの中には、毛穴をキレイにするどころかますます悪化させてしまうものもあるので注意が必要です。
たとえば、一時期大流行した鼻パック。水で濡らした鼻に紙でできたパックを貼り付けるだけという手軽さと、はがしたときに角栓がびっしりと取れていることが目で確認できる即効性がウケて爆発的な人気を博しました。ところが、この鼻パックは角栓と一緒にお肌にとって大切な角質層まではがしてしまうのです。その結果、むき出しになってしまったお肌が外部の刺激から守ろうとして過剰に皮脂を分泌し、余計に角栓をつくりやすい状況を招いてしまいます。
また、指で毛穴から角栓を押し出す方法も、鼻の毛細血管をつぶして赤く腫れてしまうのでやめましょう。
鼻の毛穴ケアはじっくりと
鼻の毛穴のケアはあわてず、じっくり、毎日のお手入れで少しずつキレイにしていくことが結局は一番の近道。早くなんとかしたいからと刺激の強いケアを続けていると毛穴が黒くブツブツになってしまうので、かえって汚く見えてしまいます。