30代からの着物着用時ヘアアレンジ：襟足スッキリで若々しい印象に！

浴衣や着物は着る年齢が様々です。年齢に合わせて色味があったり、デザインがあったり、着物の種類もあります。帯のデザインや色や柄を変えることでお出かけにふさわしいスタイルになります。今回は、プラスしてその場に合ったヘアスタイルのアレンジを紹介したいと思います。

 
着る場面としては、浴衣はお祭りや花火大会など夏の期間です。着物はその他の時期に着ることがほとんどで、お茶会、結婚式、お食事会などです。未婚者、既婚者によっても着る着物が変わってきます。髪型も同じで年齢に似合ったスタイルにしましょう。

 

ポイントはスッキリ見せること！

１０代や２０代の方はハーフアップにすることも多いですが、３０代以上で髪が長い方はハーフアップにするのを避けた方が良いでしょう。何故なら、髪が老化していき髪の毛の質感も変わりパサパサな感じになります。顔も老化により少し下にタルミます。そんな状態で髪を下ろしていると少し疲れた印象に見えてしまいます。なので、髪の毛を顔周りと襟足をスッキリまとめることで若々しい印象になります。
では、どんな髪型がいいか紹介します。

【対象】
ミディアム～ロング

【必要な物】
鏡、ワックス、アメリカピン、Uピン、ゴム、ハードスプレー、コーム、ホットカーラーorカールアイロン３２mm　※ホットカーラーがあればホットカーラーで。なければカールアイロンでもOKですがカールアイロンの場合は根元のボリュームが出にくくなります。その場合はドライヤーでブローしてからやると良いでしょう。

 

着物に合うヘアアレンジの手順

1. 髪全体をホットカーラーorカールアイロンで巻きます。
※カールアイロンの場合は毛先をメインに巻きます。毛先にクセ付けをする程度でOKです。

2. 髪全体にワックスを付けます。揉み込むように付けると全体に付きます。

3. トップ、サイドに逆毛を立てます。
※サイドはボリュームを出さない方は逆毛を立てなくてOKです。

　

4. 耳の高さ辺りにゴムで１つに結びます。ゴムを結ぶ位置は少しゆとりを持たせて結びます。

5. 少したるんだ状態のまま髪の毛をまとめます。ゴムを隠すようにして髪を丸めます。

6. トップ、サイドのバランスを見て良い所でUピンとアメリカピンを使い固定します。

7. 毛先はカールさせているのでまとまりやすいと思いますが、まとまりにくい方は、手にワックスを付けながら毛先をまとめて下さい。

8. まとまったら全体にハードスプレーを付けます。

9. ハードスプレーが固まる前にコームで軽くとかすようになでて面を整えます。整えることで短い毛などもキレイに収まります。

10. 完成。もし飾りを付ける場合は、耳の高さくらいの所に付けると良いです。
トップとサイド襟足に少しタルミを持たせることで日本髪風になります。