あなたの方法は正しい?半身浴で風邪を引かないための3つの対策
半身浴をしたことで風邪をひいてしまった人は、特にビギナーに多いのではないでしょうか?
ネットでもよくそのような書き込みを見かけます。
個人差や状況によって違いがあるのですが、上半身が冷えてしまうことで風邪を引くことがあります。
ここでは、半身浴で風邪を引かないための対策をご紹介します。
1. 上半身のかけ湯はできる限り避ける
体が冷えやすい人、普段から冷え性の人は半身浴前にかけ湯をする際に上半身にはかけ湯はせずに、下半身を中心にかけ湯をするようにしましょう。
かけ湯をした時は上半身は温かいのですが、半身浴をして時間が経ってくると、かけ湯によって濡れた上半身が今度は冷たくなり、それが体を冷やす原因となってしまうのです。
浴室の温度がある程度高い場合は大丈夫ですが、冬場などは浴室の温度も下がるので、体が冷えやすくなります。
肩の辺が冷えると風邪を引きやすいと言われていますから、特に気をつけるようにしましょう。
2. タオルをうまく使って防寒を
どうしてもかけ湯はしたいという人は、半身浴中に肩からタオルをかけて体を覆いましょう。
タオルがまるでコートのような役割を果たし、上半身が冷えないようにしてくれます。
タオルは乾いたタオルを使用しましょう。
あまりにもタオルが濡れていると、最初は温かくてもだんだん冷たくなり、体を冷やすようになってしまいます。
3. 冬のお湯の温度は40℃を目安に
半身浴で風邪を引きやすいのは、季節的には冬ですね。
ぬるま湯を意識しすぎて、寒い冬まで38℃くらいのお湯で半身浴をしていると、人によっては上半身が冷えて風邪を引いてしまうことがあります。
できれば冬の半身浴のお湯の温度は40℃程度に設定して、30℃台にはしないように心がけましょう。
また、冬に長時間の半身浴をするのは避けた方がよいです。
私も経験したことがあるのですが、やはり冬はお湯の温度が下がるのが早く、浴室の温度もすぐに下がってしまいますから、上半身が冷えやすい状況になりやすいのです。
お湯の温度をキープできるのなら心配は要らないかもしれませんが、40℃に最初は設定していたとしても、1℃、2℃下がるのはすぐなのです。
40℃から1℃下がると39℃ですから、あっという間に30℃台になりますよね。
それでなくても、冬は乾燥の影響によっても風邪を引きやすい季節ですから、他の季節より気をつけるようにして、半身浴で体調を崩すことのないように充分に気をつけましょう。